秋山黄色の音とイヤホン① Fender TEN3 (original) (raw)

おすすめとかじゃなく。

ランキングとかでもなく。

単純に。

私が普段、秋山黄色を聴くときに使ってる機材について語るだけのブログです。

終売になっているものも多いし。

オーオタ以外の人には、引かれるほどの金額のものもあるので。

おいそれとおすすめはできない。

でも!!私は!!!

秋山黄色の音について語りたいんだ!!!

と、自分に正直になった結果。

いや別に、おすすめしないで普通に書くだけなら、いつもの自己満足記事ってことで間違えて読んだ人もスルーしてくれんじゃね??

ということに気付いたのでw

スルーしてもらうこと前提で語ることにしました←

Fender TEN3

まずは、Twitterで何度も登場している、Fender TEN3の話をね。

Fender TEN3が我が家のメインイヤホンなのでね。

まぁメインイヤホンの地位を獲得するまで。

リケーブルだけで20万近くかかったんだけどもw

その甲斐あって、今はこれだけでも生きていけるくらいには、私好みのイヤホンに成長しました。

これは、イヤーモニタータイプのイヤホンです。

よくイヤモニっていうじゃないですか。

あれです。

普通は、プロの人とかステージに立つ人が使うものです。

音を解析したりするので、音の分離が良くて細かいところまでよく聴くことができます。

イヤホンが好きな人とかがよく使っている解像度が高いっていうのは、これに該当します。

解像度っていうのは、普通カメラなどの画質に使われる言葉ですが、音楽でも使います。

なんで使われてるかとか、そういう難しいことをちはるさんに聞いたらダメです←

分からん人はプロに聞け。私は知らん。

このイヤホン、実は声ホンと言われているほどボーカルが前面に出ていて、細かいブレスや息遣いまで余すことなく聴くことができます。

ハイレゾ対応()とか、そういうのがほしい人には向きませんが

あー先に言っておきますが、ハイレゾ対応()という謳い文句(と例のソニー考案のハイレゾシールw)は、オーディオ業界の罠なので、あまり気にしなくて大丈夫です。

あんなもん、モンドレセクション金賞受賞と同じくらい、信用度の低い謳い文句ですから←

あ、ハイレゾという技術自体は、ちゃんと科学的根拠はあるので。

ハイレゾ音源は、ソニーハイレゾって騒ぎ出した以降の音源だったら、間違いなくハイレゾですw←

2010年代より前ぐらいの音源はぼったくり説が濃厚なので注意しましょう。

あ、ちなみに私も2013年より前は全部ぼったくりだと思ってますが何か??w←

その昔、日本のレコード会社はコピーコントロールCDというノイズ混じりのクソ音源を発売していました。

特にソニーな。

そんな企業がハイレゾだの高音質だのちゃんちゃらおかしいわ!

と、はっきり言って思ってますがw

でも、ハイレゾ普及を牽引してきたのもソニーなので、まぁ時代ごとの功罪については基本触れないようにしています(いや今めっちゃ触れてるw)

閑話休題

よくイヤホンのスペックに書かれている再生帯域というのは、測定基準がメーカーごとに違うし、曖昧なものなので、あまり気にしなくて大丈夫。

気にしてほしいのは、インピーダンスです。

これが再生機器にマッチしていないと、音楽を聴いても全然楽しくありません。

簡単に言うと、音量が取れない。

詳細を書くと…たぶんオタク全開すぎて、全員ドン引きしてついて来れなくなるので、詳細は省きます←

オーディオ好きな人の中には、鳴らしきれないという言い方をする人がいますが、まさにそれ。

馬力のない機器、特にスマホとかね。

そういうので聴くことを想定している人は、インピーダンス低めを選びましょう。

で、このTEN3はまさにインピーダンス低めのイヤホンです。

まぁまぁどんな機器でもある程度鳴らせます。

ただ、馬力のある機器で聴くとさらに化けます。

黄色さんの歌って、結構ブレス大きめなので聴き取れることが多いと思うんだけど。

そういう分かりやすいブレスだけじゃなくて。

『はひふへほ』を発音するときにほんの少しだけ漏れる吐息とかね。

『さしすせそ』を発音するときの、sあ(さ)になる前の、sの細かーいところとかね。

そういうのすらも聴ける。

家で1人で、目を閉じて聴いてると。

あれ?今隣で歌ってる!?あれ??

