崖っぷち婚活回想記 (original) (raw)
当時28歳、年齢=彼氏なしの私が、初めて婚活パーティーに参加した時のお話です。
【ホワイトキー】の婚活パーティーの流れと、恋愛経験ゼロの私がうろたえる様子をご覧ください。
今回は、前回の続きです。
前回はこちら↓
パーティーの進行内容
席に座って待っていると、司会の方が進行内容の説明が始まった。
- プロフィールシート記入
- 参加している異性全員と個別で会話(3~5分)
- 第一印象記入(最大6名まで)
- フリータイム又は1対1のフリータイム
- 中間印象の結果発表
- フリータイム又は1対1のフリータイム
- 最終カード記入(最大3名まで)
- カップル数の発表(個人だけにわかるように封筒で渡される)
だいたい、このような流れになるようだ。
高速回転男寿司
司会の方の説明が終わると、早速、自己紹介タイムに。
そして、私は、ここから8人の男性を相手にした婚活パーティーの洗礼を受けることになるのだった…
最初のお相手は、笑顔が爽やか・30代後半・薬剤師の上田さん。
軽く自己紹介した後、趣味の話へ。
私「えー、スキーとかダイビングされるんですね。
すごいアクティブですねー。」
上田「そーなんですよ、体動かすのが好きで!」
私「私、運動得意じゃないから、うらやま…」
司会「時間です!では、男性陣、お席の移動をお願いします。」
えっ、早っっ‼
いやいや、メモしてる時間ないんだけど(汗)
えーと、上田さん、薬剤師・アクティブ…
渡されたメモに急いで、印象を書こうとする私。
だが、書き終わらないうちに、次の男性が。
江藤「はじめまして、江藤です。よろしくお願いします!」
私「あっ、はい、よろしくお願いします…」
また、軽く自己紹介した後、今度は、仕事の話へ。
江藤「ぷち子さんは、販売のお仕事されてるんですね。
僕は、塾に勤めてて、けっこう夜とか遅くなるんですよね。」
私「そーなんですか。私もシフト制で…」
司会「時間です!では、男性陣、お席の移動をお願いします。」
だから、早いって‼
えー、何書こう(汗)
江藤さん…仕事は塾の講師だっけ…?
あー、だめだ、前の人と情報が混ざってきた…
と、また、メモに書こうとしている間に、次の男性が。
名無し「はじめまして、よろしくお願いします!」
あー、もうダメだ!
間に合わない~~~‼
その様子は、まるで、高速回転寿司。
私は、その速さに反応出来ず、次々と高速で流れていくネタを見送ることしかできなかった…
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
自己紹介タイムの速さは、人によって感じ方が違うと思いますが、こうゆう場が初めてだった私は、本当にアタフタしていました。
なので、始めから、どのポイントを書くか、決めていくと、スムーズに進むと思います。
慣れれば、効率的にたくさんの男性と会えるので、とにかく出会いの数を増やしたいって方におすすめです。
当時28歳、年齢=彼氏なしの私が、婚活パーティーに初参加!
【ホワイトキー】主催の婚活パーティーの流れと、恋愛経験ゼロの私がうろたえる様子をご覧ください。
(この婚活パーティーに行ったのは、今から約10年前の話ですが、現在の【ホワイトキー】の公式ホームページに掲載されていた進行内容とほぼ同じです。進行内容以外は実話をもとにしたフィクションです。)
あきらめの悪い私
前回の街コンで、もう一生1人でいい、と思っていた私。
だが、このままで本当にいいのか、と思い直す。
前回は、フィールドが悪かっただけかもしれない。
思い切って、婚活パーティーにでも行ってみるか!
と、ろくに男性とデートもしたこともないのに、なぜか婚活パーティーに参加することを決意。
サイトを漁りまくり、「ホワイトキー」主催の婚活パーティーに参加することにした。
婚活パーティー参戦
初めての婚活パーティーに何を着ていくか、散々迷ったあげく、白のカットソーに水色のノーカラージャケット、ひざ丈の青のスカートを着ていくことに。
おっ、なかなか、いいんじゃな~い♪
と、普段はしない格好にテンションをあげつつ、意気揚々と会場に向かった。
会場がある駅地下のビルの一室に入ると、早速、受付。
スタッフの方からプロフィールカードとメモ、中間印象のチェックカードをもらい、席に案内される。
ぐるっと、見回すと、テーブル席は大体10席くらいで、男女1人ずつが座れるような形。
参加者も婚活ということもあって、全体的に落ち着いた雰囲気だった。
プロフィールカード
まだ、開始までに時間があるので、私は、プロフィールカードを書くことに。
プロフィールカードには、職業や家族構成、得意料理など一般的な内容が並ぶ。
ここは、アピールのしどころ、印象の良いことを書くのが普通だが…
うーん、性格、わからんなぁ…
まぁ、性格は「きまぐれ」でいいや。
料理だと…そんなものはするわけないだろ!
