徒然とエモーション (original) (raw)

RISING SUN ROCK FEATIVAL 2024 in EZOの2日目の感想です。いつものことだけどスピッツだけ感想が長いです。

本当はトップバッターの打首獄門同好会みるつもり満々だったんだけど、疲れのせいか腰が1日目の終盤から「あ…やばいな」という違和感で泣く泣く断念。

知人と会う約束していた関係もあって、ゆっくりdef garageでのOmoinotakeから2日目スタートになった。

Omoinotakeを観に向かう途中、サンステージではちょうどLiSAのステージがはじまっていて「紅蓮華」歌っていた!!!横目でLiSAのステージを見つつ移動。

def garageには「幾億光年」でビッグヒットを飛ばしたこともあってか、すでにたくさんの人が集まっていた。個人的にはOmoinotakeはスピッツのロビンソンをカバーした動画とかを公開したりしていたのでかなり初期から知っていた。

スピッツファンだからというのもあって、あんまりスピッツのカバーってぴんとくるものないんだけど、Omoinotakeのロビンソンカバーはすごく好きだったのと、ギターレスなバンドっていうところも珍しくて注目してた。

「幾億光年」、良い曲だけどこれまでの曲と違ってちょっとヒゲダン味あるなあ(気分悪くさせたらすみません…)って実はちょっと思ってたんだけど、ライブ観たらやっぱり全然違ってた。シティーポップとロックがいい具合にミックスされた感じで聴いていて気持ちいい。「蕾」とかめちゃくちゃかっこよかった。

友人と無事に合流して、グッズ売り場付近でしばし歓談。

友人は**泉谷しげる**を観に行くというので(泉谷しげるといえば「春夏秋冬きっと聴けるね~といったら、なんと友人は「春夏秋冬」知らないと言っていた。春夏秋冬知らずにしげる観に行くんか!?と驚愕したよ…。まあ知らなくても楽しそうではあるけども。)いったんお別れして、THE BACK HORNを観にアーステントへ。

すんごい久々に観た**THE BACK HORN**、めちゃくちゃかっこよかった!

ダイバー凄すぎて怖かったし、すごい大合唱で「おおぅ」ってなったけど、これぞアーステントのアクトだなって感じ。やっぱり定番だけど私のようなお久しぶりさんは相変わらず「コバルトブルー」やってくれているのがうれしかった。

ライジング2日目の夕方近くにして初めてサンステージへ移動して、初めましてのSaucy Dog。若いファンがめっちゃ多い。てかサンステージ激烈に広い。フェスのメインステージです!って感じの横綱感だった。

1曲目のイントロが始まった瞬間ざわめきと大きな歓声が起きて「シンデレラボーイ」が始まった。

この曲のサビのメロディーと歌詞があまりにもぴったりで、口ずさむとめちゃくちゃ気持ちいい。”気づかないふりをしてそのまま つけるタバコが大嫌い”のところのメロディーを生で聞けて、あー最高だなって思った。

あと、サンステージに全然来ていないから他のバンドもよくあるのかもしれないけど、Saucy Dogはスクリーンの画像に歌詞を載せる演出になっていて(フォントや歌詞の出し方が今っぽくていい感じ)、視覚的にも楽しい。あれいいね。

**スピッツ**が始まる頃から、空がどんよりと雲に覆われてしまって、きれいな夕焼けを期待していた私は少し残念だった。

せめて雨は降りませんようにと願いながら、中央から田村さん側の10列目くらいのあたりにたどり着いた。たいへん見やすい。

ふとスマホを開いてみると、なんと9mm Parabellum Bulletがキャンセルになっていた。その時点では新千歳空港でのハサミ事件のことを知らなかったので、台風のせいかな?と思っていた。9mmのファンの気持ちを思うとなんとも言えない気持ちになったし、どうやら友人が観に行ったはずの泉谷しげるも開演が遅れているようで不穏な感じ。

スピッツのセッティングは着々と行われている。崎ちゃんのドラムセットあるし、マネージャーの坂口さんの顔も見えるのでスピッツは来ている…はず。

結局10分遅れで**スピッツ**のステージがスタート。ちょっと不安だったけど、ちゃんと来てくれていた。よかった。

私の前には大学生くらいの女の子3人組がいて、「スピッツ初めて観るね、楽しみ」と話していた。隣の20代くらいの男子も「スピッツ実在してるんだ、すげー」と言っていて、若い子たちにも楽しみにされているのがとっても嬉しい。

1曲目の「空も飛べるはず」のイントロが流れると、うわーっという歓声があがった。マサムネさんが歌いだすと何とも言えないため息のような歓声があがり、間奏では大拍手が起きていた。

もう、皆が「空も飛べるはず」を知っていて、揺れながら歌ってるのに感動してしまった。普段のライブだと歌われるのちょっと腹立つんだけど、フェスだと凄くいいなあと思ってしまう不思議。1曲目の選曲として大正解だった。

2曲目の「ハチミツ」もイントロでざわめきがあがって、割と知っている人が多そうな感じ。「醒めない」「恋する凡人」と軽快でスピッツらしいロックナンバーが続く。

前の女の子たちが「(スピッツ)全然しゃべらないんだね」って話をしていて、でもそろそろMC入りそうだよと思っていたら、崎ちゃんのカウントが始まってマサムネさんが ”思い出すのは君の歌” と歌いだした。

今年のカバーはなんとなんとVaundyの「怪獣の花唄」!!!!

(この曲イントロがないから本当にいきなり始まった感じで、最初マサムネさんMCなのに間違って歌いだしちゃったのかと思った)

スピッツのことあまり知らない人は夏フェスではカバーが定番なんて知らないだろうから、きっとすごくびっくりしたのでは?

