時にひきこもる思考 (original) (raw)

広島2泊3日の旅

前回のつづき

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まさかの2連勝をマツダスタジアムでかざった。

さてさて3日目を迎えた最終日。

この日に帰る予定だけど一応夕方までは広島にいる、ここまでは決まってたけど。
それ以外の日程は未定。

つまりは自由時間。
完全なノープラン。
目標もない。

でも滞在時間は限られている。

ということで、9時頃に広島駅のインフォメーションセンターに行って、案内の方に聞いてみた。
「半日でどこか、行けるところはありませんか?」と。

しかし難しいことに、私は結構、広島の有名処は行ってしまっている。
尾道も、宮島も、福山も少しだけ。
どれもつまみ食い程度だが。

あんまり遠くには行けないけれど、何か近場でいいところはないか?と。
でも有名処はもう行ったからそれ以外で。

非常に面倒な観光客として、お姉さんに訊ねてみたのですね。

いくつか提示された中で、お姉さんのお勧めとして「三瀧寺」を挙げてくれて。

そこは広島駅から電車で15分程度、そこから20分ほど歩いていける場所だというので、行ってみることにしました。

三滝駅

のどかな川が近くにありました

お寺までは、緩やかな坂道を登って行きます。

駅から降りて左へ行くとモミジマークの道があるので、そこをずっと歩いて行きますと簡単に行ける。

もみじロード

もみじロード

進んでいくと、、

三滝寺

まさに、自然の中にあるお寺

そこは自然の中にあるお寺で、水の流れが耳に心地よく、おまけに日陰になっているので過ごしやすい。

三滝寺境内

自然の中で、とても静か

午前中だからか、シーズンのせいか観光客も少なめ。
ここ、紅葉の季節に来たら最高だろうなぁと。

多宝塔

朱色がくっきりな多宝塔

ここは、原爆犠牲者の供養の塔だそう。

鐘楼

鐘を鳴らせます

鐘の音に、耳を傾けましょう。

途中、お茶屋さんがあって寄りたかったけれど、臨時休業してたのが残念。

境内の上の方にある本堂は、狭いけれども大層静かな場所なので、ゆっくり過ごすのにも最適。

本堂

上にある本堂は、めっちゃ穏やかです

一人、静かにたたずむのにちょうどいい。

ここは、滝があって水が絶えず流れているので、その音も心地よい。

本堂

無になって過ごそう

本堂では、1本千円で願い事を書いた蝋燭を納められるということで、悩んだ末に、この機会だからと1本購入。
世界平和を祈願しときました。

境内には、他にも戦争関係者の方や、アウシュビッツで亡くなられた方の碑もあります。
彼らにも、お疲れさまでしたと手を合わせておきましょう。

平和宝塔

人が人の生きる権利を奪ってはならない

ランタン

アウシュビッツのランタンだそう

広島の福山には、ホロコーストの資料館もありますので、福山に行ったら是非。

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それにしても、旅をするのにロングスカートは向いてそうで向かないなと。
まさか、こんなに坂や階段を上っていくことになるなんて。
おまけに汗が肌から逃れられずに、蒸れる一方。

日本の夏の観光には、確かにショートパンツがいいよなと、すれちがう外人さんを見て思うのでした。
(でも、日差しが強いんだよなぁ)

お寺で心穏やかな時間を過ごした後は、坂の途中で見つけたお店でお昼をいただくことに。

三滝茶屋

落ち着く休憩所でした

近くには飲食できそうな場所はここくらい?

私が入った後に6人の男女高齢グループが入ってきて、テーブル席は4人掛けなので、お店の方の提案でテーブルを動かし8人席に。

そうまでせんでもええやんと、単体客の私は思った。
(そもそも団体で動くの苦手、、)

いやはや、みんな一緒がええんや。
だって4人掛けテーブルだったら、誰がどっちに座るのか、ややこしいことになるんだわきっと。

個人的に抹茶わらび餅が食べたかったけど、お昼時なのでお蕎麦。

茶そば

おいしいお蕎麦でした

でも、やっぱりデザートは食べておきたかった、、心残り。

昔は一人でお店に入って一人でご飯なんてできなかったけど、年食ったら、案外平気になるもんですね。
そりゃ、心も強くなりますって。

今回の旅は、資料館で心を真面目にし、マツダで熱狂し、そしてお寺で心を落ち着かせる。

感情の起伏が大きい旅になったようです。

三滝茶屋

つづく