どこにいても、きっと、その声は聴こえる (original) (raw)
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性加害とは、被害者の身も心も壊すことだと思う。
性犯罪で用いられるグルーミング(わいせつ目的を隠して子どもに近づき手なずけること)という用語を、恥ずかしながら初めて知った。自分の精神を守るため、自分は被害者ではないと自身に思いこませてしまうメカニズムという。なんとも残酷だ。
大切な少年期に、夢と引き換えに心身を搾取されるという、まったく必要のない経験をし、トラウマとなるなんて、想像しきれないが、胸が強く痛む。やりきれない。被害を告白した方たちはおそらく、話しながら当時のフラッシュバックに強く苦しんだことだろう。その勇気と覚悟に頭がさがる。
そして、この状況を知りながら黙認している多くの人たち。黙認は加担と同じだと思うが、彼らやその組織が守りたいものは、一体何なのか。
自分の身体も心も自分だけのものだ。誰にもそれを侵害する権利はない。
被害に遭った方たちが、今後の人生を少しでも心穏やかに過ごせることを強く願う。
こんにちは〜
2/5(日)に日比谷野外音楽堂に行って参りました。ライブナタリー5周年記念公演『渋谷すばる✖️THE BAWDIES』のライブです。
真冬の野音は初めて。可能な限りの厚着をして、リュックにはダウン素材の着脱しやすい巻きスカートと、裏地がフリース地のあったかズボンを入れました。あまりに寒ければ、はいてるズボンの上からはこうと。とにかく寒さに弱いので、防寒対策は万全にしました〜 ですが終わってみたら、もう汗だく。いつの間にか、着て行ったダウンも脱いで観てました!
はじめに出てきたのが、THE BAWDIES。初めてお目にかかりましたが、知らない曲でも思わず身体を揺らしてしまう、ストレートなロックンロールを放つ、楽しくてカッコいいバンドです!
初めて聴く方たちだったので、youtubeなどで予習をしたのですが、もうベテランバンドさんなのですね。ステージも貫禄というか安定感がハンパなくて、かなりのライブをこなしている方なんだと、すごく良くわかりました。今年は対バンツアーをたくさん企画しているとか。楽しみですね。私のように相手のバンドを観に行った人たちも、たちまちノリノリになってしまうパワーがあります!
そして、ボーカルのROYさんがとても饒舌で😊 後から出てきたすばる氏は、MCがそんなに得意ではなく(スイッチが入ると流暢に話せるようですが)、対象的で楽しかったです。
「僕たちこれからミュージカルやります」と始まったお芝居には大笑いでした!「HOT DOG」という曲への前振りでしたが、これも印象的な素敵な曲。
BAWDIESさんは、すばるさんに捧げる曲も披露してくださり、音楽を愛する仲間を大切にする、温かい方たちでした。
続いて出てきたすばるさん。寒さのせいでモコモコファッションが微笑ましく。しかしステージが始まると、これもまた、飛ばずには踊らずにはいられない曲の応酬です。途中ですばるさんも暑くなったようで、モコモコ上着も脱いでいましたね。ライブの模様や画像はこちらに詳しく出ていますが↓
さてさて、今回の選曲も、素晴らしかった!『渋谷すばる』を初めて聴いた方にも届いてるといいなーと思いながら観て聴いてました。
私が好きなところは。歌声の質と、そのチカラ。真っ直ぐにとどく歌詞、ブルースハープ始め、各楽器の音のカッコよさ。ジャンルを決められない多彩かつ独特な世界観。そして改めて好きな理由が、それぞれの曲のリズムだなぁと、しみじみ噛みしめながら踊り狂いました!
好きな曲のひとつに「きになる」があるのですが、これはすばるさん以外には歌えない世界、と確信しています。初めて聴いた時から、それこそすごく気になっていたのだけど、毎回、生で聴くのが本当に楽しみな曲です。始まりの、ベース安達貴史さんと、ドラムの茂木左さんの掛け合いが、最高に素晴らしいのです!
