オタわむれ 日々是戯言也blog (original) (raw)

【Switch】スーパーロボット大戦30

スパロボ30が楽しいのです

長く止まっていたスパロボ30二周目ですが、日記を書くのを放棄することでやるモチベーションをあげるという手管にでました。それがあって止まってたんですが、もう前のこと覚えてないし、なら書かなくていいや! という割り切りをしたのです。
ついでにもう一つ割り切りとして、DLCユニットの獲得をかなり減らすことにしました。とりあえず使う予定のユニット以外はいつか隙があったら、という感じでさぱっと切り分けることにしました。
そもそもの話、今回の使うユニットはVガンダムレイアース組とザンネン5と大体決めており、なので他をわざわざ獲得しなくても、ユニットは十二分にあるという状況。他に目移りする必要はないのだ! となったので、プレイする度に迷ってたのが消え失せました。
とりあえず、今回はVガンダムレイアース組にザンネン5、あとは火力要員としてコンバトラーVボルテスV、後アルティメットダンクーガをメインとしてやっていく感じなので、ほぼこれ以上入らない感じになりました。もうちょい入れ替え要員もあると楽しめそうですが、その辺はまた追々やっていこうかと思います。
で、ついでに財宝系の探索にも時間を大きく割けるようになったので、今手に入るやつはすべて手に入れる! とあちこち財宝探索して遊んでました。財宝系は敵のレベルが雑魚なので楽勝です。さくさく集めて楽しんで気が付いたら朝5時だったので、スパロボ30は魔物です! ってなりました。寝れなかったのもあるけど、それにしたってやりすぎです。楽しかったのだ!

前回使った組は使わないにしても

グリッドマンジェイデッカー組は使わない、というのを今回自分に課しました。強制出撃があるので改造はある程度、ここを上げておくべきとこというのは上げましたが、それ以外は手を付けないという形です。
とはいえ、どちらも強制出撃が結構あった組なので、そこを上手く切り抜けられるか、というのが懸念材料。どこかで育てておかないといけないかもしれない。戦線で育てるしかないか? 全く育ててなくてなんとかなるとも思えないし。
とはいえ、一周目でお世話になって愛着もあるので、ふと使いたい気分にもなります。そこは斜線を引かない。使わないと決めたら使わないのだ! 三周目があればまた使うかもしれませんが。三周目はしないかなあ、流石に。
とかなんとか。

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

書き溜めができないのだが、ギリギリのラインを攻めるのもまた戦いだ……。と世紀末病人顔になりつつ、今日もギャグマンガ日和感想をしたためてまいります。この行為が堪らなく楽しいですが、まだまだ日和の味わいは深く、濃くなってまいります。というか、マジでギャグオムニバスで25年くらいやってるの意味わからねえ。これだけネタを出してもまだ被るネタというのがないのが狂いすぎている。どうなってやがる!
さておき、ページ数とコマ数も確認します。これが中々自分の中で意味が出てまいりまして、やっててよかったという感じです。こういうのがあるから、調べ物は止められねえ!
ということで、それではいってみましょう。

第61幕 うっかリ和美

大体の内容

和美がうっかり行動をしてしまうのだが……。

感想

和美がひたすらうっかりそのタイミングで!? という行動をとるというだけの4コマ漫画ですが、3コマ目までで積み立てておいて最後のコマでどう崩すか! というのが見所です。崩し方がそうくるかー、みたいなやつで中々楽しかったです。
ぶっちゃけ一発ネタですが、だからこそだろうがっという感じで押し通るのは小気味いいです。何度も繰り返しみて楽しむネタでもないですが、でもなんか何度見ても小気味いいので読後感が大変よいです。その辺が不思議な魅力となっています。なんかぐっとどこに行ったんだ和美! で押されたところでこうしてました、というヌケをするのでなんかそれが快感に感じるような気がします。押しが強いから、そうくるかー。のヌケが気持ちいい。
全体的にだからどうしたな話なんですが、それでもこのヌケ感がこの漫画を唯一無二の存在にしていると言えましょう。堪らぬ。

何ネタ?