というか、カバーするって思ってた方もまさかVaundyだと思ってないから、すごいびっくりしたしめっちゃテンションあがった。だって昨日Vaundy出てるし。

ちなみに「怪獣の花唄」はここ何年間かのスピッツカバーのなかでも一番好きだー。

すごくキーの高い曲だから、マサムネさんの高音が映えるし、明るい曲調でスピッツの皆さんも演奏していて楽しそう。サビ前のマサムネさんの「ねえ もっと」の言い方がVaundyと違って切ない感じなのもすっごいよかった。

「怪獣の花唄」の後にMCが入り、札幌には15日の最終便で入っていたこと、「ライジングに出ようと思うアーティストは札幌に住むべき」と言って会場を沸かせたあと、Vaundyのカバーに触れて「昨日見たかった人のために、**ジェネリックVaundy**ということで笑」という名言を残していた(田村さんが、俺らジェネリックなんだ…って言っていたのがツボに入った)。三輪さんも「これ(怪獣の花唄)以上の盛り上がりはないから」などとジェネリック発言して皆を笑わせた。ああ、いつものスピッツだ。

時間が長めなので曲数もフェスにしては長めにやりますのでごゆるりと自由に楽しんでください、と(いうようなことを)マサムネさんがお話しされて、長めなのうれしい!!!と思っていたら、なんと始まったのは「日なたの窓に憧れて」。

ラブ・コール2だけ(あいみょんリクエスト曲だし)かと思っていたからびっくり&うれしい。この曲をフェスで聴けるとは…。「若葉」ももちろんやってくれた。

「魔法のコトバ」「スパイダー」の後のMCでは、サンステージの端から端まで歩くマサムネさん。ちゃんと両端まで行って、PAテント裏のお客さんに声かけされたりして。

あと相変わらず熱烈なセコママニアぶりで、今回はプリンをお勧めしていた。いつも北海道来るときは保冷バッグを持ってきているらしい。

MCの後は北海道にちなんだ曲という紹介があって「優しいあの子」、北海道で毎回演奏してほしいなあ。

そして、次の「美しい鰭」が始まったとき、前にいた若い女の子たちがとても嬉しそうに顔をぱっと輝かせた。スピッツ最新の大ヒット曲。

大御所だけれど、昔のヒット曲だけではなく今のスピッツのヒット曲でいろんな年代の人の心を掴んでいるの、本当にすごい。石狩の空に、美しいファルセットが溶けていくように感じた。

今日は田村さんおとなしめだな…と思っていたら「8823」はいつも以上にすごかった笑。割と皆田村さんに釘付けだったもん。

途中でベースおいてお客さん煽ってるし、ドラムスティックでベース弾いたりするし、動きすぎてコードがピーンてなっちゃって立ち尽くしてたりとか、やりたい放題。

よくあんなスンって顔してマサムネさん歌ってるよなあって感心しちゃった。

そしてもっと意外だったのは、ラストに「野生のポルカ」持ってきたところ!!!

え、最高か。。。と思った。

曲知らないであろう人たちもみーんな踊っていた。”駆けめぐりたい 石狩の空を”っていう歌詞がこれ以上あうロケーションってない。ラストを「野生のポルカ」にしてくれた人にお礼を100万回言いたいです。ありがとうございます。

野生のポルカ

スピッツのステージが終わった後の周りの人たちの表情も最高だったな。

フェスでしか摂取できないものってあるよね。同じようなセットリストでスキマフェスもラブ・コール2も観てるんだけど、なんかライジングのスピッツが最高だった。

あたりはすっかり暗くなって、スピッツの余韻でふらふらーっと歩いていたら、ついた先では後輩ズーカラデルが演奏中。

大好きな「アニー」はどうやら1曲目だったようで聞けなかったけれど、札幌を歌った「シーラカンス」や代表曲「漂流劇団」で超盛り上がった。地元ということもあって、多くの人が来ていたし、あたたかい雰囲気のライブだった。

あり・がと!っていういつもの挨拶にニコニコしてしまう。

いよいよ腰がやばくなってきたので、フレデリックのライブの音を遠くに聞きながら休憩し、**the pillows**のライブへ。

こちらも最高のセットリスト。「ハイブリッド レインボウ」めちゃくちゃよかった。

本当はIndigo la End観たかったんだけど、あまりにも深夜過ぎて腰的にも体力的も無理だったので(ゆるい下り坂を歩くとぎっくり腰になりそうな感じ)、今年のライジングはここで終了して帰宅しました。。。夜中に「夏夜のマジック」聴きたかったなあ。

いろんなフェスがあって比べるものでもないし、それぞれの良さがあるんだけど、ライジングのよいところは「音楽が目的でもいいし、音楽が目的でなくてもいい」というところだと思っている。高いチケット代を払っているのに、たぶんまったくステージを観ない人だっていると思う。

でもそれでよいのだ。余白を楽しむ余地がめちゃくちゃある音楽フェスがライジング。

また来年もいけたらいいなあ。

次回のライブは9月の豊洲サンセットの予定です。

今週のお題「まつり」なので、お題にかこつけて執筆時点で前日に行っていた**RISING SUN ROCK FESTIVAL 2024**について。

前に行ったの2019年なので5年ぶりだった…間にコロナあったりとかしたのはあるけど、好きなフェスとか地元近くとか言っておきながらお久しぶりのライジング。

今年は21年ぶりにライジングに出るスピッツが観たかったのはもちろんとして、もうすぐ活動休止してしまうフジファブリックのfor campersが絶対観たくて1日目の方が興味あるミュージシャン多かったので通しチケットで参加!

自宅から近いのでキャンプしないで通いで行ったんだけど、めーーーっちゃくちゃ疲れた。でもそれ以上に楽しかった!

久しぶりで忘れてたステージ間移動の距離にはかなりやられた。体力ないので涼しくなかったらばてて予定の半分くらいしか観られなかったと思う…今年涼しくてほんとによかった。

後からみたら2日間で40キロ歩いていた。

ちなみに観たのはざっくり以下の通りです。

1日目

奇妙礼太郎BAND→離婚伝説→羊文学→ALI(最後の方だけ)→syrup16g→Vaundy(初めの方だけ)→フジファブリック

2日目 腰がギックリ腰寸前だったので、大事をとってゆっくり出発

着いた時にサンステージでLiSAがちょうど紅蓮華歌ってたのを聞きつつ

Omoinotake→THE BACK HORN→Saucy Dog→スピッツ→ズーカラデル→the pillows

本当は夜のindigo la Endみたかったけど、本格的に腰がヤバくて(会場でギックリなったら目も当てられない…)ここで終了しました〜。

まずは1日目の感想から。。。フジ長めになります。

私のライジングはボヘミアンガーデンの**奇妙礼太郎BAND**からスタート!

