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2006年 04月 06日 どんな親だって一度や二度は！web進化論（神の視点からの世界理解・・）遠望１ どんな親だって一度や二度は、自分の子は天才かあーと思ったことがあるでしょう。生まれたばかりの赤ちゃんは超能力者！からだじゅうがセンサーです。特に耳は凄い！遠くにいる母親の声や足音を聞き分けます。生まれたての子供の脳は汎化状態といわれています。混沌としており、物の識別がおおまかです。大量に情報をキャッチするため、未整理の状態とでも言いましょうかなんとなく漠然と物事を認識している。たとえば「あ」と「お」とがきちんと識別できないとか・・似たもの同士が大まかに認識されている状態です。しかし脳には膨大に情報が入っていきます。それが２，３、才と成長していくうちに汎化から分化へと移行していきます。分化はそれまで混沌としていたものを、はっきりと分類分けすることが始まります。「あ」と「お」は違うんだということがわかってきます。認識が整理されてきますが、その分、未分化なものが捨てられていき情報に整理、制限が始まります。じつはこの未分化な漠然としたアナログ的状態に、大量にデーターを蓄積しておくことこそ大切なことだと思います。この未分化な世界（才能の種）をたくさん持っていることが大切なんです。そのためには、子供を出来るだけ放っておき、自由に遊ばせておいたほうが分化が遅れその分、才能が混沌とした状態で蓄積されていきます。たとえば「あ」と「お」との間に数限りない類型がありますが、「あ」と「お」と分類したときその限りない類型が整理されてしまうのです。だから親があせって早期教育とか才能教育なんてすると台無しにする。子供の頃の経験の豊かさはその子の才能の豊かさでもあります。遊んで笑ったり泣いたり喧嘩したりして、また野山を駆け巡り、たくさんの才能を身につけていきます。その才能が成長し人間社会への適応が進行すると同時に直感やひらめきとして、細分化～認識へといくベースデーターとなります。豊かなベースデーターを持っている子供ほど、いわゆるお勉強だけでなく、天才的なひらめきをする子供になります。大人になるにつれ、データーは整理統合され、汎化状態がなくなり、細分化された認識、知識に変換され、あの子供時代の本能的な直観力は衰えていきます。そして、子供の時には天才といわれたのが、ただの凡人と化すわけです。ではあの子供の頃のひらめきは何処へ行ったのか？大丈夫、子供の頃のように、何もかも忘れて熱中したり、余計な世間的詮索や、気配りをわすれ、他人を眼中に入れることなく、自分の一番心地よい心の状態、子供のように無心に開放された状態に「在る」ことが出来れば、あなたの才能はどんどん開花していきます。しかし、そこには簡単には戻れません。それは、成長するときにたくさんの否定的感情、不安、恐れを身に着けてしまうからです。それらは自己実現のブレーキとなり、自分および他人を規制する意識となります。又、うまく社会を生きようとしてバランス神経を発達させたことは、逆に自分の才能が突出しないように無意識に押さえ込んんで一般化を図ります。自分の人生ですからどういう風に生きるかは、自分で選ばなければなりませんが、少なくとも、自分の可能性を限定せず、何らかの開花を臨むなら、勇気を出して、自分を縛っている意識自分にブレーキをかけているものの正体を見極めることが必要でしょう。人間は本当は目とか耳だけでなく、体中のセンサーを使って、こころの芯のところで真実を見ているはずです。いきいきと生き、はつらつと自分の能力を発揮するためにもう一度、自分の本当のこころを見ることだと思います。web進化の「チープ革命」「オープンソース」の最も原点」として私は、「子供時代はみんな天才」を掲げます。そして「オープンソース」が実現するためには、何を根拠にして、自分の人間信頼の扉を開くか、その答えは人間一人一人のこころの深層、神の領域、或いは神の扉とでも言いましょうか。そこにまなざしを向けることです。そこには生まれたての赤ちゃんが持っている、やわらかくて、やさしくて初々しい人間の心があります。傷つく以前の素直で透き通った魂です。自分だけでなく、他の人の中にも自分と同じような悲しみや、苦しみがあることが、自分の中に実感として、ストンと自分の心の中に落ちたとき、きっと他人へのゆるぎない信頼を直感的に理解するでしょう。私たちは一緒に生きてゆくためには何をシェアしなければいけないか！そこの扉が開いたときあたらしいweb社会の始まりです。それはこれまでの疑心暗鬼の人間関係ではありません。、裏と表お使い分ける処世術ではなく、物やお金や地位で自分がはかられる世界ではなく、新しい人間世界の始まりです。それを実現しなければならないときが迫っています。そのために、自分の中の可能性を信じ、他人をこころから受け容れる準備をしたいと思います。次回はどうしたら自分を解きほどいていけるか、について、考えてみたいと思います。 by denshinbashira | 2006-04-06 17:16 |
創造性の根源にあるもの・ウエブ戦国時代 |
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