だいがくいも 競馬予想の記録 (original) (raw)

【予想】

◎④レーベンスティー

G1馬未出走で、G2としてはやや層の薄いメンバーとなった今回、4歳で重賞2勝の実績は胸をはれる。内容も、昨年セントライト記念は今回と同舞台で皐月賞馬ソールオリエンスを完封、前走エプソムカップは59㎏の斤量を克服しての圧勝だった。鞍上ルメール騎手続戦も心強く、大崩はないだろう。

問題は馬場が渋ったときだが、3歳時1勝クラス不良馬場でタイム差なし2着がある。歓迎ではないがこなせる部類で、アタマ固定は避けたいが組立の軸は動かせない。

◯⑤ステラヴェローチェ

レーベンスティール同様、このメンバーでは実績上位の重賞2勝、加えてG1は8戦未勝利ながら2着1回3着2回4着3回。前走札幌記念は完璧な騎乗で3着だったが、大阪杯では4着ながらゴール前で猛然と差を詰めて0.1差、ゴール前坂がある中山競馬場に変わるのはプラスだろう。非良馬場はこれまで5戦経験し(3-0-1-1)と得意としており、馬場が渋れば◎と評価逆転。

▲⑭リカンカブール

◎◯が大きく崩れることは考えづらく、▲以下は絞りたい。

本馬は今年の中山金杯で重賞制覇。以後2戦は凡走しているが、先行馬少ない今回はすんなり前に行けそうで見直し。

△⑫ロバートソンキー

2年前のこのレースを2着、適性・実績的にもこのメンバーなら互角以上の評価だが、問題は長期休養明け2戦目をどう見るか。復帰戦の前走はダートを使い参考外。今回馬体が絞れていれば勝負気配濃厚だろう。

【馬券】

良馬場時

馬単1着流し④→⑤⑫⑭ 3点

非良馬場時

馬単1着流し⑤→④⑫⑭ 3点

【予想】

◎②セラフィックコール

今年から4月に移行した本レース。暮れの東京大賞典、2月のフェブラリーSから間隔が空き、転戦が容易になった。しかし、今年東京大賞典からの転戦はグロリアムンディのみで、フェブラリーSからの転戦は無し。ダート一線級がこぞって目指すドバイと日程が被り、G1馬は3歳限定のノットゥルノ、牝馬限定のアイコンテーラーのみで、低調なメンバー構成となった。

圧倒的支持を集めているセラフィックコールは、ここまで7戦6勝。チャンピオンズカップで初めての敗戦を喫したのち、今年の初戦となった前走ダイオライト記念を完勝。地方のダートへの適性を示すと同時にこれまでの末脚勝負から脱却、好位差しでも強さをみせた。直線が短くコーナーの角度もきつい小回りの川崎で、前目で運べるのは有利だ。前走から引き続きムルザバエフ騎手騎乗も心強い。

◯⑥グロリアムンディ

昨暮れの復帰2戦は案外だったが、昨年ダイオライト記念平安ステークスの連勝はいずれも完勝だった。地方ダートへの適性は高く、状態が戻ればセラフィックコールと勝ち負けできる能力がある。前走で大きく減った馬体が戻っているかが状態面のバロメーターか。

▲⑨ディクティオン

差し・追込み脚質は不利とされる川崎2100m戦だが、本馬は同じく小回りの浦和記念名古屋グランプリをいずれも後方からのひと捲りで圧勝。仕掛けどころひとつでまとめて飲み込む破壊力がある。

△①シルトプレ

⑦アイコンテーラー、⑩ライトウォーリアが先行しそうだがいずれも外枠。1枠の本馬が先団の内をとれれば良い位置でレースを進められそう。道営記念完勝、日本テレビ杯5着はウシュバテソーロから0.9秒差、もう一段のパワーアップが果たせれば今日のメンバーなら食い込める。

【馬券】

馬連流し②→①⑥⑨ 3点

◎⑨ルージュエヴァイユ

昨年のエリザベス女王杯2着の実績から、ここでは勝ち負け確実。

少頭数かつ不調馬も多く、この馬を頭に点数絞った三連単で勝負。

【馬券】

三連単1着固定流し⑨→②③⑤→②③⑤ 6点

◎⑪マテンロウスカイ

エプソムカップでは、勝ったジャスティンカフェと同斤量で0.2秒差。今回は1㎏もらっているので、2番人気のジャスティンカフェと同等の評価ができる。

前走リゲルステークスを勝って勢いもあるし、鞍上の横山典騎手も、この馬では極端な競馬は少なく、先団好位から競馬してくれそう。

【馬券】

複勝⑪ 1点

◎④スワーヴアラミス

昨夏同条件のフリオーソレジェンドカップの1~3着馬は実力拮抗。斤量も同じだが、今回スワーヴアラミスのみ当時と騎手が変わって森騎手が騎乗。船橋を知り尽くした鞍上で、より信頼感が増した。

森騎手は①ヒーローコールとの2択でこちらを選択、和田騎手も②リベイクフルシティと⑧ギガキングの2択で後者を選び、フリオーソレジェンドカップ組の優位を裏付ける。

【馬券】

馬連 ④-⑧ ④-⑨ 2点

◎⑦ハーツコンチェルト

神戸新聞杯菊花賞を使った明け4歳馬が3頭。唯一2走とも馬券外のハーツコンチェルトだが、神戸新聞杯は勝った⑭サトノグランツ、2着⑬サヴォーナと0.1秒差の5着。菊花賞は5着の⑬とタイム差なしの6着で、10着の⑭とは0.2秒差。

実力差はほとんど無いなか、今回⑬56.0㎏、⑭57.5㎏に対し本馬の斤量は55.0㎏、比較優位は明らかだ。

古馬勢はいずれも近走不振だが、人気薄なら前走長期休養明けのアルゼンチン共和国杯を0.4秒差6着の⑩ハーツイストワールに魅力。

【馬券】

ワイド流し⑦→⑩⑭ 2点

◎⑧アトミックフォース

前々走の同条件スパーキングサマーカップ大敗で人気を落としているが、このレースは2~11着までが1秒以内という大混戦。好位5番手を進んだアトミックフォースも見せ場のあるレースぶりで、見限るのは早計。

大外枠の同型⑭カジノフォンテンは同厩で、ハナ争いは激しくならないはず。マイペースで運べれば粘りこみ可能。

【馬券】

複勝⑧ 1点