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跡形もなく消えていく為に遺す言葉 by denshinbashiraプロフィールを見る 画像一覧 更新を通知する カレンダー < October 2024 > S M T W T F S 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 カテゴリ 全体 カウンセリングノート 宮沢賢治 心の鍵をはずそう! 良寛の世界 わが友山頭火 森安建雄君の事 アートの世界 ロックの世界 しがみつかない生き方より 賢い生き方! すべては脳の中でおきている。 映画「どこかに美しい村はないか」撮影日記 「結婚と離婚のワークショップ」 「ディスカウント」からの脱出 ビジネスマン・ビジネスウーマンのワークシ 内なる子供の世界(インナーチャイルド) 生きる歓び 忌野清志郎考 光の中で 『もう直ぐ死ねるぞ!』 我が家飯! 脳は空より広いか ひとを愛するとは 人間 独り言 リーダー論 アンデルセンの童話より あたらしい時代へむけて! 「残念なひとびと」 瓦解してゆくものたち 共依存からの脱出 風のエッセイ! 面白半分 自分の物語 何を手に入れるか 人間は信頼するに足る。 映画「流 ・ながれ」より 自分の自然性で生きる 小さな学校 樋口一葉 小沢昭一 女性たちへ 感情について 夢から醒めるということ。 伝心柱マガジン アッケラカンの子育て論! 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風邪で寝込んでしまい、お約束の続きを書くことができず、すみませんでした。やっと熱がさがり、どうにか起きることもできだしましたので気になっいる続きを書いてみます。ヨーロッパに旅したといってもイタリア、フランス、スペイン、ドイツの四か国を7回しか行っていませんので、まあその範囲内の事でと承知しておいてください。ヨーロッパに行くたびに思うことはヨーロッパの教会、特に聖堂の大きさと塔の高さです。聖堂の中に入ると高い天井からステンドグラスを通して光が入り、ミサの時はパイプオルガンが鳴り響き信者たちは神の栄光に包まれます。聳え立つような聖堂は神の威容をしめしさらにその中でミサの儀式こそは、ゆるぎなき神の栄光と救いが演出されて行きます。そしてミサの最後には、神の国がきたらんことを祈りそのようになりますように(アーメン)という言葉が結ばれます。聖堂の傍には高く、高く天まで届くような塔があり、ここにも、天なる父(神)と結ばれようとする人々の意志を見ます。人々はひたすら天を仰ぎ、天成る世界を望みます。キリスト教は神と個人との契約であり、神は王よりも偉く、そしてすべてを超越してこの世を支配する存在でもあります。そしてキリスト教の規範を基にヨーロッパの歴史は展開されました。にもかかわらず、ヨーロッパの各地にたくさんの教会があるのは、まさにそこが神の意志とは反対に、激しく権力を争って戦った歴史であったことの証でもあると私は思いますが・・・。それに比べ仏教は人々は縁により結ばれ、その縁によって世間が現象化し、更に生きることはもともと苦であり、人生は思いどりにはならない。そしていかにその苦から逃れるために、人間の本質を見極め、悟ることを説いていきます。そこにイメージされているのは個人ではなく、抽象化された人間像が原型となっています。イタリアのフィレツェへ行った時息子と一緒にその高い塔へのぼりました。息を切らしながらやっと登り切ったその先には俯瞰して眺めるフィレンツェの町が一望のもとあり、その先には青い青い空がありました。それが塔から見える下界と天界です。神が天からその下界を見下ろし、見渡しているというような感じです。その時私が思ったことは、この風景はなにか私たちとは違うという違和感でした。すぐ浮かんだのは、日本の寺院や神社です。日本の寺の屋根はヨーロッパの聖堂より格段に低く、さらにその屋根の稜線はなだらかに広くゆるやかで、庇は風雨から人間を守るように屋根の先に延びています。寺そのものが人間威圧するのではなく、弱い者をを包み込むような形(姿)としてある。それは全ての人間を救うと祈願をした阿弥陀如来の誰をも拒まず,無条件に苦しむ者をすべて包み込み、懐に入れるという思想がそのまま表されているように私は思いました。まあこれも私の思い込ですが・・・。仏教は紀元前4世紀ごろに生まれますが、その後紀元前1世紀から紀元2~3世紀ごろに様々に修正や書き加えが起きて今の仏教の基になります。