ライジング名物のふかふかの干し草のうえで「赤いスイートピー」や「オー・シャンゼリゼ」など皆が知っている曲も交えた楽しいセットリストを堪能。「オー・シャンゼリゼ」では歌の入りを2度逃して、「こんなことないんだけどな…」と礼太郎さんが苦笑いする場面もあった。

サンステージとかは夏フェスといえば!みたいな大ステージだけど、ライジングに来たーって感じするのはこのボヘミアンガーデンなんだよなあ。一番自由な雰囲気あるのがボヘミアンって感じ。

同じボヘミアンガーデンで次に観たのは離婚伝説

初めてライブを観たのだけど、素晴らしかった。

もっと流行りのオシャレ系をイメージしてたんだけど、ゴリゴリのギターソロとかあって思った以上にロックしてた。というか、曲自体がめちゃくちゃ良い。

気づけば観客もいっぱいで「愛が一層メロウ」はサビで大合唱。個人的に今いちばん注目している曲「本日のおすすめ」も聴けてよかった。

それにしても昨日のAIR-G(北海道のFM局)に離婚伝説が出演しているのを聴いていたんだけど、離婚伝説のファンの呼称がバツイチだって話していたのがインパクトありすぎた。ここで一緒に楽しんでいる人たちバツイチなんか…って思いながら一緒に「愛が一層メロウ」って連呼したの楽しかった。

レッドスターフィールドへ移動して羊文学

こちらもライブ観るの初めて!

モエカちゃんが出てきた時に周りの男性陣が「かわいい」を連発してた。結構男性ファン多めなんだな。確かにモエカちゃんポニテで白いトップスにダメージジーンズでとてもかわいかった。

ライブはかわいいとは無縁な感じのゴリゴリの演奏で始まって、めちゃかっこいい。歌も特に低音部分がすごい魅力的だと思う。ああいう低音の出るロックバンドの女性ボーカルって意外と珍しいので(それでいて高音もきれいに出る)すごい武器だな。

一方でMCではフワフワ系でギャップが良い味出してた。

「Burning」や特に「more than words」のイントロで大きな歓声が上がっていて、その盛り上がりは人気バンドのそれだった。

個人的に残念だったのは期待してた「光るとき」がセトリになかったこと。聴きたかったなあ。

ライジング恒例の缶バッジガチャやるかーと思ってグッズ売り場に来たら、その真横のデフガレージでALIがライブ中。

ちょうど「LOST IN PARADISE」を演奏していたのでひとしきり踊ってきた。ホーンも入っていてすごく華やか。

羊文学の「more than words」を聴いたばかりだったので呪術廻戦繋がりでテンション上がった。

そのあと缶バッジガチャガチャを10回引いてスピッツフジファブリックも出なかったけど、優しい方にスピッツのと交換してもらえたーうれしい。

翌日にフジファブリックにも交換してもらうこともできたので、あとは持ってる缶バッジは声かけられた人と交換してきた。

それにしても(ここから少々愚痴なので嫌な方は読み飛ばしてください)、毎回思うんだけど缶バッジ交換のプロみたいな人ってなんなんだろう。

なんかたくさん種類持ってるんだけど、特に欲しいやつがあるっぽくもないし、コンプ目当てでもなさそうなのに、誰かが「〇〇と交換してください!」ってお願いしても、相手の持ってる缶バッジを値踏みして、「(あなたの手持ちのバッチと)〇〇とだと厳しいっすね~」とかいう人。

なんかミュージシャンを勝手にランク付けして(実際してるんだけど)る感じでちょっと不愉快だった。

実際私も2日目にフジファブリックと交換お願いした人から、「昨日フジファブのステージ見ましたか?」みたいなこと言われて、質問の意図がわからなかったけど、フジファブリックのステージは見たので「はあ」って答えたら、「フジファブのステージ見たって人にだけ交換してあげることにしてるんすよ」みたいなこと言われてめちゃ腹立ったんですけど。え、何その上から目線って。なんならあなたよりたぶんずっとフジファブリックのファンですけど!?あなた「若者のすべて」以外に昨日フジがやった曲のタイトルわかりましたか?って言い返したかったけど、無駄なもめ事起こすのもばかばかしいからやめた。普通に断ってくれればいいのにね。

愚痴愚痴してすみません。

ほんでもって、バッジガチャのあとはサンステージの**sumikaを横目に見ながら(1曲目は「Lovers」だったー)ラウドなバンドが出ることが多いアーステントへ移動してsyrup16g**待機。

sumika観たら絶対楽しいのわかっていたけれど、スキマフェスでも観ているし、sumikaはまた観る機会あるだろうなと思ったので、ここは涙を飲んでsyrup16gを選択。始まるまでに7割くらい埋まっていて、案外若い子も多かった。

私は熱心にsyrup16gを聴いていたわけではないのだけど、暗い歌詞をきれいなメロディーに乗せて歌うバンドというイメージを持っていた。

実際に見たボーカルの五十嵐さんはめちゃくちゃ声量があって、どちらかというと声は陽の方というか、そのアンバランスな感じが逆に魅力的だなあと感じた。

「死んでるほうがマシさ」なんて歌ってるけど、逆説的に生への執着を感じさせる感じ、めちゃくちゃロックしていた。それでいて人生短いから楽しく生きようみたいなことをお話しされてたのも意外でよかったな。

ほかのフェスでいうところの初日のヘッドライナーであるVaundy

やっぱり歌がうまいんだよな~。「怪獣の花唄」本当に盛り上がっていた。サンステージ後方から見てると圧巻だった。

sumikaに虫がいっぱいいるよと言われたけど、スモークもくもくで、虫も逃げて行ったと話していたのが印象的だった。ほんと虫が多くて、アーステント前の大塚製薬のブースでジャワティー買おうとしたら蛍光灯に虫びっしりで、店員さん大変そうだった…。お互い虫を払いのけながら、なんとかジャワティーゲットした。

Vaundy最後まで見てからだと大渋滞で大変そうだし、今回ばかりはどうしても**フジファブリック**を前方で観たかったので、途中でレッドスターフィールドへ。

私が行った時にはすでに100人くらいは待機していたけれど、無事金澤さん側の3列目くらいに立つことができた。

ステージの開始は23時予定だったので、まだ長いな~と思っていると、加藤さんがリハでステージに登場。あいかわらず飄々としていてナチュラルな雰囲気で和む。

次はダイちゃんがリハに登場。ちょっと固い雰囲気?と思ったけど、こちらがそう思うからかな。

加藤さんダイちゃんはリハに出てくること多いけど、山内さんはあんまり出ないもんな~と思っていたら、ダイちゃんが下がった後に山内さんが出てきて、ひとつひとつギターの音をチェックされていた。

