半値戻しは半値戻し (original) (raw)

**先週の時点では**回復にはもう少し時間が掛かると思っていたけど、米国の経済指標が堅

調だったお陰でトントン拍子で目標ライン一歩手前までは到達。

Nikkei 225 (^N225) *1時間足

目標は一応200MA(1時間足)だけど、今の水準も日足25MA、急落前の窓埋めフィ

ボナッチリトレースメント61.8%、株価38000円と大変切りが良い水準。

ここまで分かり易いと逆に戻り売り狙いの逆手を突かれそうでショート入れるのは躊躇

してしまう(日足で見るとMACDゴールデンクロスしたばかりだし)。

先物だと既に金曜終値より500円ほど下げているけど、下落トレンドに転換したわけでも

ないのでもう少し様子見が必要だが、ドル円チャートを見ると、このまままた円安トレ

ンドに戻るような勢いはない。

USD/JPY (JPY=X)

次にNasdaq100は200MA(4時間足)上の攻防。

Nasdaq 100 Sep 24 (NQ=F) *4時間足

移動平均上にいるので、もう少し頑張って前回高値を超えて行きたいが材料に乏しい。

ジャクソンホールシンポジウムが来週22、23日、Nvidiaの決算が8/28。

それまでは様子見か。

NVIDIA Corporation (NVDA)

そのNvidiaは、窓埋めから切り下げ中の高値を抜けていくことが求められる。

決算次第だけど、ここのところ半導体銘柄の決算は冴えないし、電力会社Vistraの株価

もダウントレンドぽいし、天下のNvidiaがこけたら世界の株式は支えを失う。

Vistra Corp. (VST)

ビットコインも低調だし、流動性もあまり潤沢じゃなさそう。

Bitcoin USD (BTC-USD)

今週発表された経済指標の中で、PPIと小売売上が相場を押し上げる材料になった。

小売りを押し上げた自動車セールスは何か怪しいとの噂。

https://i0.wp.com/mishtalk.com/wp-content/uploads/2024/08/Nominal-Advance-Retail-Sales-Percent-Change-Month-Over-Month-2024-07-1.png?resize=1024%2C649&quality=80&ssl=1

7月の小売売上高は、自動車が主導した0.2のマイナス修正から1.0%増加した。

私は自動車販売のカウント方法に懐疑的です。

自動車の売上高は、車がロットにどれだけ長く座っているかに関係なく、メーカーから

ディーラーに出荷されたときにカウントされます。

これは自動車販売を大きく歪めます。

Retail Sales Surge In July from Smaller Negative Revision – MishTalk

一時は景気後退かと騒ぎ立てて相場が荒れたが、あれは予行演習みたいなものだと捉え

株価が戻ってもうかうかしてる場合じゃない。