秋山黄色の音とイヤホン② KEF Mu3 (original) (raw)
さて。
前回はすでに入手困難な有線イヤホンの話をしたので。
今回は、販路は限られてるけど入手可能なワイヤレスイヤホンの話。
スピーカーで有名なブランド、KEFが発売したワイヤレスイヤホンです。
スピーカーブランドのイヤホンだけあって、鳴り方がイヤホンっぽくないところがお気に入りです。
結構解像度も高いし音場も広い。
え、これワイヤレスイヤホンですよね…?って買ってからしばらく経つけど今でも思う時があるw
スペックはそこまで高くはないです。
標準的なワイヤレスですね。
あとアプリとかないのでスマホ操作必須の人には向かないかもしれないです。
私はアプリでEQいじるのとか死ぬほど嫌いだしアプリ要らない派なので。
めっちゃ気に入ってます。
ぶっちゃけ、連動アプリがあるってだけで買う気が失せるくらいにはアプリ要らないと思ってます。私はね。
イヤホン本体の話が長くなってしまったけど、本題。
このイヤホンを使って秋山黄色の音楽を聴いた場合の話。
そうそう。このイヤホンね、BUG SESSIONで東京へ行った時に買ったんだよねw
だからもうこれは、秋山黄色を聴くためだけに買ったワイヤレスイヤホンと言っても過言ではないのだ!笑
買って正解だったんだよね。
すっきりとバランスの良いチューニングが、ドンシャリな音源が多い黄色さんの音にピッタリというか。
他のワイヤレスイヤホンだと、黄色さんの音って、音数多くていろいろ複雑に絡み合ってるから、だんごになりがちなんだけど。
このイヤホンだと結構細部まで聴ける。
TEN3ほどくっきりではないけど。
そこそこクリアだし、スッキリしてる割に低域もしっかり出てるし。
ピアノもストリングスも、心地よく聴ける。
サ行が刺さることもないしね。
とにかくバランスが良い。
あとね、音場が広いというか、空間が広い。
ワイヤレスイヤホンにありがちな、平面感というか、そういうのがない。
ちゃんと奥行きがあるというか。
特に黄色さんの音って立体感のある音作りって感じなんだけど。
それがちゃんと表現されてる。
定位がしっかりしてるのかね?
家で使うことはほぼないので、外出時に聴く分にはこれくらいの音質で十分だなー。って思う。
最後に、このイヤホンの特徴を簡単に書きますね。
【デザイン】
近未来的。流線形のフォルムが私の好みですね。
片手に収まるくらい小さいし。
シルバーで手触りもツルっとしていて、好きかな。
【フィット感】
着けているのを忘れるくらい、私にはピッタリ。
奥の方にグッと差し込むわけでもなく、ピタッとはまる感じ。
【外音遮断性】
ノイキャンをオンにすれば外部の音はそれなりに遮断してくれます。
電車の中でも音楽に集中できるので、結構いいと思う。
【音漏れ防止】
収まりがいいので、音もそんなに漏れてないと思う。
遮音性が高いので、音量もそんなに上げなくても大丈夫。
【携帯性】
めっちゃ小さいので持ち歩きには最適。
ツルツルしてるけど、傷も目立ちにくい。
【接続性】
めっちゃいい。一度接続されたらあまり途切れない。
札幌駅でも途切れないから、快適に音楽に集中できる。
【スペック】
ドライバーユニット 8.2mm
Bluetooth 5.0
コーデック SBC, AAC
Bluetooth 最大距離 10m
再生時間 (イヤホン満充電時) 9 時間 (BT+ANC有効時)
再生時間 (充電ケース使用時) 15時間
5分の急速充電で1時間の再生可能
コーデックは、LDACにもaptXにも対応していないので、正直圧縮感はあるけど。
それでも、SONYみたいな、こもった感じとかはほぼないかな。
SBCとAACにしか対応してないのにこの音質はすごいと思う。
逆にLDAC対応してるんだからSONYはもっと頑張れw w
コーデックというのは簡単にいうと、Bluetoothのデータ伝送の際の音声圧縮変換方式のことです。
種類は色々あって、必ず実装されていないといけないコーデックというのが、SBCというもの。
AACというのは、SBCよりはマシ程度かなw
なので、コーデックのスペックはそんなに高くはありません。
ただ、鳴りがとてもいいので、チューニングがいいのかもね。
まぁ正直、ワイヤレスに関しては、出口(イヤホンヘッドホン)より上流(再生機器やアプリ)の方が重要です。
これも人それぞれなので、あれだけども。
エビデンスはないけど、ウォークマン開発者の人のトークショーに行った時、やっぱり良い再生機器を使うとBluetoothでも音がいいって言ってた。
エビデンスがないので、プラシーボの可能性もあるけどw
価格は結構なお値段しますw
このスペックでこのお値段ですか!?くらいのお値段ですw w
でも買って使い始めてから一度も後悔していないので、良いものだと思う。