定コマ数ネタですが、一つお題があるので定コマ数ネタの時にある虚無戦記は少ない仕様となっています。というか、定コマ数ネタする時は大体虚無戦記するのはむしろなんでなんだぜ!? って感じですね。定コマ数する時は増田こうすけ先生が虚無戦記だったりするのかとうがった見方もしています。なんかあったのかな?
逆に言うと今回は虚無戦記ではないのがむしろ虚無戦記を乗り越える術を手に入れたという示唆かもしれません。増田こうすけジャンキーなのでこういうところからそういう変なことを考えてしまいます。

ページ数とコマ数

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

それとはすなわち。
ここは増田こうすけ先生のライフワーク、ギャグマンガ日和の感想を一日一話のペースでやっていくところです。書き溜めが溜まらないので、毎度ギリギリでお送りいたしています。これはこれで焦るので楽しいですが、書き溜めはやっぱり心の平穏には必要ですな……。追いかけられる感じが堪らない勢ではないので……。
さておき、ページ数とコマ数も確認します。今回は少ないページだったので楽でしたが、短い時は短い時で別に子のシークエンスいらなくね? ってなるのでマジ困るところです。いるの!
と、正気に戻りかつつ、それではいってみましょう。

第60幕 ポジティブアイドル

大体の内容

アイドル、牛山サキのある日常の話なのだが……。

感想

前に出た売れないアイドル牛山サキの話。全体的にポジティブにいこう、ポジティブに! というのを借金の取り立てをかますことでえらい空虚じゃありゃせんか。とするある意味でポジティブという概念を殴る回となっています。増田こうすけ先生にどこまでその意図があったかは分かりませんが、ポジティブというにはその生活は限度があるよ! と読者が牛山サキを気の毒に思ってしまうのです。なのでギャグになりきってないというか、ギャグの体裁だけど結構心にくるので、やめろ増田こうすけ先生。そのネタは俺に効く。やめてくれ。と、うちはマダラ状態です。
今現在ではそういう生臭いネタを上手く処理する手管に長けている増田こうすけ先生ですが、この頃は意外とダイレクトに混ぜてくるのでその辺の辛みが強い。阿部さんネタ最初のやつも最初に変な風刺みたいなものもありましたが、今回はそれより更に生臭く、辛みが強い。やめろー! そんなのデュエルじゃない!
とはいえ、今後も牛山サキネタは偶にあるので、こういう状況を何とかしたのか、と思うことで溜飲を下げるしかありません。まあ、そのネタの方も辛みが強く且ついかれてたので、そういう星の元に生まれたアイドルなんだよ、牛山サキは。ということにしてオチとする。それで満足するしか、ないじゃないか……。

何ネタ?

レアネタ牛山サキネタ。確か4つくらいしかエピソードがないので、遊戯王のちょっとしか対応カードがなかったテーマみたいな、そのネタやるんだ……。ってなってしまいます。本当にだが俺はレアだぜ? ってふざけた言葉を出してきてもそうだね。って肯定したいくらいにはレアなので、内容と合わせてなんというネタを見せてくれるんや増田はんは……。って京極さん顔なります。マジこのネタの頃の心は大丈夫だったんだろか。

ページ数とコマ数

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

掴もうぜ! すごいボール! ということでギャグマンガ日和感想を、一日一話書いていくところとなります。
ギャグマンガ日和は素晴らしいです。読めば読むほど味わいが出て、無限に噛めるのでは? まであります。今読んでる辺りがかなり久し振りに、十数年ぶりくらいに読んでいるのもありますが、それでも面白さに陰りがない辺りがこの漫画がいかれた漫画である理由と言えましょう。そろそろ4巻終わりますが、まだまだ先はあり、まだまだ楽しませてくれる。なんだかとっても、イナフじゃねえか……。
さておき、ページ数とコマ数も数えます。やはり、6コマというのが増田こうすけ漫画には重要な数字なのかもしれない、という説があるにはあるんですが、全体的に6が多いかというとそうでもないので、強く言えない今日この頃。
ということで、それではいってみましょう。