えー、得意料理は、「特になし」!
と、馬鹿正直にそのまま書いたのだった。
最後までお読み頂きありがとうございました。
当時は、出会いの場に行けば結婚願望が芽生えるかも、と思っていた私。
今、振り返ると、わけわかんないことをしていたな、と思います(汗)
次回は、婚活パーティーでの自己紹介タイムについてです。
ここから、婚活パーティーの洗礼を受けることになります(笑)
今回は、夫婦の日常について書こうと思います。
私達は、結婚相談所のお見合いで出会い、3ヵ月で結婚しました。
お互いの事をほとんど知らない状態でのスタートから、約1年半。
スピード婚した夫婦が、今、どういった状況になっているかをご覧ください。
貢ぎ物
ある日曜日の昼下がり、私は、家のリビングでゴロゴロしていた。
ちなみに、夫は、朝からお出かけ中。
爽やかな陽気に、窓から吹き抜ける風、何より1人で過ごす空間は、全くもって快適である。
私が、のんびり本を読んでいると、ガチャッという音が。
夫が帰ってきたな、と姿勢を正す私。
すると、リビングのドアの隙間からにゅっと夫の腕が伸びてきた。
私はなんだ、と思い、目を凝らして見る。
すると、そこには…
最新のコンビニスイーツが!
私「いえ~~ぃ‼」
歓喜する私。
夫「まだ、あるよ…」
さらに、最新のコンビニスイーツがもう1個‼
私「いえ~ぃ♪いえ~~ぃ♪♪」
テンションが上がりすぎて、踊りだす私。
夫「最後に、もう1つ。」
と、ドアからおもむろに出てくる夫…
夫「それは…僕だよ!」
私「それは、いらない。」
と、一刀両断した私なのであった。
貢ぎ物の裏
このように、夫はたまに、私にスイーツの貢ぎ物をする。
こうみると、「まぁ、なんてユーモアがあって、優しい夫なの!」と思われる方もいるかもしれない。
しかし、この貢ぎ物には裏がある。
実は、 この貢ぎ物、小遣いをせびったお金で献上されている のだ!
夫は、お金はあればあるだけ、使ってしまう。
毎月、お小遣いは渡しているが、足りなくなることはしょっちゅうだ。
そうすると、私にお小遣いの上乗せを要求してくる。
つまり、この貢ぎ物は、月々の決まった夫のお小遣いではなく、結局、全て生活費から出されていると言っても過言ではない。
穏やかな夫婦生活への道
もちろん、夫が私の為に何かをしてくれるのは、うれしい。
それに、毎日、ハードな仕事をしているから、好きにお金を使ってほしいとも思う。
だが、将来、収入がなくなった時に、夫がその範囲内で、我慢できるかどうかが心配なのだ。
穏やかな夫婦生活をおくるには、やはり、お金は大事。
なので、私は、夫がお金の管理をしっかり出来るようになるように、日々、教育していくつもりだ。
まずは、夫が自分の支出をしっかり把握し、無駄遣いを削っていくことから始めていきたい。
もちろん、私への貢ぎ物は、必要経費ということは、言うまでもない(笑)
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
やっぱり、夫婦にとってお金の管理は、大事ですよね。
結婚を考えている方は、お相手の年収や貯金、金銭感覚などは、結婚前にしっかり把握していくことをおすすめします(汗)
今回は、私たち夫婦の日常をお話ししたいと思います。
私たちは、結婚相談所のお見合いで出会い、それから3ヵ月後に結婚しました。
ほとんど知らない者同士が結婚して、約1年半。
今はどうなっているかをご覧ください。
コーヒー事件
ある日曜日、私はいつもどおり、朝6時に起き、洗濯物を干していました。
その日も朝から快晴で、秋とは思えないくらいの暑さ。
ちなみに、夫はその日は休日出勤で、リビングでテレビを見ながら、のんびりとコーヒーを飲んでいました。
私は、洗濯物を干し終えて、キッチンに行くと、シンクには夫が使ったコーヒー入りのコーヒーフィルターが…
また、やりっぱなしになっているな、と思いながら、
私「ダンナ、コーヒー」
と、コーヒーフィルターを捨てるように促す私。
夫「はいよ」
素直に従う夫。
夫はコーヒーフィルターをゴミ箱に捨て、ドリッパーを洗い出しました。
その時…
ガッシャーン‼
私・夫「ああぁぁぁぁっっ‼」
豪快にひっくりかえった洗い物かご…
シンクに飛び散ったコーヒーの粉…
私「なんということだ!なんということだ‼」
と、騒ぐ私に、しょんぼりする夫。
散らかし大魔王
そう、我が家の夫は、散らかし大魔王なのです。
朝のリビングには、夫が脱ぎ散らかした部屋着や充電コード、使用済みのカップ。
洗面台には、夫の抜け毛が散乱し、トイレの便座はあげっぱなし…
私の清々しいはずの朝は、夫が散らかした物の片付けから始まるといっても過言ではありません。
