9/23付けレス (original) (raw)

本日は読書メモを書きました。

信じていいのか秋の気配

◆電子レンジマンさん
>初期の路線に近いけっこうハードかつまとまりのあるストーリーが展開されて意外でした。
思い切りよく天山を退場させた事で物語に起伏がついて、人物の感情も飲み込みやすい、意外な面白回でしたね。
>おそらく当時していたであろう現実での地方巡業などと展開がリンクしている感じもちょっと面白かったです。
実際の朝風まりも、師匠の代役で脱出マジックを行ったりもあったそうで、この辺り割と意識的に、現実を下敷きにした部分もあったのかもですね。手品師としてのキャラ立ちもあって、こういった仕掛けは上手くはまりましたね。
黄山が活躍する展開かと思いきやそこまででもない謎の回でした。
敢えて言えば実験兵器メイン回でしたが今回限りが濃厚そうですし、どうして急にテロ対策の話だったのか……博士ポジションの黄山を中心にするか、偽装工作を仕掛ける緑川を中心にするか、絞ってきちっと作った方が良かった感じでしたよねー。
>銃撃戦も予告で煽った期待ほどではなく
どちらかというと、怪人の方が撃ちまくってましたね……振り返ってみると、内容が薄くて絶叫で誤魔化す予告だったのでしょうか(笑)

◆スーファさん
>「人間=善」とは限らないことを早い段階で示したのも良かったです。
世界にあまりにも善意しかないと、それはそれで嘘っぽくなってしまうので、早めにスパイスを入れて、そういう事もある、と見せてきたのは良かったですよね。
>最後の自称グラニュート研究科も善人か怪しい雰囲気ですからタイミングとしてもちょうどよかったですね。
訳知りキャラを横から挟んできたのは予想外だったので、絆斗(中年男性に好かれる係……?)とどう絡んでいくのか、楽しみです。
>ガヴではもう少し普遍的な概念として扱っているのも作風の差が出ていますね。
香村さんに《スーパー戦隊》の影響が強い事もあってか、今のところ寓話的アプローチが色濃いので、その辺りがどう噛み合うか、噛み合わないか、もこの先で楽しみなところですね。
>母親探しの側面を持つのもギーツと同じですが、これは武部Pと言うよりは香村さんの持つテーマの一つだと思っているので
言われてみれば、「コミュニケーション」や「繋がり」を重視する香村脚本ですが、同時に、「(概ね身内に象徴される)喪失」と「それを如何なる形で取り戻すのか」は作家的こだわりの部分がありそうですね。