「これ、中学時代に初めて買ったギターなんだよ」とかって、たまに客席にお話し振ってくれるのがよかった。

これで終わりかな?と思っていたら、山内さんが「みんな出てくるかな?」とかって言い始めて、なんと皆さんご登場。

リハーサルなのに、「楽園」をフルコーラスで演奏されて、「今日のフジファブリックは良い感じです!!!」と言って下がっていった。

なんという豪華なリハーサル。すごいうれしかったな。

サンステージのVaundy終了後から人が続々とレッドスターフィールドに集まってきて、やっぱり早く来ておいてよかったと思うくらいに集客は膨れ上がっていた。

活動休止の報を受けて皆、フジファブリックを見に来たのだと思うけれど、それがちょっと切なくもあった。

今日のステージが始まってしまったら、もう3人のフジファブリックを観られないかもしれない。始まってほしいけど、始まってほしくないようなそんな複雑な気持ちで、フジファブリックのステージ開始を待っていた。

生成り色のようなジャケット上下(加藤さんだけつなぎ)を着たメンバーがステージに登場する。1曲目はアルバムPORTRAITから「ショウ・タイム」だった。「あれよあれよあれよと上演だ」という歌詞が、今日のステージの開幕を告げる。

もしかしたらこれで最後になってしまうかもしれないライジングサンのステージの開幕を飾るのにこれ以上の曲はないのでは!?

大好きな「徒然モノクローム」、PORTRAITから「KARAKURI」へ。

特に「KARAKURI」は音の厚みが凄くて、メンバーの演奏から目が離せなかった。

今回のフジファブリックはfor campersという通しチケットを持っている人だけが見られる深夜プログラムで、持ち時間も1時間。普段のフェスよりも長くみることができる。

そして事前にアナウンスされていた特別ゲストが呼び込まれた。

一人目は、UNISON SQUARE GARDEN、今回のライジングではXⅡⅩとして参加の斎藤宏介さん。

フジの夏グッズのTシャツ(白に黒文字のやつ)姿で「ひとりめの斎藤でーす」と言ってご登場。歌ったのは大名曲の「Green Bird」。イントロでうわーって変な声が出てしまった。

斎藤さんの声で聴くとちょっと都会的な雰囲気になった気がした。歌い終わって、斎藤さんと山内さんがハグしていた。

続いて二人目の斉藤さんである斉藤和義さん、前は山内さんのソロで共演したけれどフジファブリックとしてはフジフジフジQ以来だとのこと。

斉藤和義さんとの共演曲は「ブルー」。ひっそり始まる美しい曲で、斉藤和義さんの歌声にうっとりしたけれど、なんといってもアウトロのセッションが素晴らしかった。

アコギの斉藤和義さんとエレキギターを思う存分に弾く山内さん。ずーっとこのまま楽器引き続けてていいよって言いたくなるほど素晴らしい瞬間でもあった。

演奏が終わった後の山内さんと斉藤和義さんとの両手の握手もよかった。

ゲストがステージを降りたあと始まったのは「LIFE」。

山内さんがボーカルをするようになってからのフジファブリックを代表する曲だと私は勝手に思っていて、こんなにも楽しい曲なのにもうライジングで「LIFE」聴くことないのかもしれない…って思ったら無性に泣けてしまった。

でも泣いちゃったらステージ見えないから、がんばって涙をこらえて渾身の力で腕を振った。きっと今日の「LIFE」は忘れることはないんだろうな。

お祭りソングで熱狂の「Feverman」、舞台袖にはBOBOさんがいたと後から聞いた。Vaundyのステージ後に駆けつけてくれたんだろうな。その事実にまた胸が熱くなった。

この日集まった多くの人がこの曲目当てで来ただろう「若者のすべて」の後のMCで山内さんは、「またいつの日かフジファブリックとしてライジングのステージに立つことを夢見ています」ということをお話しされた。

もしかしたらその「いつの日か」はこないかもしれないし、ファンに向けてのリップサービスだったかもしれないけど、私はその言葉に救われた気がした。

山内さんがそういうならその日を待っていればいいかなって。

そしてそのMCの後で演奏されたラストの曲は「破顔」。

「会いたい人に会えたかな」という歌詞が胸に響く、渾身の演奏だった。

破顔

破顔

私は大阪城ホールの3マンにも行かないので、もしかしたら活動休止前にフジファブリックを観るのはこれが最後になるかもしれない。

すごく感傷的な気持ちだったけれど、このライジングのステージを観ることができてよかった。「いつの日か」という言葉で待ってていいんだなって救われたような気持ちだった。

さてさて、このへんでいったん一区切り。

2日目は次回の投稿で書きたいです。スピッツのステージ素晴らしすぎたので、、、あまり期間をあけないように、、、、したい。したいです。

ちなみにいちご削りと布袋のザンギおいしかった。

どうせ当たらないと思ってオフィシャル先行に応募したらまさかの当選、その前週はスキマフェスに参加予定だったので、体力とお財布とお休みの心配してたけど、無事参加できました。

スピッツはスキマフェス以来一週間ぶり、あいみょんは瞬間的シックスセンスのツアー以来のライブ!

しかも会場は有明の東京ガーデンシアター(めっちゃ見やすくて好き)ということですごく楽しみにしてた。

スキマフェスで夏のスピッツグッズ買ったばかりだけど、この日はラブ・コール2のあいみょんグッズで行きたくて会場でTシャツとポケサコ購入、デザインがオシャレで◎

席は2階の最後列。後ろに気兼ねなく見られるし、スキマフェスのことを思えば全然近い、贅沢すぎるくらい。

ファンは大体半々くらい?スピッツあいみょんも大好きなのでワクワクしながら席につきました。

入口でTシャツの柄にもなってるあいみょんスピッツのイラストのステッカーと、スピッツの展覧会のフライヤー貰えてテンション上がった!

展覧会は行けるかわかんないけど日帰りで1回くらいは行きたいな、可能であればオバケのロックバンドの時に行きたい。

ライブはあいみょんの感動が移って私も大感動、涙のライブになりました。

ネタバレ注意プチ感想です。

スピッツ

相変わらずぬるっと登場したスピッツ

1曲目はスキマフェス同様「空も飛べるはず」。

あいみょんのファンの皆さんもご存じであろう超有名曲なので、イントロで大歓声が沸いた。

やっぱり野外と違ってあたりまえだけど音響はバツグンにいい、なにより見やすくて嬉しい。

「ハチミツ」「恋する凡人」まではスキマフェスと一緒、4曲目で軽快なドラム音が聞こえてきてハッとする。「醒めない」だ!

