1000万件以上のデータを人工知能が分析することで開発された「トッポ カラマンシー味」は人類の口に合うのか?実際に食べてみました (original) (raw)

2017年12月26日 15時00分 試食

セットを開封すると10箱のトッポ カラマンシー味がきれいに並んでいました。

トッポ カラマンシー味のパッケージは緑色の背景に黄色い線で幾何学模様が描かれており、電子回路の基板を思わせるデザインです。

通常のトッポと比べてみると、トッポ カラマンシー味の箱は一回り大きくなっていました。

またサイズだけではなく箱の形状も通常のトッポと違っていて、ただの直方体ではなく手前の角が丸みを帯びていました。

あらためてトッポ カラマンシー味の箱を見ると、「AIが選んだカラマンシー」とでかでかと書かれています。**公式サイト**によるとインターネット上にある1000万件以上のデータを収集し、その膨大なデータからこれからヒットするであろう素材や味を項目別に分析することでたどり着いたのがこのカラマンシー味とのこと。

表面の右上隅には「AI 人工知能」とAIが開発に携わったことをアピールするマークがあしらわれています。

裏にはAIとカラマンシーの説明が書かれていました。カラマンシーとは東南アジアでポピュラーなかんきつ類とのこと。

原材料にはカラマンシー果汁パウダーが含まれていました。

1袋44gで237kcalとなっています。

1箱には2袋入っていました。

袋を開封すると、かんきつ類の爽やかで甘酸っぱい香りがふわっと漂います。1袋にはトッポ カラマンシー味が7本入っていました。

1本取り出して持ってみたところ。公式サイトによると「通常のトッポに比べ太さ約1.6倍、重量約2倍」とのことで、確かに通常のトッポよりも重量感があります。

実際に通常のトッポと並べてサイズを比べてみたところ。トッポ カラマンシー味(上)の方が通常のトッポ(下)よりも1cmほど長くなっていました。

太さもトッポ カラマンシー味(左)の方が通常のトッポ(右)よりも大きくなっています。

断面を見るために包丁でカットして比べてみると……

中に入っているチョコの色が違うのがまず目につきます。トッポ カラマンシー味(左)は白いチョコクリームです。また太さは変わっていますが、クリームの量が増えたのではなく、トッポ カラマンシー味は通常のトッポよりも生地が少し分厚くなっていました。

実際に食べてみると、通常のトッポはシンプルに甘いチョコ菓子であるのに対して、トッポ カラマンシー味は甘いだけではなく酸味があり、爽やかな味わいです。ヨーグルトのような香りがすっと鼻に抜けて、試食した編集部員からは「通常のトッポとはかなり違うフレーバーで新鮮」「ちょっとビスコのような風味がある」「思ったよりAIが自分の好みを選んでて少し悔しい」という声も聞かれました。生地が分厚くなってるからか、歯ごたえが少し増していて、通常のトッポよりもザクッとした食感が強調されているのは思ったよりもアリでした。

トッポ カラマンシー味はロッテオンラインショップでの限定販売で、10箱1セットで税込2700円で入手可能。ただし1500セット数量限定とのことなので、食べてみたい人は早めに申し込むのがよさげです。申し込みは以下のリンクから可能です。

トッポ<カラマンシー> 10個セット: ロッテオンラインショップ