デザインの参考になる1964年から2012年までのオリンピックのピクトグラム (original) (raw)

2010年09月03日 20時00分 デザイン

1968年のメキシコオリンピック

1972年のミュンヘンオリンピックと1976年のモントリオールオリンピック

1980年のモスクワオリンピック

モスクワオリンピックでのデザインの指針。この頃からピクトグラムのデザインについて一定の基準を持つようになっていきます。

1984年のロサンゼルスオリンピック。「明瞭なコミュニケーション」「一貫性」「読みやすさ」「順応性」「特徴」「互換性」といった6つの指針を元にデザインされています。

1988年のソウルオリンピック。腕や足の部分をあたかも接続されているかのように示すことで「ここは動く部分」というのを意識させるデザインです。

1992年のバルセロナオリンピック。幾何学的な法則に則ってデザインされ、これらを「頭」「腕」「足」のみとして、さらに特徴的な線で印象的にするというかなり凝った手法です。

1996年のアトランタオリンピック。今度は逆にかなりリアリスティックなイメージで統一されています。

2000年のシドニーオリンピック。アボリジニーのブーメランをモチーフに使っています。

2004年のアテネオリンピック。ちょっと古代を感じさせるデザインで、キクラデス諸島で発見されたいろいろな像をもとにしてデザインされています。

2008年の北京オリンピック

殷代の甲骨文字と殷周時代から秦漢時代頃までの青銅器に刻まれた金文文字を合わせ、印鑑に使われる書体「篆書」で表現したものとなっています。

そして2012年のロンドンオリンピック

ロンドンの地下鉄の路線図のイメージからデザインされたものとなっています。

2010年09月03日 20時00分01秒 in デザイン, Posted by darkhorse

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