醒めない

醒めない

マサムネさんが毎週パーソナリティをしているラジオ「ロック大陸漫遊記」の最後にかかる(かからないこともある)、ロックマジックから醒めないスピッツをあらわしているような曲だ。

やっぱりセットリスト違うなあ、嬉しいと思っていたらその次はなんと、あいみょんの「君はロックを聴かない」のイントロが流れてきた。

これにはスピッツファンもあいみょんファンも

大盛り上がり。

しかもさーセットリストが「醒めない」からの「君ロック」なんだよ?狙いすぎでしょ、これあいみょん号泣案件じゃないか!?と思ってたら、あいみょんはやっぱり袖で泣いたみたいだった。

君はロックを聴かない

ちなみに君ロックのカバーはあいみょんには秘密だったらしく、MCでこんなやりとりが(記憶なので正確じゃないかも)

マ)緊張したー

テ)緊張したね、もう終わってもいいね

マ)あいみょんを驚かせたいので、って言われて

リハーサルしてないんだよね

テ)曲順表にも「アレ」って書いてあるの

田)君はロックを聴かないってあいみょんが醒めないを聴いてできた曲なんでしょ?

マ)そうなの?

田)知らないで演ってたの?嘘でしょ

マ)歌ってて、歌詞がなんで男子の気持ちがわかるんだろうって思ってた

君ロックの由来は私でさえ知ってる有名エピソードなのにね。

スキマフェスの時も思ったけど、マサムネさんって結構適当っていうか、ふわっと天然発言するよね…笑

カバーの次はあいみょんのリクエスト曲、ということで「日なたの窓に憧れて」と「若葉」。

日なたは30/50ツアーでやってた気がするけど、若葉は本当に久々な気が…。

若葉

若葉

マ)見て見ぬふりしてきた曲たちを、、

テ)俺らが何が聴きたいですかって訊いちゃったからね

というくらいレアな選曲だった。あいみょんファンはポカーンだったかもだけど笑、聞けてあいみょんに大感謝!

「魔法のコトバ」「スパイダー」と続いて、次のMCではこんなこともお話されてた。

マ)こんな地味なやつがステージ立ってていいなかなって思うことがあるけど、あいみょんのような若いアーティストがリスペクトしてますって言ってくれると、ステージにまだ立ってていいんだって思う

そして、フヮーンってイントロが鳴って、あっと思ったらやっぱり「優しいあの子」、帯広公演以来この曲を聴くと自然と涙が出る体質に…有明の地で北海道の青空を思いながら聴いた。

最後3曲は「美しい鰭」「8823」「君は太陽」とスキマフェスと同じ流れで終了。

8823の時は相変わらず田村さんに目が釘づけ👀

崎ちゃんのうしろをぐるーっと回ってテツヤさん側で暴れ回ったと思うと、座ったり寝っ転がったりで相変わらずの大暴れ。

マサムネさんは相変わらず涼しい顔して歌ってたけど、あいみょんのファンはどう思ったんだろうね笑。

あいみょん

「ジェニファー」でスタート!久々に観るあいみょんのライブ、かわいい〜声量ある〜かわいい〜ばかり思ってた。

あいみょんはオレンジ色のTシャツ着ていて、めちゃくちゃ似合ってた。あいみょんのファッション大好きなので、年甲斐もなくファッションとか参考にしてる笑。

「桜が散る頃には」の次は大好きな「愛を伝えたいだとか」だったんだけど、ただでさえめちゃくちゃカッコいいこの曲を紫と緑の照明が引き立てていた〜かっこいい方のあいみょん大好物。

愛を伝えたいだとか

「満月の夜なら」「ノット・オーケー」の後のMCで「バンドメンバー含めてめっちゃ緊張してあいる」と言って演奏されたのは、スピッツの「魔法のコトバ」。

魔法のコトバ

きっとカバーやるだろうと思っていたけど、なんとなく意外な選曲だった。しかもスピッツのセトリにも入ってるし笑。

後半、緊張からか歌詞をちょっと間違っちゃったけど、素敵なカバー。聴いてるとあいみょんの曲ぽくも聞こえてくるフシギ。

「裸の心」「会いに行くのに」に続いて、ご本家あいみょんの「君はロックを聴かない」が演奏されると、幸福なオーラが有明ガーデンシアターを包んでいた。

歌い終わった後にあいみょんが、皆さんは同じ公演の中で同じ曲を2曲、2回も聴いたんだよ、そんなの珍しいよねって話してて「本当にね!」って思った。でもこんな愛あるカバーなら何度聴いてもオッケー👌

ちなみにスピッツの君ロックカバーはあいみょんへのサプライズってことで、リハーサルでもやらなかったらしいけど、あいみょんあいみょんバンドはリハーサルで「魔法のコトバ」をバリバリに練習してたとのこと。

サプライズにはならなかったけど、練習してくれたのスピッツも嬉しかったと思うな。

前日のsumikaのライブでおとなしいと思っていた自分のファンがめちゃタオル振り回してるのを見て衝撃を受けたというあいみょん、「みんなどんなタオル持ってきたのー?」と観客のタオルいじり。

スピッツのMIKKEツアータオルをかわいいよね〜、夏タオルのペンギンをかわいい😍とスピッツタオルに目がいってた様子で、スピッツ愛を隠すって言ってたのにダダ漏れてたのかわいい。

そんなあいみょんのお願いで持ってたタオルを思い切り振り回した「鯉」から「貴方解剖純愛歌 ~し☆ね~」でしねーって一緒にコーラスできてよかった。

歌詞は過激だけど、初期のあいみょんを代表する熱烈な凄い愛の歌。テレビとかでは流れなさそうなので、ライブで聴けるのが嬉しい。

貴方解剖純愛歌〜死ね〜

そして多幸感いっぱいの「マリーゴールド」と、私が一番大好きなあいみょんの曲である「GOOD NIGHT BABY 」でラスト!

ひぃーっとなるほど満足度と高いライブだった…。

語彙力ないのでこの感動をうまく表現できてないのが残念。

さて、次はRISING SUN ROCK FESTIVAL 2024に行きます!!

