【参考音源あり】今日の1曲~あなたのお時間、少しください!:イッポリート・パリネロ「バリトン・サクソフォーンのための協奏曲」(バリトン・サクソフォーン&ピアノ、約7分50秒) (original) (raw)

こんにちは!

Golden Hearts Publicationsの梅本です。

「今日の1曲」として、週2-3回、Golden Hearts Publications作品のご紹介をしています。

参考音源を聴くだけでも良いので、少しだけお時間をください!

今日はイタリアの作曲家、イッポリート・パリネロの作品「バリトン・サクソフォーンのための協奏曲」をご紹介します。

■原題または洋題:Concerto for Baritone sax

■作曲者:イッポリート・パリネロ(Ippolito Parrinello)

■演奏時間:約7分50秒

■出版社:Golden Hearts Publications

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この協奏曲は伴奏パートから書き始めて、後から独奏パートを加えました。伴奏はそれ自体が作品になるはずだったのですが、それは曲中に6回繰り返される和音の連なりをアーティキュレーションを変えてベースにしています。ソロパートは、ミニマルな伴奏とは対照的に、繰り返される和音の上に広く自由な旋律が乗っています。協奏曲は単一楽章ですが、3つのセクションに分かれていて、それぞれ個性や音色が異なります。

(イッポリート・パリネロ)

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この作品はファゴットでも演奏可能で、パート譜にはファゴットの譜面も同梱されます。リサイタルに、ソロコンテストに、普段の練習やお楽しみに、幅広くご利用頂ければと思います。

商品ページはこちら。

【バリトンサックス&ピアノ 楽譜】バリトン・サクソフォーンのための協奏曲 作曲:イッポリート・パリネロ - 吹奏楽楽譜・アンサンブル楽譜の出版・販売|Golden Hearts Publications

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▼作曲者紹介:

イッポリート・パリネロ(Ippolito Parrinello):

イッポリート・パリネロは1989年2月14日、マッツァラ・デル・ヴァッロ(イタリア・トラーパニ)に生まれる。14歳でピアノと作曲を始める。イタリアではABRSM(Associated Board of The Royal School of Music)で学び、2010年に最初のピアノディプロマを取得。2013年、リベラ音楽院のピアノ演奏科を満点の成績で卒業。2018年には、マエストロ・フランコ・フォデラの指揮のもと、トラーパニ音楽院でピアノの修士号を取得し、マイケル・ハリスンの「黙示録」のイタリア初演を演奏。
2016年にはプレミオ・ビアンカ・ガンドルフォの第1回優勝を果たし、オーケストラ・シンフォニカ・シチリアーナラヴェルの左手のための協奏曲を演奏。2017年からはアンドレア・ゲルランド・テラーナと共にPFELの一員となり、ピアノと電子楽器のためのレパートリーに焦点を当て、2018年にはラクイラの「elettroAQustica」第3回やピアノシティパレルモなどのイベントに出演している。2019年にはセリヌンテのアクロポリスでde_frammentazioneの初演を行う。
作曲家として、様々な編成のための絶対音楽や、様々なメディアのための音楽を数多く書いている。

今日は以上です!

次回の「今日の1曲」をお楽しみに!