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映画週報「事後承認」(2024/10/7~2024/10/14)~鈴木清順監督「東京流れ者」、フィリップ・リドリー監督「柔らかい殻」~
毎度ご訪問ありがとうございます。ふじけんです。
毎週映画を観ているけど、Twitterには迂闊に感想載せられないし、せっかくならブログにでも書いておこうと思い立ったわけです。シリーズタイトルは映画週報「事後承認」としました。映画を観た週末明けくらいにブログを書くことになりそうですからね。
今回は2024/10/7(月)~2024/10/14(月)に観た作品、2024年9月27日再公開の鈴木清順監督「東京流れ者」と2024年10月24日再公開のフィリップ・リドリー監督「柔らかい殻」となります。
1回しか見ていないので、記憶が不正確な箇所があるかもしれませんが、振り返ってまとめておこうと思います。
※作品のネタバレを含みます。また個人の感想であり、事実とは異なる記載が含まれることがありますのでご容赦ください。
森ガキ侑大監督「愛に乱暴」の感想~ペルソナを作る桃子の壊れゆく心~
今回は2024年8月30日公開の森ガキ侑大監督「愛に乱暴」についてです。
1回しか見ていないので、記憶が不正確な箇所があるかもしれませんが、振り返ってまとめておこうと思います。
※作品のネタバレを含みます。また個人の感想であり、事実とは異なる記載が含まれることがありますのでご容赦ください。
- 森ガキ侑大監督「愛に乱暴」の感想~ペルソナを作る桃子の壊れゆく心~
- 本作における2つの謎
- 桃子の認知の歪み、狂いとペルソナ
- 現実への過剰適応と桃子の心の限界
- 桃子に限らず、人は色々な顔を持つ
山中瑶子監督「ナミビアの砂漠」の感想~真実を言葉で語ることは可能か、いや不可能だ、だったらどうする?~
今回は2024年9月6日公開の山中瑶子監督「ナミビアの砂漠」についてです。
1回しか見ていないので、記憶が不正確な箇所があるかもしれませんが、振り返ってまとめておこうと思います。
※作品のネタバレを含みます。また個人の感想であり、事実とは異なる記載が含まれることがありますのでご容赦ください。
- 山中瑶子監督「ナミビアの砂漠」の感想~真実を言葉で語ることは可能か、いや不可能だ、だったらどうする?~
- 言葉に対する信用がゼロであるカナという存在
- 意味を持たない空虚な言葉遊びの達人
- 言葉で私の心を表現することは可能なのか?
- 最後のシーンの解釈
- 名も知らぬ砂漠の名も知らぬ動物
黒沢清監督「cloud クラウド」の感想~2000年の映画バトル・ロワイアルの続編なのか~
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すっかりご無沙汰です。
今回は2024年9月27日公開の黒沢清監督「cloud クラウド」についてです。
1回しか見ていないので、記憶が不正確な箇所があるかもしれませんが、振り返ってまとめておこうと思います。
Twitterには書いた内容ですが、個人的にはちゃんと見解けたのでブログにも残しておこうと思いました。
※作品のネタバレを含みます。また個人の感想であり、事実とは異なる記載が含まれることがありますのでご容赦ください。
- 黒沢清監督「cloud クラウド」の感想~2000年の映画バトル・ロワイアルの続編なのか~
- 結局、本作で生き残ったのは誰か
- 最近の若者は何を考えているか分からん、という不気味さ
- 本作は単なる娯楽ではなく、ちゃんと黒沢清映画だった
是枝裕和監督「怪物」の感想~怪物はだれなのか~
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今回は2023年6月3日公開の「怪物」についてです。
1回しか見ていないので、記憶が不正確な箇所があるかもしれませんが、振り返ってまとめておこうと思います。
※作品のネタバレを含みます。また個人の感想であり、事実とは異なる記載が含まれることがありますのでご容赦ください。
- 是枝裕和監督「怪物」の感想~怪物はだれなのか~
河瀬直美監督「東京2020オリンピック SIDE:B」の鑑賞後レビュー
~「「東京2020オリンピック」の2つの事実を描いた映画」の片面に関する10つの事実~
毎度ご訪問ありがとうございます。ふじけんです。
今回は2022年6月24日公開の「東京2020オリンピック SIDE:B」について、作中で描写、言及されていたことの備忘的なメモと鑑賞後感(レビュー)を記録してます。
自分は河瀬監督のファンではありませんし、東京オリンピックに対しても開催賛成、反対について強い意見があったわけではありませんでした。なので、あくまでもこの作品を見て得られる情報から意見を形成しています。
※作品のネタバレを含みます。また個人の感想であり、「事実」と「真実」とは異なる記載が含まれることがありますのでご容赦ください。
- 河瀬直美監督「東京2020オリンピック SIDE:B」の鑑賞後レビュー
- ~「「東京2020オリンピック」の2つの事実を描いた映画」の片面に関する10つの事実~
- 1.SIDE:Bでもアスリートの視点は描かれている。
- 2.オリンピック開催"前"のイベントについて描かれている
- 3.バッハ会長、森会長について中心に描かれている
- 4.東京オリンピックの初期演出チームの解散、佐々木氏の就任について描かれている
- 5.東日本大震災の津波、広島原爆投下についても(詳細ではないが)言及されている
- 6.オリンピック反対派のデモについても描かれている
- 7.聖火リレーについて描かれている
- 8.冒頭の会議シーンでいわゆる「エヴァンゲリオン」フォントが用いられている。
- 9.随所で8ミリフィルム調の子供の顔のシーンが挿入されている。
- 10.2100年8月に自制が飛ぶ
- 以下、作品を観た個人的な感想
- 時制の移動が多すぎる
- アスリートを支えた側の視点が少ない
- オリンピック開催反対派の描写が少々偏っている
- 随所に挿入される8ミリフィルム調の子供のシーンと2100年8月のシーンの映画的意味が不明確
- 参考
Matt Reeves監督「THE BATMAN-ザ・バットマン-」の感想~なぜTHE BATMANのバットマンは惨めなのか~
毎度ご訪問ありがとうございます。ふじけんです。
今回は2022年3月11日公開の「THE BATMAN-ザ・バットマン-」についてです。
自分はアメコミのバットマンやバットマンが登場するこれまでの映画作品をすべて見ているわけではありません。あくまもこの作品を見て得られる情報から意見を形成しています。
※作品のネタバレを含みます。また個人の感想であり、事実とは異なる記載が含まれることがありますのでご容赦ください。