「平山断層露頭」を見に行く・・・発電所がお邪魔虫 (original) (raw)
引き続き「平山断層露頭」の話し。
発電所の屋根が邪魔なんだよなぁ
昨日から似たような画像が続くのは、ナントカもう少し見やすいトコロはないものか?と試行錯誤、無駄な抵抗をしている証だ。状況からして、悪あがきなのだ。
それで思ったんだが・・・断層露頭って、観光資源としたらどの程度の魅力があるんだろうか?山北町ではD52があって、丹沢湖があって、あとは・・・高松山や大野山のハイキング、洒水の滝、ユーシン渓谷(玄倉川)・・・まあ、西丹沢のいろいろ、といったトコロだと思うが。
面積の大部分が山地っていう山北町だからねぇ。
でも、なんで山北なんだろう?丹沢山地で言ったら、西丹沢と呼ばれるように西側じゃないか。ならば山西町だろう。ま、町名の由来は知らんケド。
立ち入り禁止エリアを躱しつつ撮影ポイントを探す
上画像など、違った層理がせめぎ合ってる感が漂っている。
↑ この言い方って、理系じゃないよねぇ・・・感が漂っている!
で、ゴロ石散らばる河原に降り立って対岸の崖を至近距離で見てみたいけれど、ど~にも降りれない。たぶん、上流側から無理やり侵入すると、警報が鳴るとか、「直ちに立ち去りなさい」とかスピーカーからどやされるんだろうなぁ。
極めて魅力的な観察場に思える河原なのだった。
でも、そういうのって、一部の物好き、マニア、専門家の方々の感覚なんであって、やっぱり断層は地味な存在だろうか。でも、駐車場からチョロッと下りれる場を作ってくれてもイイような気もするけど。結構立派な崖なんだが。
ま、施設ってぇのは作りっぱなしってわけにはいかないから、作るのはいいとしても、管理がねぇ~~~、って尻込みするのかなぁ。
「悦朗が無償で管理人やるならイイよ!」って言われても困るケドねぇ。
地図に書き込んでみた
この地図は急遽作ってみた。コレって本当は昨日のブログで使った方がヨカッタかもしれないが、これで状況は幾らか分かりやすくなったのではないだろうか。
発電所水圧鉄管の脇を上れるトコロまで上る
双眼鏡とか望遠レンズ付きのカメラを持ってきて、この水圧鉄管の脇の立ち入り禁止ギリギリのところから観察するのが限界だろうか。そしてこれ、冬場で草が枯れているし、虫さんもおとなしいから入って来れるワケで・・・やっぱり生い茂ってくるんだろうか?そうなると、ヘビさんとかも出没するかもしれない。
やっぱり冬場に見に行くべきトコロかもしれない(古墳もそうだけど)。
あ!この断層露頭を観光地化しようとすると、草刈りの手間もかかるんだな。そりゃ、ペイ出来ないかもしれない。なんとか盛り上げるとしても・・・
- 断層饅頭(温泉饅頭の焼印文字を替えただけ)
- 純米吟醸 断層の清水(川西屋酒造店さんが造ってくれるだろうか?)
- 断層クレープ
- 断層クロワッサン(生地が層になっているからねぇ)
- 露頭ブレンドコーヒー
- 露頭焼き(ナニ焼くんだろう)
- 断層餅(五平餅のような見た目で層になっている)
ああ、月並みな案しか思い浮かばない。というワケで、ワガハイの脳力では山北町を盛り上げられそうもない。
パークゴルフ場脇の階段を上り、これ以上は立ち入り禁止でゲートあり
まあ・・・露頭とはいっても、興味がなければ単なる崖だからねぇ。
崖見て感銘している人を見たら、普通は気持ち悪いか。
そういうワガハイも、ブツブツ言いながら山北発電所のギリギリエリアをウロウロしていたワケだから、十分に不審者だったかもしれない。
でも、稀に断層マニアがこんな感じでウロウロしているかもしれないし、ナニヨリも水力発電所マニアってぇのもいるからねぇ。案外、数日に一人位は、ウロウロする人がいるのかもしれない。
立ち入り可能な最上部・・・このゲートの先には水路があるんだろう
ま、コレ以上、上に行けたトコロで断層露頭からは離れすぎてしまうから、別に興味はない。やっぱり近づきたいんだよなぁ。
階段を下りながら眺める
しかし・・・露頭を見るのに丁度良い場所に発電所を作ったんだなぁ、って言うか、正直な気持ちは「こんないいトコロに発電所なんか作りやがって!と~でんめ!コンニャロ!!」である。
階段を下りつつズームアップしてみたり
というワケで、悪戦苦闘しても撮れる画像はこんなもんだ。絵的には面白くない。望遠レンズを持ってくるべきだったか。
でもねぇ、階段上るのに機材が増えるのは嫌だ。腰痛で整形外科に通っている身としては。
とまあ、こんな感じで雑念だらけの思いを沸かせながら、断層露頭を見た。
長野県伊那の分杭峠とか、ゼロ磁場がナンじゃホンじゃっていう人が結構いるのだから、この平山断層だってもっと人が寄ってきても良さそうに思うんだが。
やっぱ、ここじゃ、パワースポット感が不足かなぁ・・・一応、リニューアブルパワーなんだけどねぇ。
拡大図も作ってみた 赤×のトコロで撮っている感じ
●追記(2024/02/23):平山断層露頭の位置は、以下リンク先を確認して下さい。