21年ぶりライジングのスピッツだけでなく、for campersのフジファブリックなどなど観たいミュージシャンたくさんだー。

昨日よりさらに暑くなった(湿度が高くて、前日より風がない)スキマフェス2日目。

暑さに不安を抱えながら早めに会場へ。

リストバンドは交換済み(通しチケットなので)なので、早めに行けばすんなりグッズが買えるのでは!?と思っていたけど、そこまであまくなくて、8時30分頃に着いた頃にはリストバンド有の列ももう300人以上ならんでる感じだった。

昨日の噂を聞きつけた人が多いのか、リストバンド交換の列に至ってはその倍くらい。もう外にまで達してるくらいの長い列になっていた。

グッズ販売は室内なので並んでてもそこまで苦ではなくてほんとにありがたかった。

会場にはいって、アーティストグッズ売場にあるスピッツのブースに着いた頃は70人くらいいるかなって感触で、割とすぐに欲しいものは買えた。

でも、その後どんどん列が長くなって、もう少し遅く来た方は相当待つことになったのでは。

キャッシュレス対応の機械の数が少なくて待ち時間があったし。私は買わなかったけど、エレキネコTシャツが1番人気あって、お友達分なのかなんなのかすごい点数買っている方もいて、個数制限したらいいのになって思った。並んでる人に行き渡るようにすべきでは?と、いつも思う。ここで言ってもしかたないですが。

あ、ちょっとマイナスモードになりかけたけど、ライブは楽しかったことを書きまーす。Day2、スピッツ多めになっちゃいます。ネタバレご注意願います。

DAY2

緑黄色社会

すっかりスターになったリョクシャカ、初めて観ました。気温も暑いけど、ステージも熱い。

長屋さんの力強い歌声が暑さでへばりそうな私に元気をくれる。

コールアンドレスポンスで盛り上げて、給水の乾杯タイムを作ったり、フェス慣れしてるな〜って思った。

あとpeppeちゃんが鬼かわいい。長屋さんの美しさに注目いきがちだけどpeppeちゃんファンも絶対多そう。

ドラマの主題歌にもなった「サマータイムシンデレラ」では大橋さんとの競演もあり、大ヒット曲「mela!」では観客みーんな立って盛り上がってた。

個人的には薬屋のひとりごとのOPだった「花になって」の演奏がめちゃくちゃロックバンドしててよかった。

花になって - Be a flower

この歌の最後、♩笑って でバチっと終わるところ気持ち良くて好き。

2番手、東京スカパラダイスオーケストラは観る気マンマンだったんだけど、リョクシャカの時暑すぎて頭がボーッとしてきてヤバい感じだったので、レストエリアのスクリーンで観てました。

「青い春のエチュード」で長屋さんとの共演&「美しく燃える森」での大橋さんとの共演も素晴らしかった。

この日の出演者には民生さんもいたのでちょっとだけ期待したけれど、さすがに出てこなかった笑。

sumika

このフェスでも本気のリハをやっていて、始まる前から盛り上がってた〜しょっぱなから楽しい。

sukima でーす!と言って登場した(と思う)のに、いまいち観客に伝わってなくてもう一回言ったけど、やっぱりややすべってた片岡さんに笑ってしまった。

sumika のライブは去年のロックのほそ道以来で、絶対楽しいのでとても楽しみにしてた。

「Starting Over」から「Lovers」へとヒット曲を続けて、ライブの定番「ふっかつのじゅもん」で盛り上がる。

そのくらいからパラパラと雨が…大橋さんと一緒に「願い」を歌った頃には大粒の雨が降ってきて、大橋さんが歌詞を粋にアレンジする場面も。

あと「願い」は大切な曲ですってすごく良い感じの前フリで始まったのに、大橋さんが歌い出しミスってやり直したり(もう一回あのふゎーんっていい感じの音出して!ってお願いする大橋さん、よかった)とか、貴重な場面も見ることができた。

新曲をやります、僕たちにとって新曲だけど、皆さんにとっては有名な曲です、といって演奏された「ガラナ」(スキマスイッチのカバー)もとてもよかった。

いつも楽しい!で溢れているsumikaのライブ。

スキマフェスでもあいかわらずの楽しいライブで皆の心を捉えていたと思う。今年のライジングでも観るつもり!

ふっかつのじゅもん

前のライブでノリのしかたを覚えたのでめちゃ楽しく参加できたし、ふっかつのじゅもん〜願いまでの流れがきれい過ぎた。

次のいきものがかり、2日目のダメージと暑さと雨に打たれた疲れで一時室内に避難してお休みしてたので残念だけど観られなくて残念、ごめんなさい。

奥田民生

ぬるっと出てきて超カッコいい演奏をぶちかましたのは民生さん。

「手紙」「スカイウォーカー」「マシマロ」とロックなナンバーが続く。一見さんにも忖度なしのセットリストで攻めてるなあと思った。

ステージ上には星のマークでお馴染みのサッポロ黒ラベルが燦然と置かれてた笑。

雨が降るはずと思って選んだという(民生さんの時はどんよりした曇り空)「INABIKARI」はロケーションにはピッタリだった。

媚びないセットリストもまたよしと思っていたところに来た「さすらい」では若い子たちも皆ノリノリになっていた。やはりヒット曲あるってすごい。

ラストはなんと大橋さんを呼び込んで「イージュー★ライダー」で共演。

明るい歌で多幸感いっぱいのステージなのに、歌詞が無性に沁みて泣けてしまった。この曲もまた私にとって青春の1ページを彩った曲だったのよね。

イージュー★ライダー

私が民生さんの曲で一番好きなのはThe STANDARD という曲(泣ける)なのだけれど、今日聴いたイージュー★ライダーは無性に泣けたのなんだったんだろう?歳を取ったということか。

スピッツ

日比谷音楽祭を特別枠とするならば、夏フェスシーズンがここから始まるスピッツ

出囃子はなくぬるっと登場。

sumika の時に降った雨も以降は持ち直して、曇り空。涼しくは無いけれど、日が暮れて厳しい暑さは薄れてきていた。

1曲目は大ヒット曲である「空も飛べるはず」。イントロで大きな歓声があがり、マサムネさんの歌い出しには、小田和正さんの時のような観客のざわめきがあがった。

そのまま「ハチミツ」「恋する凡人」「スパイダー」とアッパーな曲が続いて、MCに。

夕暮れ時なので挨拶に迷ったのか、こんにちは、こんばんは?こんにちは…スピッツです!とご挨拶のマサムネさん、相変わらずのゆるい感じ。

この日のハイライトはなんといっても「群青」での大橋さんとの共演!!

