感動の純愛映画『タイタニック』に隠された運命とガトーオペラ (original) (raw)
こんにちは。4月14日はタイタニック号の日。
1998年の第70回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、撮影賞、歌曲賞、音楽賞、衣裳デザイン賞など11部門で受賞した『タイタニック』。また、セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」も大ヒットしましたね。
そのセリーヌ・ディオンさん、去年12月、筋肉の硬直などが起こる「スティッフパーソン症候群」と診断されたことを先週公表したばかりです。
この映画は『アバター』や『アリータ・バトルエンジェル』のジェームズ・キャメロン監督が監督・脚本を手掛けた珍しく純愛もののラブストーリー。
主演はレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットでしたけど、レオナルド・ディカプリオだけが賞レースから省かれていて当時は気の毒に思ったものです。
この映画の興行収入は同監督による2009年の『アバター』に抜かれるまで映画史上最高の興行収入を記録しギネスにも登録されるほどでした。
(実は私も買いましたけど私が持っているのは1998/11/20に発売されたVHSなのです。ビデオデッキ何台か持ってましたが、とうとう最後の1台がシリンダーヘッドにテープが巻き付いて故障してしまい、断捨離のリストに入ったのです。
でも、100をこえる結構な数のVHSがあるので捨てきれずに持ってます。これらのテープを残す方法がないか現在模索中なのです。)
<本日の映画のおともは“ガトーオペラアイス”です>
イギリスのサザンプトン港からニューヨークに向けて出発したのが4月10日で、わずか4日後に起きた海難事故でした。1513人が死亡 or 行方不明の大惨事。身分に階級のある時代でしたから、この映画で描かれた貧しい絵描きの青年と上流階級の娘とのロマンスが、船という限られた空間の中で本当に存在したかもしれない。そう思わせてくれる作品です。
映画『タイタニック』 194分 アメリカ映画 1997年12月公開
監督・脚本・製作:ジェームズ・キャメロン
製作:ジョン・ランドー
音楽:ジェームズ・ホーナー
主題歌:セリーヌ・ディオン 「My Heart Will Go On = 私の心は生き続ける」
出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、ビリー・ゼイン、キャシー・ベイツ゚、フランシス・フィッシャー、ジョナサン・ハイド、ヴィクター・ガーバー
タイタニックに乗船していた唯一の日本人
日本人で唯一タイタニック号に乗船し、事故から生還した人物がおられます。YMOの細野晴臣さんの父方の祖父で細野正文氏。女性や子供優先の救命ボートに無理矢理乗り込んで命拾いをした恥さらしという文言が教科書で紹介されたほど、生還したことへのバッシングはすさまじかったと推測できますね。
それに対して反論はせず「今ここにこうして生きているんだから、それでいいじゃないか」とご家族や親族に語ったそうですが、映画「タイタニック」公開を機に、乗客の遺品管理などを担っていた米財団が来日調査し、遭難手記を〝再発見〟。100年ぶりに細野正文氏の潔白が証明され、日の目をみた瞬間でした。それがYMOの細野晴臣さんのおじいさまだったことで二度びっくりしたものです。
(YMOはイエロー・マジック・オーケストラの略で坂本龍一さんや高橋幸宏さんと3人で結成されたバンド)
今週のお題「きれいにしたい場所」 ビデオラックとビデオ再生デッキ