あの日、あの時、あの場所で (original) (raw)

戦前、豊橋にあったレストラン「偕楽亭」のメニュー。

この祖父は香淳皇后の父、久邇宮様が豊橋の連隊長だった関係から、

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メニューを見ると、現在のメニューとほとんど変わらないし、品数も多い。

昔の味_e0366006_11143150.jpg

偕楽亭は「レストラン フジ」と名を代えて長男が継ぎ、

医者になった次男(夫の父)は自分の家庭に実家の味を伝えたという。

確かにステーキひとつとっても、ちょっと味付けが違う気がする。

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見た目は外国産ですが、国産です。

コーヒーが10円、テンダーロインステーキは100円ですか?
当時では現在のどの位なのでしょうね。
戦前に洋食の食材やスパイス、まして洋酒などを確保するのはきっと御苦労がお有りだったでしょうね。
私は未だに日本食の食材に苦労しています。涙

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

チキンライスが五十銭、、時代を感じますね。ハイカラな洋食メニュー。。
どんな方達が、どんなファッションで食べていらしたのかしら、、と思い浮かべて居ます。

> Diary-17さん
10円なのか10銭なのかわかりませんが、メニューの数が多くて驚きました。
本当にこれだけの食材を準備できていたのでしょうかね?
豊橋の食物事情はわかりませんが、何か秘密ルートがあったのかしら?
うーん、不思議です。

> mamako48722さん
明けましておめでとうございます。

メニューの多さが自慢です。笑
あ、メニューばかり見ていましたが、お客様のファッションもどんなだったのでしょうね?
戦前の話だと思うので、NHKの朝ドラ「ごちそうさん」と同じ時代かしら?

今年も宜しくお願いいたします。

初めて書き込みさせていただきます、夕霧と申します。
今日の記事を拝読して、豊橋生まれのベストセラー作家を思い出しました。
今から100年前、村井弦斎は、現在の愛知県豊橋市生まれましたが、『食道楽』というベストセラーを書きました。
小説の中でレシピつきで紹介される料理が和洋中、630種にものぼり、明治時代の女性たちは実用的な料理記事として圧倒的な支持を得たようです。
レシピは17歳年下の妻、多喜子が作る家庭料理をもとにかかれたもの。
多喜子は大隈重信伯爵の親類であり、後藤象二郎伯爵の係累という出自。
弦斎は、妻の料理と大隈伯爵がつかわせたコックの料理などを参考にしてレシピを書いた由。

香淳皇后様にお料理をお教えになったお祖父様のレストランは、格式高く、当時の人の憧れのレストランだったのでしょうね。
豊橋出身の村井弦斎とのつながりがあるのかもしれませんね。

> 夕霧さん
初コメントありがとうございます。
村井弦斎という作家さんは知りませんでした!
凄い作家さんだったのですね(アマゾンで早速「食道楽」注文しました!)。

夫は子供の頃、祖父から「日清戦争に従軍した」と聞いたそうですから、
祖父は村井弦斎とは同時代の人のようですね。
豊橋は(私は詳しくありませんが)とても文化的な街で、
現存する公会堂を見てもハイカラな街だったことがわかりますから、
フレンチレストランも容易に受け入れられたのではないでしょうか。

貴重な情報、ご教授いただき有難うございました。
拙いブログですが、これからも宜しくお願いいたします。

わぁ、貴重な資料ですね!
そしてブログにアップしてくださったことで、その資料から紐解けることもありそうですね。
私も、↑の本を読んでみたいです。

> uransuzuさん
何気なく、面白いなと思ってアップしたメニューですが、
歴史的資料なのかも~という気になってきました。
本の到着、待ち遠しいです♪

graceさん、こんにちは〜♪
こちらに過去記事がとても気になっていました。
若い頃に会社勤めをしていた時のこと。
会社の接待で「レストラン フジ」の領収書を見ました。
私は経理をしていて、会社にとっては重要な接待で
その時に素晴らしいレストランなんだと聞きました。
当時としては、領収書の金額も大きくて印象に残っています。

> blue-salvia2さん
コメントありがとうございます。
えーっ。ビックリでした!
誰も知らないと思っていたのに、知ってらした方がいたとは……💛
夫はトヨタの方に一度言われたことがあるようですが…。
ブルーサルビアさんのご生地は豊橋ですか?
とても親近感が沸いております。不思議なご縁ですね。
これからも宜しくお願いいたします。

思い出作りの私的覚書あれこれ

by Grace

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