その時仏教をもっとわかりやすくして布教するために、仏像が創造されて行きました。法華経などには天から光が来たり飛行船に乗って阿弥陀様などが下りてきますが、それは別に天を希求するものではなくむしろこの世にとどまり、いっさいの苦からの因縁から解脱することを説き、その苦を掬うという物語としてあります。だから、あくまでも舞台は現実であり、この地であり天ではないのです。ただ、砂漠で生まれたキリスト教の方が厳しい生き方を突き付けてくるのは当然であり、農耕文化の中で生まれた日本の仏教や新道が、集団的であり、優しいのかもしれませんし、日本人の宗教観はどちらかというと曖昧です。どちらがいいというのではありません。ただ、そういうヨーロッパの風土と日本の風土とは決定的な違いがあると私は痛切に感じてしまったのです。日本という国は、西欧とは全くちがうカテゴリーの中にあり、そういう違いは、単に宗教観だけでなく、様々のデティールにおいて違うであろうこと。その違いは、双方の無意識の中に刷り込まれており意識しないうちに違う世界をいきている。のにもかかわらず、いつも間にか西洋化に突き進んでしまった日本人は、おそらくそういう違いの重大性にも気づかず、勝手に、西洋人と自分達との混同をしてしまっているのではないかと思えるのです。そんなことはない、自分たちは西洋人と日本人の違いなど自明であり、わかっているという人もおられるでしょうが、私は決定的に違うのは、その自我のあり方がまず、違うと思います。※自我とは自分の頭の中を去来するあれこれです。神と個人との契約の中を生きるには常にその個人の意志が神によって、相対化され、試され洗われることになります。つまり宗教と個人とがストレートなのです。はたして日本人は、そんな意識はあるのでしょうか。日本人は自己を相対化させる絶対的なものをもっているのだろうか?おそらく違うな~と思ったのは西欧の教会は建物がそのまま外へと向いていますが日本の寺院や神社には、必ず庭やプロムナードの木々の道がついています。そして教会はその中に入り祈るのですが日本の寺院は、本堂やお宮の外で祈ります。もしかしたら、西欧の人々と神は赤裸々に一体化しているのに比べ日本人は、自然も含めて、自分を宗教化させているのではないか。つまり日本人は西欧の人に比べ、絶対的なものや事に対しては醒めているのかもしれませんね。つまり西欧の人間と神との結びつきやストレートなのに比べ、日本人と大いなる宗教に出現する仏像たちとは距離があるように思います。さて19世紀~20世紀は世界の距離を一気に短くしてしまいました。そして21世紀の今はもっと距離が短くなってしまいました。まるで世界や隣国がそこにあるような近さです。でも、もしかしたら、本当は距離は遠いのかもしれません。そしてその距離の遠さを錯覚してしまっていることがなにか大きなもの、大切なものを見落としているような気がするのです。本当は大きな違いある。しかしその違いを認識せずに、或は認識できずにいる日本。逆にいうと、その大きな違いを認識し、自覚した時に日本にも日本人にも自信が生まれるような気がします。ハッキリと、日本はヨーロッパの国々とは、違います。勿論アメリカとも大いに違い中国とも他のアジアの諸国とも違います。しかしだからこそ、そこに意味があり、価値があり、そして方法がある。日本は北朝鮮と戦争をしようなどとは毛ほども思っていないこと。さらに世界のどの国をも侵略しないこと。そしてどんどんスパイラルになっていく資本主義の中で捨ててきたこと、失ってきたこと、置き去りにしてきたことの中にもしかしたら、とても大切なものがあったかもしれません。それが何であるのかは、私にもわからないのですが、尖って天をめざす塔ではない大きな威圧と栄光でもない。もっと小さくてささやかなものを日本人が思い出すことではないかと思います。それはなだらかでゆるやかなお寺の屋根の稜線のようなそんなものではないかと思うのですが。自分と世界を編集していく!その3_a0053480_16245612.jpg皆様ありがとうございました。「MIZUTAMA」3号あとがきを更新いたしました。思えば大変面白い内容であったかと思います。読んでくださった方々に、こころより御礼申し上げます。自分と世界を編集していく!その3_a0053480_06440313.jpg 1 by denshinbashira | 2017-11-20 16:27 賢い生き方! 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