第59幕 スゴイウォーズ

大体の内容

彼女と初デートで映画を見に行くぜ! などと、その気になっていたお前の姿はお笑いだったのだが……。

感想

あれかと思ったら全然違う! 違うどころじゃないくらい違う! という話
スターウォーズ』好きの彼女なら、この時に『スターウォーズ』の新作をやっているはずがないと知ってそうなんですが、それでもほいほい行く辺り、リバイバルとかの可能性? ってなってたんでしょうか。それ以前に映画に行くだけ言って、内容については知らされてなかったのか。見る感じでは後者ですが、『スゴイウォーズ』の段階でこいつヤバイ! ってならなかったのでまだまだひよっこだあ! って感じなのかもしれません。
そういう映画者スキル有無はさておき、そこから始まるパチモン映画にしてもひどすぎる展開! そのせいで男子のツッコミが煌めく形になり、初デートで恋人が映画にごつごつのツッコミを入れて壊れ始める、というのでドン引きしてたのが印象的です。やはり、『スゴイウォーズ』の段階で逃げておくべきだったのだ……。
そして、最後に折角仲良くなった彼女にいい目を見せたい! の為に男子は修羅になった。それが良かったか悪かったか、というと悪かったんですが、あの映画館やってる家族、いずれ焼き討ちに遭いそうです。わしなら焼く。

何ネタ?

映画ネタでしたが、映画ネタというか創作物を全然寄せずに且つ元から連想されるものからどれくらい最悪なものができるか、という思考実験の趣のある回でした。『スゴイウォーズ』がおおよそ金を払ってみるものではないを通り越して返金しろ! 1000万返金しろ! レベルなので、よくここまでこんな映画は嫌だの上位互換を出せるなあ、と感心しきりでした。最初にこんな『スターウォーズ』はいやだ! を出しておいてそれを超えていくからなあ。

ページ数とコマ数

だいぶ修行の成果はでているが

皆さん、スト6をまだやってますか? わしは全然楽しみが薄れないので他のことに影響がでている段階です。そして更に楽しむ為に色んな練習をちまちましております。
まず端緒としてはコマンド精度の向上を目指してのがあります。綺麗なコマンド操作を実現して、ここぞでマリーザジャベリンのカウンター版を叩き込む為に、と始めました。
最初はただ入力して出すだけからで、その後ガード後のリバーサルをできるようにやって、そこからコパSAを、という流れになっています。
その過程で練習用のキャラをキャミィに変えて、コパSAの練習をしていたりします。屈中パSAまではできるんですが、コパSAはかなり安定しません。といっても、それは右向きでの話で左向きならわりと簡単に出来ます。
ナンデ!? ですが、これはコマンド精度修行の副作用というか、最初にマリーザさんでやってた時は、相手の大足に確るのがメテオリティス、つまりSA2だったので、所謂真空竜巻コマンドを叩き込んでしまったのです。
その影響で、逆の真空波動コマンドの方が疎かになり、出す時なんとかなれーっ!! って感じで雑に入力してしまっている。なので、その矯正とどちらもちゃんと出るを成立する為に、ちまちまと毎日やっている訳です。
最近は、初心に戻ってマリーザジャベリンを相手の攻撃に合わせて出す、というのの練習となっています。まだ確実に来る攻撃に対してやっているので、なんも出さないに対して出さないように、という感じで練度を上げていくことになるかと思います。
結局精度どうなの? ですが、実際としてはコマンド精度は確実に上がっていて、コンボ成功率もかなりよくなっています。でも、まだパーフェクトじゃない、という感じで高みを無駄に目指す感じでやっています。

ザンギエフに導かれて

さておき、最近はわしはザンギエフを嗜むようになりました。メインキャラはマリーザさんなのは変わりませんが、今後しばらくはザンギエフを使っていくので、その為のスキルを身に着ける段階となっています。
ザンギエフで覚えておくなら、ラッシュからのスクリューと前ステボリショイ! ということでこれらを練習し始めました。ラッシュスクリュー、特に立ち弱キック>キャンセルラッシュ>スクリューはできるとテクい感じがあるので、優先的に練習しております。意外とちゃんと出るようになってきた。
後、前ステボリショイはフレーム的に成功していても変なガチャさがあるというので、こういう仕様なのかまだ入力が安定してないのか。フレームレートでみると成功してるんだけど、こういうものなのか?
という感じにザンギエフ専な練習をかましています。他にも起き攻めネタの確認とか開発も、というのでマリーザさんに戻れる日がくるのか怪しいところですが。

