「ハリガネムシ(きこえるより)」//家庭に問題を抱える少女の家の「生活音」 (original) (raw)
あらすじ
家庭に問題を抱える少女の家の「生活音」。
読後感想
主人公の「僕」は30歳、予備校アルバイト講師
中高時代は良い成績を残したが大学受験で失敗し地方大学で学ぶ
しかも就職がうまくいかず就職浪人になり現在にいたる
予備校の生徒高垣沙邪はちょっと影があり魅力的だった
プライベートを知りたいと、彼女に盗聴器付きUSBメモリーをプレゼントする
僕は予備校講師の仕事を終わった後マイカーで彼女の家近くの駐車場の駐め室内音を盗聴する
ある日から父親からほぼ恒常的に強姦されてることを知る
父親は母の継父で、金銭的に困ってこの父と結婚し父の家に住んでいる
しかも父は海での事故で漁船を使っての仕事もできない状態
毎日酒をのんでぐーたらしている
ある晩、激しい音とともに父のうめくような声
沙邪が父を絞殺したらしい
「僕」は警察を呼ぶことできず悶々とする
ただ彼女は翌日から予備校を欠席するようになり会えなくなった
たぶん母の力を借りて父を海に投棄し事故に見せかけたようだ
投棄されてから2,3週間過ぎると海の生物の食い物になり死因を特定できなくなる
後日彼女は志望の大学に入学できたといううわさを聞いた
(2次元コードには娘が父にこれまでの行為を罵るような声と父のうめき声が聞こえる)
彼女の働けない父親のことか、親の家から通い、一部すねかじりしている主人公のことか?
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