ちなみに、夫は、私と結婚する前は1人暮らしをしていたのですが、シンクには洗い物を一週間放置し、カビをはやしたこともあるそうです。
もう散らかし界のエリート中のエリートなのです。
1人になったら
ですから、たまに夫が泊りで出張や旅行に行っている時は、翌日の部屋のきれいさに驚きます。
私「なんて整っているんだ!ここは、本当に同じ家なのか…?」
と、逆に手持無沙汰になり、リビングをウロウロしてしまいます。
ただ、こんな時にふと思うのが、もし将来、本当に1人になったら、ということ。
「あー、1人って、最高!毎日が清々しい!」
と、思うのか、
「なんか1人だと、物足りないねぇ」
と、思うのか…
どちらに転ぶかは、これからの日々の積み重ね次第なのだなぁ、としんみりしたりします。
そして、朝のコーヒー事件から2人の将来について長々と考えた後にふと気づいたことが。
私「あっ、そういえば、ダンナが散らかし大魔王から卒業する可能性は一切うかんでこなかったな…」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私は、夫と出会ってから、8回目には一緒に住み始めたので、夫の家に行ったことがなかったんですよね。
まさか、ここまで、散らかす人だとは、思ってもいませんでした。
なので、もし、人が散らかすのが我慢が出来ないって方、お相手の部屋に電撃訪問してみてもいいかもしれません(笑)
今回は、前回の続きです。
街コンも終わりに近づいてきました。
私は、佐藤君と話すことでできるのでしょうか。
最後に、婚活をしていて、自分が大切だと、思った事も書いています。
石になる私
街コンもそろそろ終わりに近づき、焦ってきた私は、強行突破にでました。
私「あっ、ちょっと、お手洗い行ってきます。
なので、他の方と話しててくださいね。」
強引に名無し君を引きはがしました。
よし、これで、フリーだ。
これで、佐藤君と話せるぞ!
と、意気込んだ私。
しかし…
いや、でも、自分から声かけるのは、ハードルが高すぎる(汗)
肉食系だとも思われたくないし。
急に怖気づき始めます。
それに、もし、上手いこと連絡先を交換できたとしても、その後どうする⁉
過敏性腸症候群だから、デートなんて、無理だし。
あー、私に、健康な身体さえあれば…
まだ、佐藤君に話しかけてもいないのに、ウダウダ悩み続け…
結局、その場から一歩も動くことが出来ず、石のようになってしまいました(泣)
帰宅
そして、何も成しえないまま、街コンは終了。
まだ、店内がザワザワしている中、私は、すぐに帰り支度をし、店内を出ました。
あー、結局、気になる人がいても、このお腹よわよわ状態じゃ無理なんだよ。
本当、人生積んでる…
健康な腸をくれるんだったら、全財産あげてもいいわぁ。
と、落ち込む私。
やっぱり、1人が楽。
私は、もう、ずっと1人でいい…
と、自暴自棄になりながら、1人寂しく、夜の繁華街を歩いたのでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これで、「街コン体験談第2回戦目~爽やかイケメン佐藤君~」は、終わりです。
次回は、スピード婚した夫婦の日常について、お話したいと思います。
【追記】欠点と婚活
後半にも書きましたが、私は、お腹が弱いので、婚活中、そのことにずっと悩まされてきました。
なので、私の場合、なかなか積極的になれないことが、多かった気がします。
私の一番のネックは体調面だったのですが、そういった自分の欠点(だと思い込んでいる部分)が気になって、積極的になれないって方、きっといらっしゃるのではないでしょうか。
私が婚活をしていて思ったことは、その部分をまず解決してあげた方がいいということ。
私の場合、今の夫には、交際の初期段階で、体調面などの自分の気にしていることを洗いざらい話しました。
そうしたことで、多少気が楽になり、前に進むことが出来ました。
なので、もし、自分の部分で気になることがある人は、早い段階で、自分なりの方法でそれを和らげてあげてください。
そうすることで、もっと結婚に対して、前向きになれると思います。
偉そうになりましたが、これで、少しでも気が楽になった方がいれば嬉しいです。
今回は、前回の続きです。
遂に、フリータイム、私は、念願の佐藤君と話すことができるのでしょうか。
フリータイム
それぞれのグループでの、歓談が終わり、とうとうフリータイムへ。
司会「では、これより、フリータイムになります。
ご自由にお席を移動して、お好きな方とご歓談ください。」
ついに来たフリータイムに、私はドキドキしていました。
佐藤君と話したい。
小説の話で盛り上がるんだ!