どんどん修行が増えていく

そこまでが最近の修行でしたが、今日からジャスパの練習をしよう、と思い立ちました。まだジャスパを考えなくてもいいランク帯ですが、いつかはしないといけないからいつかの為に今からやっておくべきなのよ! という結論に達した。
ということで、ジャスパ練習を始めましたが、まずどういう座組でするのがいいのか。というのの考えるのから始まっています。とりあえず、現在のコマンド入力精度で使っているガード後しゃがみ強キックを活用してみています。これをフレーム遅らせたりすると意外といけるかもしれない。駄目かもしれない。いい手があれば誰か教えてください。
という感じで、修行の数が増え始めています。これがまあ楽しいのです。とりあえず、ちゃんと活きる時があるか分かりませんが、ウォーズマンだって狙いでは活きなかった特訓の成果が唐突に活きたりしたので、無駄にはならないよ。と美柴可憐声が出ます。そういう具体的な意味の為に修行するんだけど修行するんじゃないんだよ! という謎の台詞を吐いて今日の日記は終わり。

冒険には、武器が必要だ!~こだわりルディの鍛冶屋ぐらし~ : 1 (アクションコミックス)
冒険には、武器が必要だ!~こだわりルディの鍛冶屋ぐらし~ : 1 (アクションコミックス)

大体の内容「いいものなら売れるなどというナイーブな考え方は捨てろ」。とラーメンバカになったハゲに言われそうなルディさんの無茶武器を眺めて楽しむ漫画。それが『冒険には、武器が必要だ!』なのです。
冒険には、武器が必要だ!
なら、それを作る鍛冶屋にスポットを当てる! 慧眼です。鍛冶屋キャラというのは色々な作品で、あるいはSF的ならメカニックとすればそういうサポート職は本当に色々な作品に出ているものです。しかし、意外とその鍛冶屋単体に重点を置く作品は多くないものでした。
その隙間にするっと入ってきたのが、この漫画です。
内容としては、迷宮の前にある街で金物屋の丁稚をしているルディさんが、その仕事をしながらせっせと無茶苦茶な武器をこさえて、その武器が活かされる時は来るのか? みたいな話をしています。1話目から、その武器が活用される、んだけど目算とは違うなあ。というので、名鍛冶屋として名が売れていくのはまだ先そうだけど、いつかそうなる日がくるのか。そういうのを見所とする漫画となります。
しかし、鍛冶屋メイン! そういうのもあるのか。となるところでしょう。実際鍛冶屋メインの話にすると地味になりがちというか、職人系の話って派手にしづらいところがあり、特に職人仕事をメインにすると淡々としがち。それがいいという漫画、『ハクメイとミコチ』とかありますが、結構難しい匙加減を求められます。
では、この漫画は? となりますが、派手になるところはきっちり派手にしつつ、地味なところはきっちり地味にする、という匙加減となっています。特に1話の地味なところであるんですが一気に派手になるところでは千載一遇! って感じで派手にしているので、この匙加減ならいけるわ! ってなりました。もう、スキ。
さておき。
個人的にこの作品の好きなところはルディさんが無茶苦茶な武器を作る才と、素材に愛される素材運に恵まれているところ。でも、無茶苦茶な武器は無茶過ぎてピーキーだったり、素材に愛されるがゆえに危険にも愛されているとこがある、という地味にギリギリなラインで生きているのがいいのです。本人が凶悪な武器を作る技術には長けているけど戦闘能力はないのもあり、わりとこの子危ない橋渡まくりでは? というので、ある意味目が離せません。
その無茶な武器ネタとしては、友達の包丁を作ってあげる! というので作った万能調理刀紫閃丸がいいです。その人の調理スキルと刀の相乗効果で家を割るくらいの超切れ味になる、という無茶苦茶な包丁です。その回は使用相手を考えて作れ、というのがお題としてあったのですが、確かに使用相手と相乗効果出ているから相手のこと考えてるけど、家まで切るのは包丁としては0点、というのは正しい判断だと思いました。包丁が出していい切れ味ではない。
ちなみに、この紫閃丸がルディさんを襲う怪物を倒すという展開もあるので、武器としてきっちり使えることも明らかになっています。ますます包丁としてこれを作ったのが頭おかしいとも言えますが、武器屋なのであるから武器として使えるなら間違いではない。包丁としてお出ししたのが間違ってるんだけど。
そんな作るものの用途が迷走しているルディさんですが、1巻最後にはちゃんと使う相手と使用用途とをクリアした武器の製造をしています。ちゃんと考えて、どうすればお題をクリアできるか、というのに到達するという、相手の倒し方を考えていくパターンであり、よくあると言えばよくある段階ですが、鍛冶屋目線でいくとこうなるか、という仕上がりでした。自分でやるのではない、使う相手がいる、というので、色んなキャラを上手く生かした展開を今後も作れるのさ、ウェーハハハ! ってのを見せつけられた感じです。自分でしない、が悪いのではなく良いになる手管とでもいいましょうか。色んな条件としての使用者と対象と制限で話をいかようにも、ってなりそうです。そういうの、嫌いじゃないわ!
ということで、基本サポート職をメインに据えてどうなる? と思ったら意外とこの手管がありですわー! となる漫画。それが『冒険には、武器が必要だ!』なのです。