対バンライブって、楽しい🎶発見や出会いがあるし、客席の温かさも感じられて。これからもいろいろな機会にいろいろな方たちと、ライブをしてほしいなー
こんにちは〜
映画雑誌「SCREEN」のオンラインマガジンに、渋谷すばる氏と、ひみつのなっちゃん。主演の滝藤賢一さんの対談が掲載されています😊
ドラァグクイーン役の滝藤さんがどんな風に役づくりをしたのか、また、演技に対する普段の心がけなどがわかり、改めて俳優というお仕事の難しさや深さに心動かされました。
滝藤さん、主題歌のないしょダンスを絶賛されてました。先日のラジオでもおっしゃってましたが、何回もリピートして聴いているって🎶 試写で曲が流れた時は、最高だね!と声に出してしまったそうです!主演俳優として、作品の細部まで愛しているんだなぁと感動しました。これは滝藤さんの人間性によるものかもしれませんね。
読んでいてどちらからも、周りや観る側に対しての責任感のようなものを感じました。身を削って、という言葉が出てきましたが、何かを表現したり、創り上げるために、まさに身を削る、ある意味命がけで成し遂げているのですよね。
素晴らしい映画に出会えたな、と改めて実感。そして、すばるさんを主題歌に選んでいただき、本当に感謝です♪
こんにちは〜
渋谷すばる氏の最新デジタルリリース「ないしょダンス」。映画「ひみつのなっちゃん。」の書き下ろしの主題歌です。この曲にまつわるインタビュー記事がいくつか出ているのですよねー、うれしい!そのひとつがMUSIC UP'sさん。ありがとうございます!
タイアップとしての曲作り、映画の台本を読んだ時の印象についてなどなど。長いインタビューではないけど、濃い内容でした!
監督と話した後に1か所だけ歌詞を変えた、というエピソードもありました。その箇所、私が映画を観てまさに気になっていた部分(最後に主人公のバージンさんはどうするんだろう、というところ)と関係していたので、それを知ると、歌詞がより強く響いてきました。当たり前かもしれませんが、曲をつくった時は、映画の完成前。台本だけでイメージを膨らませて、あの世界観を出すのは、さすがだなー。タイアップとはいえ、自分に近い感情でつくれたようだけど、すばるさんの熱い想いや、繊細さや柔らかさを改めて感じました。
ひみつのなっちゃん。は、いろんな人たちが共感できる作品だと思います。たくさんの方に見て欲しいな〜
こんにちは〜
映画「ひみつのなっちゃん。」を観ました。
滝藤賢一さん主演。3人のドラァグクイーンの楽しいロードムービーです。
実は、映画の紹介にあるような、笑って泣けるハートウォーミングストーリー的なものはあまり得意でなかったのですが…笑ってそしてもう号泣してしまいました💧
滝藤さんはもちろん、前野朋哉さん、渡部秀さんも最高でして。さらに、超ベテラン俳優の松原智恵子さん。言葉では説明できない佇まい、存在感!なんなんでしょうね。圧倒されました。キャスティングが素晴らしかったです。
セクシャルマイノリティとか、アイデンティティとか、年齢の問題とか、いろいろな事情を孕みながらも、大げさにではなく、日常を通してさりげなく描かれている。全編に渡って楽しくて明るいし。こういう作品、好きだなぁ🎶画面にあらわれていないところに、登場人物たちの、丁寧に積み重ねられた日々が感じられます。セリフやシーンにも、印象的なところがたくさんありました。3人で焚き火を囲むシーン、とても好きです。3人の、そしてなっちゃんのこれまでやこれからがとても気になったので、続編観たいです!
先週、滝藤さんがパーソナリティをつとめたラジオ番組に田中和次朗監督が出演され、この作品の企画段階のお話や、撮影中のエピソードを聴いていたので、勝手におふたりに親近感を抱いていました😸監督の優しい人柄が隅々にあらわれている作品でした。
主題歌が、渋谷すばる氏の「ないしょダンス」。ライブで何度も聴いていた歌ですが、映画を観終わってから改めて聴くと、その歌詞が、より深く突き刺さりました。
♪ほかの誰でもない お前だけの人生だ というところ、登場人物のバージン、モリリン、ズブ子の、そして誰にとっても力になる言葉だったな。
そして、涙を拭いつつ歌を聴きながら、素敵な映画の主題歌に選んでいただいて、本当に良かったな、と。ファンとして、感謝感謝でありました!