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2017年 06月 27日 テレビはオワコン？その２ 昨日からの続きでこれからどんな時代になっていくかのシュミレーションが頭に浮かんだので書いておきます。人類史をほんとうに雑駁に脳と体をキーワードに見ていくと、・最初は体の世界から始まりました。まあ動物としての自然性や本能からです。その時、脳はまだ体の付属的な存在でしかなかったが・言葉を獲得したことから、少しずつ・脳の機能が成長拡大していく。そして次に・体と心の欲望が（心とは脳が作りだす包括的な自己イメージ世界です。）・物質に投影される時代に入り・物質が充足されていくと・今度は情報という・脳世界が格段に上位になって・人間を支配している現代がある。まあ、ほんとうに雑駁で乱暴な分析ですみません。ただ人間の脳の歴史に沿って歴史を俯瞰してみるとこういうことになります。そして、では現代の脳化社会、情報化時代の先に何があるのか？というと。私は●体の情報世界がはじまってくると思います。いや始まらざるを得なくなる。つまりこのままだと脳の世界が投影された脳情報が上位になり人間が体を使うということが疎外されていきます。脳情報社会は体験知や経験知が脳情報によってカバーされることで人間が頭を使って考察することや経験知や体験知を蓄積しないでもそれなりに生きていけるようになることで、実は当然のこと、脳の劣化がおきてくるのではないかと思うのです。人間の脳は、個々の人間が体験や経験を積むことで脳の回路がより複雑に実感情報の地図を作っていきます。しかし体験や経験をしなくても情報を観念で獲得し、さらに人工知能が代理をしてくれるということは本来人間が体験したり、経験して、実感し考えて脳の回路が複雑にできあがってゆく行程がうばわれてしまうからです。・あゝこんなこともわからないのか？とか・こんな初歩的なことすら考えられないのか・・・という風に・物事を・複雑で・重層な視点から・捉えることができない。脳が劣化した人間がたくさんでてくると思います。今もうその傾向がでてきていますが・・・。世の中はとかくゆとり教育でできない人が増えたという人もいますが、私は、戦後の受験教育から少しずつ脳が劣化してきているのではないかとも思っています。いくら勉強ができても経験知や体験知が少ないと頭でッかちの観念人間になってしまいます。経験や体験による●微細データーが獲得できなくなります。人間の脳は体をつかってこそどんどん経験知データーが蓄積され経験と体験で実感したことが確信されていくます。更にほかの動物に比べて育成期が長い分、そこに刷り込まれる親からの情報が多く、さらにその情報が間違っていたり歪んでいた場合はそれを書き変えるのに何十年もかかります。そのとき親から刷り込まれた脳データーを書き換えるには●その個体の独特の経験知や体験知が大切なのですが、脳化社会はそれが奪われてしまうということですね。知識情報を観念で共有できるけれどその観念の規格的な情報下でしか物事の判断がつかない人間や或は独自情報で外部情報を洗うことができず、与えられた情報内でしかいきれない規格人間や、観念が情報ロボット化して固定してしまい、●考えることができない人間が多く輩出されることにもなりかねません。そのロボット的人間を救い出すのは●体の情報を取り戻すことです。人口知能や一般情報に依存せず、人間が自分の体で様々に経験、体験して自分の実感に基づいた情報で生きてゆくということが重要な課題になるでしょう。つまり今の情報社会の先にあるのは実はロボット化した規格人間の大変な世界でが予想されます。その時その反動としての個性的な●アナログ的世界を獲得しなければならなくなるということです。まあ、ほんとうに大雑把でスミマセンがそういうことも視野にいれて今を考えるということかな～！！そういう風に時代が進みそしてその中で人間が●情報で風化していかないために何が必要かというと私は文化と芸術だと考えている訳です。人間の文化と芸術の種の中にはそれまでの人類史のコンテンツが内包されているからです。人間の＜存在のソフト＞というのは実は太古の昔から不連続に連続に獲得されてきた人類史のベースデーターの線上に●今があるからです。わかりやすくいうと古来からの・人間の体の・もがきやあがきや不安や恐れを・脳が解決していくという中で人間の文化が成立してきているからです。それを様々に形象化してきたのが芸術です。脳世界はこれから、・より簡潔に、・より効率よく・より生産的に人間社会をデジタル化していくでしょうが、文化と芸術はそうではなくより複雑で、より重層で非効率的で、生産性を無視して創造されていく世界です。なぜなら文化も芸術もそれが●個体に依拠して生まれ、創造されてくるからです。あゝすこしうっすらと見えてきましたね・・・。そうなると今までのテレビのような集団的、一般的なメデイア文化はどんどん後退していきます。あゝ見えてきた、つまりブログもツイッターもUチューブも実は人間が無意識に自己世界を規格ロボット化させないために皆が=個体が自分の足元を掘っている文化なのですね～。頭が情報にかすめ取られていくとき体がその観念の風化を阻止しようとしている。それは行き過ぎたデジタル化の中で体と心が悲鳴をあげているからです。・忙しすぎる仕事・ストレスだらけの競争社会・過剰な生産物とその消費社会いつも追われて生きる生活などなどに体がついていけない時何が必要になってくるか・・？というとそれは過去を掘り起こすことです。アナログ的世界をもう一度掘り起こすことだと思いますよ。前に進むために、ただ進むのではなく、人間が生きるということを脳も体もが充実するために●過去の文化をしっかりと●知的財産として●掘り起こしさらにそれを包括しながら今を生きることです。まあ、温故知新ということですかな・・笑！具体的には文明の進化ともに●人間が失ったものを取り戻すことかな～！！それは何だろうね～？？？脳社会で人間が劣化しないために体験や経験をたくさんする事。そして・・・！脳は空より広いか？広いんだね～・・・・しかしそこには体という存在のリミットが在る。次の時代の課題は脳と体の両方を駆使してどういう文化を創っていくか？そして芸術家の使命はなにか？一緒に考えていきましょう！！ 「MIZUTAMA」更新しました。 愛とツッチーのオタトーーク 第2回 「おそ松さんとは何だったのか？」（2） です。 どうぞご覧ください。 0 by denshinbashira | 2017-06-27 07:18 |
脳と心を生かして生きる！ |
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「MIZUTAMA」更新しました。 愛とツッチーのオタトーーク 第2回 「おそ松さんとは何だったのか？」（2） です。 どうぞご覧ください。 0 by denshinbashira | 2017-06-27 07:18