大橋さんを呼び込む前に

テ)大橋くんが出てくると思うでしょー

田)大橋くん来たら雨降るもん

テ)常田くんかもよ!?

という茶番?があり、大橋さん登場。

「群青」絶対歌うだろうと期待してたけど、現実になるとは、、。

そして、ずーっと3度下でハモる大橋さんの歌唱力凄い。

マサムネさんと大橋さんのハモを生で聴く日が来るとは…と感動しかなかった。

群青の後はスピッツ最新の特大ヒット曲、「美しい鰭」、生でマサムネさんのファルセット聴けるの嬉しいからずーっとライブで美しい鰭やってほしいと思うくらい好きな曲。

もうそろそろ終わりかなーと思ったけれど、ちゃんと盛り上げパートも。

ドラマsilent効果もあって認知度アップの「魔法のコトバ」、スピッツのライブ定番盛り上がり曲「8823」ときてラストは「君は太陽」で終了ー!

初めましての方にも優しい、フェス対応なセットリストだった。

MCも割とたくさんあったので、覚えているのだけニュアンスで書きます。

スキマスイッチというグループ名について】

マ)スキマスイッチって良い名前ですよね、心のスキマに入って電気のスイッチを入れてくれるみたいな…由来は知らないけど笑

【雨降りがちバンド?】

マ)北海道のジョインアライブというフェスで、スピッツからスキマスイッチまで大雨が降ったことがあって、スピッツスキマスイッチも雨バンドっぽい

大橋)大橋さんが40過ぎてから体質が変わって雨が降りがちなんです

マ)俺らも昔はそんなことなかったんだけど、最近は降りがちで…杉花粉症はだんだん治ってきたんだけど…。

https://music.apple.com/jp/album/%E7%BE%A4%E9%9D%92/1445041335?i=1445041337&uo=4&at=1000l32HQ

群青のMVってダンスあるじゃないですか、あのアンガールズが謎にウサギ役?で踊ったりしてるやつ。あれもどこかで披露してほしいです。

スキマスイッチ

昨日から何曲か変わったセットリストになっていた、本フェスの主催者であるスキマスイッチ

ファンじゃない人も絶対知ってる代表曲の「奏」「全力少年」は2日間とも演奏してくれたの優しいし、セトリちょい変えるところは2日間とも参加のファンへのおもてなしの心を感じた。

私はわからなかったけど、「奏」のアレンジが2日目は少し違ったという声もあった。

この日はすべてのアーティストの出番に大橋さんが出演されていて、毎回着ているTシャツも変えていたりして、大車輪の活躍。

ラストのスカーレットの時には大橋さんの目にキラリと光るものが見えたように思った。

スカーレット

驚くほど快適で平和で、こんな豪華メンバーを揃えるフェスが実現できたのは間違いなくスキマスイッチの2人の人柄ゆえなんだろうと思うと、昨日よりさらにジーンとしてしまった。

民生さんにも「常滑市」のことを力説していて(私も常滑牛乳アイスいただきましたー)、町おこしにも一役かったのでは!?

見たことあるアーティストにも、ないアーティストにも新しい発見があってすごく楽しかった!

あと室内のレストエリアが快適で、そのおかげで最後まで観られた(一部離脱したアーティストもいたけど…室内モニターでも観られたし)と思ってる。

とても楽しかったです。

さて、大した感想でもないのに長くなってしまった。

名古屋(常滑)行った後すぐだけど、次はあいみょんの対バンツアーラブ・コール2に参加するので、そちらの感想書くつもり。

ところでフジファブリックのPORTRAITの感想ずっと書いてたんだけど、その間に活動休止報告があって、書きたいことが変わってしまったのでちょっとお蔵入りかな…フジについてはなんかそのうち書いておきたいです。

今年の夏のスピッツはスキマフェスから〜ということで、ひみスタアリーナ以来(意外と最近も来ている)の名古屋。

名古屋と書いたけれど、スキマスイッチのお二人によると正確には常滑市というところなのだそうです。

セントレア空港からすぐの愛知県Sky Expoというところで、幕張メッセのような展示ホールとその横に野外ステージが撮影できるだだっ広いスペースがある。マサムネさんもMCで言っていたけれど、飛行機が飛んで海がすぐそこの不思議な場所。

スキマスイッチの20周年を祝うはずだったフェスということで私は2days通しチケットで参加でした(通しチケットの方が当たりそうという邪な考えもあったけど)。

ラインナップの豪華さもあって、ずっと避けていた夏の本州の野外ライブに無謀にも参加を決めてしまったのでした。

セットリストとかに触れるので、夏フェスシーズン入ったばかりですし、ネタバレNGな方は、ここから先はお気をつけください〜。

あといつもそうなんですけど、レポとかではなくて大したことは書いてない個人の感想です。

ちなみに暑くてどうしても体調的にずっと観ているのは無理だったので観ていないアーティストさんもいます。

まずはDay1から。Day2はこの後の投稿で、たぶん、スピッツだけ長いです。

DAY1

セントレア着後は、覚悟して来たけれどそれほど暑くなさそう?と思ったけれど、やっぱり暑い!蒸し暑い!!