ってなります。

そりゃもう悶絶ものですww

特にFIRST TIMEのモノローグと猿上がりシティーポップなんてすっごいよ。マジで。

そして、ギターブランドから発売されているだけあって、弦の音がリアル。

弦を弾く音すらも聴こえてきそうなぐらいリアル。

そして、ここは秋山黄色特有の話なんだけども。

黄色さんの音って、アホみたいにギター重なってるじゃないですかw

あのギターの重なり合う音の層がね、どう重なってるのか聴けるのね。

細部までほんとよく聴こえる。

アイデンティティのサビなんかもう何百回聴いたかわかんないけど。

今聴いても鳥肌立つよ。

あと、Caffeine(原曲)のイントロのギターとか、FLICK STREETのギターとかね。最高です。

ただ、純正とか銀素材のケーブルだと結構シャカつきます。

シンバルとかサ行が刺さるんだけど。

低音を増幅するような線材に変えると化けます。

SHUREの215みたいに分離能だけ突出しすぎて、音が軽すぎるせいで聴き疲れ、みたいになることもなく。

ひとつひとつの音にある程度圧があるのか、どれだけ聴いても疲れない。

このイヤホンは。

秋山黄色のファンをやってる間は絶対に手放せません。

さっきも線材の話ちょろっとしたけど。

リケーブルをすると、このTEN3はさらに化けます。

リケーブルとは、ケーブルだけを交換することですけども。

通常は、断線などのトラブル時にケーブルだけ交換、っていう主旨だったと思うんだけど。

オーディオ好きは、リケーブルで音質変化を楽しみます。線材ってのは、ケーブルを構成する素材のことね。

例えば、銀ケーブルとか。

無酸素銅とか。

銀ケーブルに金メッキとか。

そういうの。

いやね、線材ひとつで音めっちゃ変わるからマジで。

あとは線の組み方とかもいろいろあるんだけど、まぁリケーブルはしなきゃいけないってものでもないので。

純正で良い音が出るならそれがいちばん。

ぶっちゃけ、Fender TENシリーズの純正ケーブル、死ぬほどショボいのよwww

だから仕方なくリケーブルしてるってだけ。

で、TEN3は繊細なチューニングなのか、線材がちょっと変わっただけで、違いが顕著に現れるのね。

だからいろいろ試したくなって、止まらなくなるっていうね笑

特に秋山黄色の音楽は。

ちょっと機材の何かをいじっただけで、とんでもなく音の雰囲気が変わる。

雰囲気というか、ディテールが。

そうなるともう、全部聞き直したくなって。

あーじゃあこれをこれに変えたらどうなるんだろ!?

っていう、実証実験みたいなのが始まってw

止まらなくなって、気づいたら数時間経ってるとかザラw

秋山黄色の音源と Fender TEN3持ってたら、永遠に音で遊べそうなぐらい。

ほんと楽しい。

はい。

TEN3の話だけでものすごい長くなってしまいました笑

あとはバランスとアンバランス(シングルエンド)の聴き比べた話とか、イヤピは何がおすすめかとかも書きたいけど、あまりに早口のオタク感が出てしまうので、やめときますw

なんと、秋山黄色の音とイヤホンの話、まだまだ続きます笑

TEN3はもう中古でも入手困難なイヤホンなので。

次は入手可能なイヤホンの話にしますね。

あとイヤピの話は、そのうちイヤピだけで1つ記事を書く予定でーす。

以前書いた時より新商品結構色々出てるし、おすすめも変わってきているので。

イヤピ変えると手持ちのイヤホンの聞こえ方変わるんで。

お手軽カスタマイズとしてはおすすめやで。