小さなGoPro「GoPro HERO11 Black Mini」の撮影性能は「GoPro HERO11 Black」と同等なのか徹底検証してみた (original) (raw)

2022年12月07日 08時00分 レビュー

・目次
◆1:ブレ補正性能
◆2:画角の変更&水平維持機能
◆3:水中撮影も可能
◆4:GoPro HERO11 Blackとの比較

◆1:ブレ補正性能
GoPro HERO11 Black Miniには、GoPro HERO11 Blackと同じく強力なブレ補正機能「HyperSmooth 5.0」を搭載しています。ブレ補正機能の効き具合はオフ・オン・ブースト・AutoBoostの4段階から選択可能です。

GoPro HERO11 Black Miniを頭にマウントして自転車に乗ってみたムービーが以下。ブレ補正機能をオンにすると、ブレがほとんど気にならないレベルにまで低減されつつ、「自転車で移動している」ということが伝わるわずかな揺れが残っています。それに対して、ブーストやAutoBoostに設定するとアクション感は皆無になり、滑らかに景色を楽しむ用途に向いた映像に仕上がりました。

「GoPro HERO11 Black Mini」のブレ補正性能を自転車に乗って検証してみた - YouTube

◆2:画角の変更&水平維持機能
GoPro HERO11 Black Miniでは、画角をリニア・広角・SuperView・HyperViewの4段階で調節できます。それぞれの画角設定で撮影可能な範囲を確かめるべく、以下のようにGoPro HERO11 Black Miniを固定して同じ場所から複数の画角で撮影してみました。

ただし、GoPro HERO11 Black Miniは写真撮影に対応していないので、以下の画像はムービーから切り取ったものです。

まず、画角をリニアにして撮影した景色が以下。

広角。両サイドに写る建物に着目すると、かなり撮影範囲の差がよくわかります。

SuperViewはこんな感じ。

そしてHyperViewが以下。横方向の撮影範囲はSuperViewと同一で、縦方向の撮影範囲が広がっているようです。

GoPro HERO11 Black MiniとGoPro HERO11 Blackの大きな違いは、タッチ式ディスプレイの有無です。GoPro HERO11 Black Miniにはタッチ式ディスプレイが搭載されておらず、撮影設定の変更はスマートフォンと接続して行うか、「2個のボタンをポチポチ押しながら設定」という方法で行う必要があります。このため、GoPro HERO11 Black Miniは常にスマートフォンと連携して使うか、「あらかじめ撮影設定を済ませて、現場では録画ボタンしか押さない」といった使い方がオススメです。

GoPro HERO11 Black Miniは、天面に現在の設定やバッテリー残量を表示するスクリーンが搭載されています。このスクリーンが意外と便利で、胸にマウントして撮影する際は下方向をみるだけでバッテリー残量をサクッと確認できました。

2022年12月07日 08時00分00秒 in レビュー, ハードウェア, 動画, Posted by log1o_hf

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