最近の人はテレビを見ない件 (original) (raw)
うちの息子も東京にいる娘一家もテレビ番組を観ない。旦那の妹に至ってはテレビを持っていない。すべて情報はネットで事足りるのである。
だからと言って彼らと話しても、世の中のことに疎いということはまるでなく、むしろこちらが教えてもらうことばかりである。
悔しいから最近また取り始めた中日新聞を毎日隅から隅まで読んでいる。どうだ近郊版の春日井市情報や4コマ漫画ぴよちゃんはネットにあるまい。
ところでなんでそんなにテレビ離れするのかと言えば、まあやっぱりつまらないからだろうとは常々思う。
たとえば、昔よりコマーシャルが面白くない。80年代はコマーシャルを観ていてもなんだかときめいた。
さらにドラマがつまらない。昔の「ふぞろいの林檎たち」なんて夢中で観たものだ。
しかし最もつまらないのは何といってもバラエティ番組である。しばらくしたらすぐにチャンネルをかえてしまう。
今もっとも観ているものはニュース番組。ドラマは唯一大河ドラマである。
結婚して以降、我が家は常にテレビが点いている家であった。それにもかかわらず子供たちはテレビを観ない大人になった。このことはテレビ離れというものの本質を示しているのかもしれない。「くだらないものをみてるなあ」と思っていたのだろう。
それでも私はテレビが好きだ。同時にとても便利なツールだと思う。そう言ってテレビに戻る若者もいるらしい。私はテレビがこれ以上衰退しないでほしいと願っている。