2024年夏の北海道⑦札幌〜小樽 (original) (raw)
昨年から4年ぶりに再開した夏の北海道旅行の6日目から最終日です。
6日目は札幌まで道央道を走って札幌中央卸売場外市場に行き、土産用の海産物を買いました。
これまで訪れてきた観光地と違って昨年より観光客がかなり少ないと感じましたし、例年空きを探し回っていた駐車場も素直に停めることが出来ました。
ただ土産品は軒並み値上がりしており、なかでも蝦夷馬糞ウニの塩水ウニ(ミョウバンを使っていない生ウニと呼ばれるモノ)は殆ど入荷しないため昨年の1.5倍の価格でも入手できませんでした。
それに引きずられて安定して獲れるキタムラサキも高騰して手を出し難い価格になってしまいました。
海産物を必要分選んで送付依頼したら駐車場近くで昼食を取り、近年有名になってきた幌見峠展望駐車場へ行きました。
もともとは夜景が綺麗ということでSNSで拡散されたらしいです。
今では併設されている「夢工房さとう」のラベンダー園の方が有名になっています。
もちろん富良野に比べると規模はだいぶ小さいですが、市街中心部や石狩山系の山並み風景とラベンダーを一緒に楽しむことが出来ます。
一通り見終わると札樽道を通って小樽に移動し、オーセントホテルにチェックインしてフェリープランに含まれている夕食をいただきました。
最終日の昼食は例年美国にある積丹町営の「味処しゃこたん」さんに行っていました。
ここの積丹産キタムラサキを使ったウニ丼は安くてとっても美味しかったのですが、残念なことにコロナ禍で休業→廃業してしまいました。
そこで旅行再開した昨年は、それまでに一度だけ訪れたことがある余市町の「食事処たけや」さんに行きましたが、お店がとっても立派になっていてビックリしましたし、開店直後には駐車場が一杯になったので結構な有名店みたいです。
もちろん積丹産キタムラサキのウニ丼をいただきましたが、4年間で価格が2.5倍になったのは残念です。
食べ終わるとまた小樽に戻って祝津にある「おたる水族館」に行きました。
駐車場はかなり広いので満車になることはないと思われますが、水族館に向かって登り坂になっているため端っこに停めるとちょっとしんどいことになりそうです。
初めて来た時は風雨の強い荒れ模様の天候で、建屋内だから大丈夫と思っていたら海獣公園は外も外の海横で、とてもではないが見学できる状態ではありませんでしたが、今回はゆっくりと見学することができました。
見終わったら小樽運河近くにある、土産物屋が並び観光客で賑わう堺町本通りの駐車場に車を停め、六花亭小樽運河店に寄って土産を追加しました。
ここの白樺羊羹は個包装で、常温保存で賞味期限が長く、単価も200円強なうえ新千歳空港でも取扱店が一軒なためどこでも買えるものではないというプレミア感があります。
まぁ近年はオンラインでなんでも買うことができるので、ありがたみも薄くなっていますが…
北海道最後の夕食は寿司屋通りにある銘店の「おたる政寿司本店」でいただきました。
この寿司屋通りにある店はどれも高いだけやと地元民には評判が悪いのですが、個人的には関西の寿司屋の料金で倍ぐらい美味しい寿司が出てくるので満足しています(高い旅費使っているのだから、関西と同じ味を安く食べたいとは思わない)。
ただネットでは税別一万円以上のコースしか予約出来なかった(握りセットなら3,000〜5,000円台)のでちょっとやり過ぎかなとは思いましたが、年寄りにはいろんなものが少しずつ出てくるコースの方が、すぐに腹の膨れる握りセットより満足度は大きかったです。
美味しい食事が終わればあとは帰るだけで、写真下赤枠のウィングベイ小樽で時間を潰してから写真左上黒枠のフェリー埠頭に行って乗船します。
このウィングベイ小樽は、もともと小樽築港駅貨物ヤードの跡地に作られたマイカル小樽で1999年3月に開業、この頃は23時まで開店していたためそれまで苦労していた乗船までの待ち時間にウロウロできて大喜びだったのですが、マイカルの破産に伴い2003年3月にウィングベイ小樽に改称された頃はショップは21時までになったものの施設は23時まで営業していましたが、そのうちショップも施設もイオンを除いて20時までになってしまい、それ以降はシネマのみ営業という形になりました。
それでもまだ開いていると座れるだけマシで、今後役所関係が入ってきて建屋自体が21時閉館とかになると、フェリーターミナルで延々と乗船時間を待つことになりそうです。
以上