佐藤君に熱い視線を送る私。
しかし、佐藤君は、別の所へ…
えー、どこに行くの?
私は、ここにいるよ!
私の願いむなしく、別の女性の所に行ってしまった佐藤君。
私は、ふてくされて、その場でただソフトドリンクをチビチビ飲むことに。
名無し君
私が、1人でぼーっと座っていると、斜め上から声が…
「隣、いいですか?」
えっ、佐藤君っっ…?
一瞬、心ときめく私。
しかし、そこに立っていたのは知らない男性でした。
誰だっけ、こいつ…?
佐藤君の話しか聞いてなかった私は、その男性のことを全く覚えていませんでした。
無意味な時間
私の記憶から完全に抹消された男性は、勝手に私の隣に座り、話し始めました。
名無し君「どう、楽しんでる?
最初、誰とも話してなかったから、どうしたのかなって思ってたんだよね。」
私「あー、あんまりこういう所に来た事がなかったから、緊張しちゃって…」
もちろん、嘘だ。
最初、佐藤君以外のメンバーにテンションが下がって、やる気がなかっただけ。
名無し君「あー、確かに初対面て緊張するよね。
そーいえば、地元〇〇って言ってたけど~…」
完全に心ここにあらず。
私は、ほぼ話を聞いていませんでした。
あ~、佐藤君がここから見える…
私は、ここにいるよ!
私は、ここにいるよー‼
心の中で叫ぶ私。
しかし、名無し君が隣をキープしている内に、無常にも時間は過ぎていくのでした。
最後までお読み頂きありがとうございました。
いやー、我ながら、ひどいですね…
完全に人を見た目で判断しています。
名無し君、あの時、本当にすいませんでした!
この頃は、まだ20代だったせいもあるんですが、パッと見の印象で判断することが多かったように思います。
でも、街コンのような大人数の出会いの場だと、どうしても第一印象が良い人に人気が集まるのも事実。
見た目で判断されたくない人には、大人数の出会いの場は、あまりお勧めしません(汗)
次回は、街コンのフリータイムの続きをお話したいと思います。
前回の続きです。
やっと、爽やかイケメン佐藤君が登場します。
爽やかイケメン佐藤君
明らかにオーラを感じる声の方を向くと…
まっ、まぶしいっっ!
そこには、この場にそぐわない爽やかなイケメンが‼
まぶしすぎるっっ…
私には、刺激が強いっっ…
予想外の展開に動揺する私。
でも…
なんか楽しくなってきた♪
と、同時にテンションが爆上がりする私なのでした。
歓談
自己紹介が終わり、2つのテーブルに別れて、歓談することに。
残念ながら、佐藤君は、最初、私のグループではありませんでした。
歓談が始まるも、8人もいるせいか、話が盛り上がらず、グダグダに。
あー、早く、席替えにならないかな。
と、思いながら、私は、適当に他の人の話を聞き流していました。
そして、遂に席替えタイム。
男性陣が移動し、こっちのグループに念願の佐藤君が!
念願の佐藤君
遂に、佐藤君がこっちの席に移動し、その姿を近くで見ることが出来ました。
おー、近くで見ても、イケメン♪
さらに、テンションが上がる私。
佐藤君「じゃあ、よろしくお願いします。
やっぱり初対面だと緊張しますよね。
みなさんて、やっぱり、地元はここらへんなんですか?」
率先して、話し出す佐藤君。
さっきのグループのグダグダ感は、どこえやら。
佐藤君のおかげで場が盛り上がってきました。
疑惑
と、言えども、大人数が苦手な私は、なかなか話に入れず。
すると、
佐藤君「あっ、ぷち子さんは、趣味とかあるんですか?」
私「私は、読書とか…」
佐藤君「えー、そうなんだ。俺も小説とか読むよ!」
えーっっ、一緒一緒‼
心の中で、小躍りする私。
しかし、それと、同時にある疑念が…
んっ…?
そもそも、こんなに爽やかなイケメンがなんでここにいるんだ。
しかも、普通、こんなに率先して場を盛り上げるか?
えっ、これは、いわゆるサクラなのでは?
と、疑惑がかすめるも…
まぁ、いいか。
目の保養、目の保養♪
と、イケメンにとことん弱い私なのでした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
次回は、街コン後半、フリータイムのお話です。