飛行機でセントレアに着いたその足で会場に向かいました。それが大体10:50頃。

リストバンド交換列は会場の外まで続いていて、何重にも折り返している状況。

はじめての大規模フェスだし、まあ想定できる範囲だなーと呑気に並びました。

その後延々と歩いてリストバンド交換できたのはなんと始まる直前💦

スキマスイッチの前説は席に向かう途中で聞いてたので、私より遅くきた人はたぶんトップバッターのゆずに間に合わなかったと思う。

ゆず

それでも色んな事情があったのか、ほぼ定刻どおりに始まったゆず。

まだまばらな客席を弾き語りで大いに会場を盛り上げてくれた。

ゆずお決まりのラジオ体操が流れていよいよお二人の登場。

「さよならバス」で始まり、「少年」「虹」など誰もが知ってるヒット曲で盛り上げて、「タッタ」では皆でダンス。手作り感満載の鐘を鳴らしてスキマスイッチの20周年をお祝いした。

「夏色」の頃にはお客さんも埋まってきて、皆でお決まりの"もう一回"も。

北川さんはMCで「初めてのフェスなので入場に不手際があって~」みたいないじりをしはじめて、それも主催者への愛のあるいじりという感じだったのかな、ちゃんと言ってくれたところにに好感を持った。

ラストの「栄光の架橋」はお客さん皆で大合唱みたいになってて感動した。こんなにみんなが歌える曲なかなかないよね。

私は大学生の時に一度だけゆずのワンマンライブを観たことがある(もう20年くらい前だね)のだけど、その時とライブの多幸感は変わっていなかった。

ゆず目当てのゆずっ子さんたちが無事にゆずのステージ観られたかな?っていうだけが心配だった。

夏色

夏色

SUPER BEAVER

2年前のロックのほそ道以来のSUPER BEAVER

ややアウェイな感じ?と思ったけれど、渋谷さんの放つオーラは半端なく、楽曲の力ですぐにお客さんをSUPER BEAVERの世界へ引き込んでいたように感じた。

1曲目はスキマスイッチに捧げる「アイラヴユー」(最高だった!!!)で一気に盛り上げて、そのまま「青い春」へ。

「青い春」はライブで聴いてみたかった曲なのでめちゃくちゃテンションあがった。

渋谷さんのMCとかXでのポストって熱くて優しさがあって心に響くものがある。

この日も、スキマスイッチまで体力残しておくのはスキマスイッチに失礼だから全力で楽しむのが礼儀だって話してくれたのが心に残った。

スキマスイッチのカバー「キレイだ」も聴けて、ヒット曲モリモリのセットリスト、最高だった。

最後に演奏された「小さな革命」、良い歌詞だよね~。

アイラヴユー

ニワカって感じですみませんなのですが、なんだかんだで「アイラヴユー」が一番好き。愛してるって言葉が陳腐でなくてこんなにストレートに素敵に聴こえるバンドなかなかいないと思っている。

ここまでお昼時でめちゃくちゃ暑くてもう無理!となり、室内へ退散。

JUJUさんはレストエリアのスクリーンで観ました。相変わらずの美声で美脚、大橋さんと共演の「明日がくるなら」素敵でした。

マキシマムザホルモン

SUPER BEAVER よりさらにアウェイ感ある感じだったマキシマムザホルモン、どんな風になるかなと思っていたけれど、腹ペコさんたちも多く来ていて、あらゆるミュージシャンのファンがヘドバンし始めるカオスで熱く楽しいライブだった。

私の前の席にいたの小田和正さんのガチ勢の皆さんだったのだけど皆楽しそうに一緒に頭振ってたし、これが音楽の力だよね〜と嬉しくなっちゃった。

たぶんこういうフェスでワンステージでなければ小田さんのファンがホルモン観ることってあんまりないように思うし、地蔵にならずに楽しんでいるところが、このフェスの民度の良さを物語っている…!と感動してしまった。

ホルモンは全然詳しくないんだけど、すごく楽しくてライブに行ってみたくなったよ(ちょっと怖い気もするけど)。

そしてナヲちゃんのMCが面白すぎる!!なんであんなにお話がうまいのかしら、歌もうまいし惚れる!!と思いながら観てた。

ダイスケはんがスキマのガチ勢ってところもなんかよかった。

「恋のメガラバ」はじめてライブで聴いてめちゃ嬉しかったな。

あとステージのスクリーンにちょいちょいアニメ画像出てくるのなんなの笑、SOS団とか出てきた気がしたけど…?

この曲のナヲちゃんめちゃセクシーで良かった

ホルモンで使い果たして、また休憩タイムへ。

コブクロさんはレストエリアで少し見ましたが、黒田さんのMCが自由すぎると思いました。

小田和正

一度生で見てみたいと思っていたレジェンド。

一曲目の「たしかなこと」を歌い出した瞬間に観客席からざわめきが起こった。

あの奇跡みたいな美声、歳を重ねても衰えていない声量へのなんともいえない歓声。

私も小田さんの声を聞いて「うわ〜小田和正がそこにいる!!本物だ!!!」って感動した。

やっぱりあの声はすごい、年齢を考えたらあんなハイトーンがまだ出ることもすごい。そして後輩のためにフェスに出てくる懐の広さもすごい。

歌を歌うために産まれてきた人だし、宝物だなって思いました。

朝ドラをずっと視聴している私にとっては「キラキラ」を歌ってくれたのも嬉しかった。

ハイライトはスキマスイッチのお二人を呼び込んで共演した「ラブ・ストーリーは突然に」。

まさかの常田さんもボーカルというサプライズがあって、ここでしか見られない貴重な共演、常田さん歌もすごくお上手だった!

もう終わりですと言った後の観客のブーイングに「たくさん間違って恥ずかしいから」とお話されていてとってもチャーミングだったし、スキマスイッチの二人を労うところも素敵だった。

ラブ・ストーリーは突然に

イントロの最初の一音で曲の世界に引き込まれる。生でこの名曲を聞くことができて感無量だった。頭のなかでリカが「かーんちっ」って叫んでた笑

スキマスイッチ

日も暮れてきてこのフェスの主役であるスキマスイッチが登場。

なんとなんと初めてスキマスイッチのライブを観た私、、感想は「いい声で、歌がうまーい!!」です。そしてバンドの皆さんも演奏がうまい、とっても見ごたえあるライブだった。

私はそんなにがっつりスキマスイッチを聴いてきたわけではないのだけど、知ってる曲が多かった。というか歌われた曲はほとんど知っていて「ゴールデンタイムラバー」「ガラナ」と続いて気持ちが一気に盛り上がる。

もう20年以上も活動されているグループなんだから当たり前なんだけど、それだけ良い曲を世の中に届け続けてきたんだなあと思うし、何より長く音楽活動を続けられること自体当たり前ではないから。

最後の「全力少年」「Ah Year!!」はお祭りらしくなんと撮影も可。最後までサービス精神にあふれていたし、ずーっと舞台袖で出演者のステージを観ていたという律儀なところも、このフェスの素晴らしさによく表れているなあと思った。

全力少年

全力少年

今でも色んなところで耳にするスキマスイッチの代表曲。名曲は色褪せない。

DAY2はまた明日以降に更新しま~す。