倶楽部SOSの書き起こしの件について/セルフライナーノーツの重要性 (original) (raw)

『倶楽部SOS』の書き起こしについて、放送局であるFMノースウェーブに問い合わせをした回答が返ってきました。

(※問い合わせをするに至った件についてはこちら)

結論からいうと公開停止という形で対応することになりました。

……けど、思うことがあります。一読いただけたら嬉しいです。

今回、私はお問い合わせフォームに送った文章がこちら。

そして、届いた回答がこちらです。

番組の書き起こし記事に関して、私はFMノースウェーブに3つの提案をしました。

この3案でした。

個人的には『FMノースウェーブ側での公開』になることを祈っていた。

それをキッカケに今後番組でSkoop On Somebodyが楽曲をリリースしたら、番組で楽曲解説をして、番組側にそのログが残る。(放送後記や一部書き起こしとして。)

そういう流れになることを信じていた……けど、削除してくださいときた。(削除って言い方冷たいよね。)

要はセルフライナーノーツがネット上に残ればいいわけで。

セルフライナーノーツ、製作者による楽曲解説。非公式でやるより公式でやった方が絶対にいいじゃないですか。

それが活字としてどこかに残り、新規のファンが辿って読めたり、既存のファンが読み返したりできればいい。

自分で調べるなりファン同士で仲良くなって「インタビュー記事読めるよ」みたいに教えてもらったりしてね。

それができるならぶっちゃけ、ラジオの公式じゃなくてもいい。公式サイトやWebメディアでも、なんでもいい。

とにかく、文章が残り続けるコトとリスナーが知ることができる。この二つが大事と思ってます。

私が非公式でラジオの書き起こしをしていたのは、リリースインタビューもセルフライナーノーツも全く無いからです。

誰もやらなくて手元に音声があるなら私がやる、黒に近いグレーだけど。ただそれだけです。

ミュージシャンが曲に込めた想い、こだわりが全くわからない状態が当たり前になってしまってる世の中がどうかしてると思う。これだけ便利な時代であるのにね。

(あと、サブスクでクレジット記載ができるのにされてないのが多いのもおかしいと思う。。)

それを非常に伝えたかったです。

この記事を配信して、なにかが変わるといいなと思ってます。

【おまけ】

アーティストによる楽曲解説はOfficial髭団dism、Penthouse、星野源さんみたいな形が感じが一番いいと思ってる。

Official髭団dismはリリースごとに公式側で特集ページが作られて、インタビューが書かれている。活字で残る=読みながら聴けるから、セルフライナーノーツに関して私はめちゃめちゃ活字を推してます。

rejoice.ponycanyon.co.jp

("Sharon"のドキュメンタリー、マジですごいから見てほしい。)

Penthouseは自身のYoutubeSpotifyで解説を出している。

『Balcony』はボーカル浪岡さんが語ったものとメンバーが語った物の2つ。最高。

Penthouseは「リスナーがよりいっそう音楽を楽しむにはどうすればいいのだろう?」に向き合ってる感じがする。

とってもすっごくいいコトだから全人類に知られるべき。

(私自身、最近知ったので全部は聴けていないのが悔しい……;;)

星野源さんはオールナイトニッポン(ANN)やYELLOW MAGAZINE+で楽曲解説をしたという話を見かけるし、メンバーシップサイトの"YELLOW MAGAZINE+"はアーカイブ版を本にして一般の人にも届くようにしてる。

(ANNのポッドキャストを探してどこらへんで語ってる等まで書くのは大変なので割愛します。)

【おまけ2】

Skoop On Somebodyの楽曲解説、まだ読んでない人いたら読んでほしいです。(ちなみに、これ以外にも探せば出てきます。)

realsound.jp

spice.eplus.jp

natalie.mu

以上です。ここまでお付き合いいただきありがとうございました!