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

パーフェクト! 僕らは完璧です! ってポップンネタをKOFでしていた人がいましたね……。
というのはさておき、今回も日和感想をカカッとやってまいりましょう。日本漫画界に鈍色の輝きを放つ名作、『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』の一話を毎日感想書いていこうという趣旨でやっているところです。とうとう4巻の終わりの時が来たようだなあ! とブロリー声にもなろうもので、それでもまだ11冊の日和がある訳で、なんというかとんでもないところに足を踏み入れてしまった感が強いです。俺はなんでこんな有益な時間を……。
さておき、ページ数とコマ数も今回も確認します。前編と後編でアトモスフィアが違うので、それもあって内容の感じ方も違った気がするので、この施策は悪くはないのだな。と4巻終わりが見えてきた段階でやっとこさそんなことを言いだしてみます。
さて、それではいってみましょう。

第58幕 陰陽師物語(後編)

大体の内容

幽霊の、正体見たり、幽霊。阿部さんの出した式神のニャンコさんでそれが露呈するのだが……。

感想

式神召喚ネタで引きを作っていたとはいえ、このままリーマンが増えていくのか……!? ってなってたとこにちゃんと式神が出て、色々収まるという話です。収まったのか?
とりあえず、霊の人が特に悪霊ではなく、生前死ぬほどドジだっただけで害のない幽霊、でも阿部さんは十二分に怖いとか言い出すので本当になんで陰陽師を仕事にしているんだろう。という素朴な疑問が出てきました。最終的に霊の人の飼い猫の元に、走れ! リーマンたち走れ! して、なんかいい話に決着するのですが、その後の混ぜっ返しでリーマンブラザーズが仕事をしていました。
いいオチしたから混ぜっ返ししないと! というのは分かるんですが、特にいてもいなくても良かったけどオチになったからいいだろ! みたいな扱いのリーマンたちはお前それでいいのか? ってなりましたが。
いや本当に、そこ以外にリーマンたちがいた理由がほぼなく、ただリーマンが出たから面白いだろう、というしゃっつらでごり押ししてくる回ではあります。リーマンいなかったらギャグ面がさっぱりだったというので、そんな強引に出したリーマンネタを擦らなくても、という気持ちが沸々と。でも、そこがいいんだ、初期日和は……。このドタバタしすぎてそのネタいるの? ってなる複雑というか粗雑な味わい……。今のある種洗練された一ネタ燃焼主義とは違う、ごちゃごちゃした絵面。この味わいよ。

何ネタ?

あまり回数はないけどあるにはある阿部さんネタでしたが、阿部さんが怖がりを印象的に使いすぎていい話の腰を複雑骨折させてました。でも、それがあるので以後怖がりであるのがクローズアップされて成程、その動きはありだな。という納得の怖がりネタをしてたので、この最初のいい話の腰すらベキベキにへし折るのはやってよかったんだな、という風に思いました。阿部さんネタと言えるだけのポテンシャルがここで培われたというか。

ページ数とコマ数