【新作ラノベ感想part19】カメラ先輩と世話焼き上手な後輩ちゃん (original) (raw)
今回の感想は2022年1月のオーバーラップ文庫の新作「カメラ先輩と世話焼き上手な後輩ちゃん」です。
※現在2巻まで刊行中(2022年5月)、2巻まで読了済み。
今回は1巻と2巻それぞれで読了当時Twitterでツイートしたものをほぼそのまま書きます。
けど、最初に言っておきます。今回の感想は、狂気ですよ……。Twitterでいままでにツイートした感想の中でいちばんひどい
※画像はAmazonリンク
あらすじ
天才的な撮影技術を持つがおっぱいを撮ることにしか興味のない高校生・神崎彩人。
究極の美である「おっぱい写真」を撮ることが彼の目標だ。しかし、理想のおっぱいを持つ美少女を見つけられないまま高校2年生になってしまった。
そんな彼が活動するカメラ部のもとに、天性の演劇センスを持つが胸は慎ましやかな(……)後輩・白宮雪希が入部してくる。
彩人は雪希を助手として、学内で開催されるコンテストにおっぱい写真で入選を目指すことに。 理想のおっぱいを持つであろう美少女に声をかけていくが、当然すんなり撮らせてもらえるはずもなく――!?
ドタバタ青春ラブコメ開幕!
1巻感想
最高のおっぱい写真を撮る!
そんな信念で突き進むバカな主人公によるおっぱいおっぱいいっぱいなドタバタラブコメ!
普通にすっごい面白かったです!
一世代前のドタバタラブコメを思い出させるようなノリと勢いが懐かしさを感じさせつつ、それでいて昨今のラブコメトレンドであるメインヒロイン一強タイプの作品として後輩ちゃんとの関係、その内容として作る部分やまとめる部分はしっかり抑えてある。読んでてとにかく楽しいって思える作品でした!
個人的には序盤の「おっぱいを撮らせてくれ!」→「だったら勝負よ!」という流れが繰り返されるのが、分かりやすくコメディって感じですっごい好きなテンポでした(笑)
でも、やっぱりおっぱいなんだ。
この作品を語るならこれがいちばん大事。だからおっぱいと叫びたい。
しかしね、そんなはしたなくおっぱいおっぱい言ったりするのは良くない。
おっぱいっていうのは芸術なんです。
この作品を読んだ人なら分かるでしょう。
そんな芸術をね、汚しちゃいけないんですよ。
だから自重します。
さて、ところで、この作品、わたし数えたんです。
一体何回「おっぱい」って言ってるのか。
読みながらだったので、カウント不備はあるでしょうが、約520の「おっぱい」という単語が本作合計319ページには宿っていました。1ページ約1,6おっぱい。とはいえ、内容としては20ページくらい0おっぱいだったら、その後の10ページで40おっぱいくらいする、そんな配分でしたので、読んでいる側としては一度「おっぱい」を見たら同じページにあと4回は「おっぱい」がいるくらいの気持ちでいなければいけません。
なんて凄まじいおっぱいなのか。
って、まぁ、それはいいんです。
わたしがたった一つだけ言いたいのは、500おっぱいとはどのくらいすごいのかってことです。
というわけで、刮目せよ!
これが500おっぱいだ!
※合計500のおっぱいは画像1枚に収まらない……。
2巻感想
おっぱいおっぱい!
というわけで、再びやって来ました!
今回もおっぱい写真に青春を燃やす男子高校生の生き様から目が離せません!
率直にいって、2巻も最高でした!
傍から見たらバカバカしいことこの上ないのに、変ないかがわしさや雑なえっちさはなく、青春の衝動という輝きとして見せてくる感じが大好きなのですよ! 今回読んでてちょっと思ったのが、なんだか料理を食べただけで衣服が弾け飛ぶ系の漫画に近いものを感じる気がしますよね。
さて、まぁ、そんな前書きは終わりにして。
今回も、数えました!
作中のおっぱいの数!
というわけで、まずは画像どうぞ!
横軸に各章(あるいは章終了時の総ページ数)、縦軸に「おっぱい」が何回登場したかを示したグラフです! おっぱい数は合計数を示していて、加算形式になってますね。
というわけで、最終的な合計おっぱい数は439!
※読みながらカウンターポチポチしてたので、数えミスは少なからずあると思います。
※プロローグまでのおっぱい数には帯やカバー裏表紙のあらすじにあるのも数えてます。
※各章のおっぱい数には、各章のタイトルのおっぱい、また見開き左ページの左上にかかれている章タイトルのおっぱいも含めてあります。
どうでしょうか?
このグラフを見ると、見えてくるでしょう?
鎖骨から上乳にかけてのラインを横から見たときのおっぱいが!
おそらく、ここまで計算して作中でおっぱいおっぱい叫んでいますよ、この作品は……、おっぱいへの情熱がこれほどまでとは(深読みしすぎ💦)
しかし、真面目にこのグラフを考察するのであれば「おっぱい緩急」でしょうか。
グラフを見ての通り、序盤と終盤はおっぱいおっぱいしているのに対して、中盤はおっぱい数の増加が非常に少ないのです。
これは今回の物語で一つの山場となる部分、ここでは最低限のおっぱいしか出していないということです。一方で序盤のほのぼのタイムや、終盤のクライマックスではこれでもかというほどにおっぱいしている!
これまさしくおっぱいの静と動の使い分け!
これこそがこの作品がただただおっぱいしているだけでなく、真剣におっぱいしている作品たらしめるポイントだと思います。おっぱいは揺れる素晴らしさがあれば、そこにただ在るだけの素晴らしさがある。それを作中のおっぱいの回数でも表現しているのでしょう。
深い、深すぎます!
まるでおっぱいの谷間のようです!
……ちょっと冷静になると、こいつ何いってんだ? って感じの感想ですね。イカれてらー。
まぁ、そんなの今更です。
あとはいくつか触れておきたいポイントとして。
表紙! 表紙のメイド服可愛い!
挿絵! お風呂シーンがいちばん好き! おっぱいじゃなくて、あの口の感じ、表情!
あとは、続巻? 今回、すごい綺麗な終わり方をしてしまって、これで完結なのか? ってちょっと不安になってしまって……。
1巻の500おっぱいも今回おっぱいグラフも他の作品じゃできない、この作品だからこそできたこと。そういう意味での楽しみも強い作品だから。
もしも完結と言われても納得しちゃうけど、それでも続きを読みたいと願ってしまうジレンマですよ、ぐぬぬ……!
ともあれ、今回も大満足でした、ということです!
総評
ストーリー・・・★★☆ (5/10)
設定世界観・・・★★☆ (5/10) ※ただしおっぱいは★★★★☆(9/10)
キャラの魅力・・・★★★ (6/10) ※ただしおっぱいは★★★★☆(9/10)
イラスト・・・★★★☆ (7/10) ※ただしおっぱいは★★★★☆(9/10)
次巻以降への期待・・・★★★★☆ (9/10)
総合評価・・・★★★★☆(9/10) おっぱいが全てを解決する!!
※星評価は10段階。白い☆で1つ、黒い★で2つ分。★★☆だと評価は5、★★★★★だと評価は10ということになります。基本的には「面白さ」よりも「わたしが好きかどうか」の評価になります。評価基準に関しての詳細は以下のリンクより。
新作ラノベ感想の「総評」について - ぎんちゅうのラノベ記録
最後にブックウォーカーのリンクを貼っておきます。気になったらチェックしてみてください。