ぐりたんの世界 (original) (raw)

私立探偵のフィリップ・マーロウが活躍する

「ロング・グッドバイ」というミステリーを読んだ

長編なので、息切れしながら登山した感じだけど

「えっ!」という意外な展開が続いて

最後は、すごい景色をみせてもらった。

ロング・グッドバイって、直訳すると長いお別れなんだけど

次のセリフがかっこいいのだ!

To say goodbye is to die a little

(さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ)

男のロマンのお話なんだ。

ロンググッドバイ レイモンドチャンドラー 村上 春樹 訳 初版

昔から、本は好きだったけど、文学青年ではなかったので

文学部にはいかなかった。

でも、趣味として、詩人や小説家のおけいこをするのも

面白いかもしれなあと思った。

大阪には、大阪文学学校という老舗の学校があって

そこの講演集をよんでみた。

詩と小説の学校―大阪文学学校講演集

◆なぜ詩を書くか、小説を書くかについての辻井喬さんのお話

今の時代に生きて人間らしく暮らしていくということ、

その方向を見つけたいという気持ちがあるからこそ、

詩を読んだり書いたりするのです。

現代人が忘れている、あるいは忘れているように見える

大切なものとは何だろう、という問題意識があるから

書くんです。

◆なぜ人は小説を書くんだろうかということにいての高村薫さんのお話

書きたいことがあってあるから書くのではなくて、

書きたいことがあってもなくても、とにかく書きたいから書く

小説を書く幸福というのは、自分を幸福にしてゆく幸福空間を自分で作る…

探す手間も選ぶ手間も省けて、速攻で幸福になれる幸福というなのです。

◆詩を書くときについて小池昌代さんのお話

最初は何か具体物から入ることが多いんです。

芽が出て、ふた葉がぬれているように初々しく開く瞬間…

そういうのを見たときに、自分の心の中に「あっ」という驚きというか、

小さな叫びのようなものが生まれて、そこから詩を書きたいと思ったり。

小説より詩の方が面白そうだったので、詩の教室の本を読んでみた。

これから詩を読み、書くひとのための詩の教室

松下さんのあとがきから

「詩の教室」なのに、詩のほかにも大切なことがあるのだと

力説してきました。

私たちは生きるために詩を書いているのだと繰り返し言ってきました。

そうすれば、詩とともに身の丈の幸せを守って生きることができるのだ、と。

趣味としては、詩の方が手軽でいい感じだと思った。

昭和のひとは、定年まで、ひとつの会社で働くのが当たり前だった。

サザエさんにでてくるおじさんたちの世界だよね。

どうも、今はずいぶんと違うみたい。

自分の仕事をつくるって本、知ってる?

自分の働き方を自分でデザインするという

なんとも過激なお話なんだ。

実際にそういう感じで働いているひとっているんだ!

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)

もう少しゆるやかな働き方の本もあるよ。

自分のキャリア形成を会社にまかす(=放棄する)のはやめて

自分でキャリア形成を考えることが大切なんだというお話。

キャリア形成って、どんな会社を選ぶのかというのではなくて、

自分が進む道を複数考えること

そこで必要な知識・経験をどう身につけていくのか

自分で設計し、実現していくこと

複数のシナリオの中から、自分にあった働き方を選んでいくこと

ちきりんさんは「やりたいこと」がみつかるのは

とてもラッキーなことだといってます。

やりたいことは、社会的に意義のあることや、

周囲が驚くような大きな目標でなくてもかまいません。

大事なことはただ、

「それは、誰に評価されなくても、経済的な見返りがほとんどなくても、

やり続けたいと思えるほど好きなことか?」という点だけです。

「未来の働き方を考えよう」無料お試し版 (文春e-Books)

世の中には、ぶっとんだ働き方をしているひともいるみたい。

「死んだ魚の眼をしたデブで性格の悪いおっさん」こと

ひげおやじさんは、ずっと「現状維持」を目標に生きてるんだと言う。

自称「世界で一番忙しいニート」とのこと。

ひげおやじさんは、自分のやりたいことを見つけたひとなんだと思う。

プラマイゼロの生き方

定年後のシニアのおじさんは、

地域で居場所をみつけると

幸せになれるのかもっていうお話

生涯学習っていうか、趣味に走ってみる

地域イベントで、楽しい時間を過ごしてみる

ボランティアで、役に立ってみる

いろんな道があるんだなあと思った。

オジサンを応援しましょう!

定年が楽しみになる! オヤジの地域デビュー

翻訳家って、かっこいいなあって思うことがある。

でも、実際にやってみると、どうもたいへんみたい。

ひとことでいうと、現場はきついってお話。

翻訳家になろう!

久しぶりに英語の本を読んでみようと思った。

タイトルがステキだったので

「FAREWELL SUMMER」という本を

図書館で借りてよんでみた。

少年の不思議な物語なんだけど、話がぶっ飛んでて、

前後の脈絡がわからなくなってしまって

読解力おちたなあってがっかり。

「さよなら僕の夏」という翻訳本を借りて、読んでみたら、

やっぱり話がぶっとんでたということがわかった。

あとがきで、レイ・ブラッドベリさんは言う。

The way I write my novels can best be descreibed

as imagining that

I'm going into the kitchen to fry a couple of eggs

and then find myself coking up a banquet.

北山克彦さんの和訳は

私の小説の書き方は、たまごを二つ焼くつもりで

キッチンに行こうとしていたのが

即席の宴会の料理をつくっていた、と想像すれば、

もっともよい説明になるのかもしれない。

宴会を楽しみたい方は、ぜひお読みください。

Farewell Summer (Greentown Book 3) (English Edition)

さよなら僕の夏

シニアになって、趣味で家庭菜園したりする人いるよね。

土いじりって、からだにいいっていうお話もあるから

やってみてもいいかなって思ってしまう。

それと農業という本格的な仕事との間には

とてもおおきな壁があるような気がするんだけど

チャレンジしてる人がいるんだよね。

いつか仲間入りできるといいね💛

難しいことはわかりませんが、50歳でも農業を始められますか?