《 磯 良 の 海 》 (original) (raw)

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鐘馗水仙

10月の半ば過ぎたというのに 蒸し暑い午後

半袖のTシャツを引っ張り出して 散歩に出かけました

目に入ってきた 最初の花は

鐘馗水仙(ショウキズイセン)

黄色い 彼岸花 の事です

ちなみに 鐘馗とは 中国の道教の神様のことで

魔除けの神様なんです

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カリオプテリス

紫の カリオプテリス の花が

綺麗に咲いていました

この花和名で 段菊(ダンギク)といいます

葉が菊の葉に似ていることと

葉の付け根の節ごとに丸くまとまって

段々に花を咲かせることから

「段菊」と呼ばれるようになりました

カリオプテリスの 花言葉は 「忘れ得ぬ思い」

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セロシア

セロシア(野鶏頭)

背の高くなる 鶏頭です

花色は淡い桃色から濃い紫色で ロウソクのような形です

おすすめは ドライフラワー

色鮮やかな 飾りになりますよ

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短い秋 です

帰りに 日本酒バーに寄って

秋あがりの 酔鯨を1合いただいて

朧の 十六夜を見ながら

いい気持ちで帰ってきました

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今宵 雲間から見え隠れする

十三夜の月に 酔いました

欠けた月も美しいと言ってくれた人がいました

あと二日もすれば

望月(スーパームーン)が待っているのに

一番綺麗なお月さんは 中秋の名月で

二番目に きれいなお月さんは 〈十三夜〉と言われています

この国の人は なんで 素直に

一番が良いといえないんでしょうね

《 雲きえし 秋のなかばの空よりも 月は今宵ぞ 名におへりける 》

西行法師も 中秋の名月よりも

十三夜が良いと言っています

十三夜の夜に

さだまさしの曲

『十三夜』をアップさせていただきました

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「秋の七草」は 山上憶良が

万葉集において選定したといわれています

『秋の野に 咲きたる花を 指折りかき数ふれば 七種の花』

『萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また 藤袴 朝顔の花』

さて 七番目の花は 朝顔(あさがお)とありますが

定説では 私たちに馴染みの朝顔とは違い

桔梗(ききょう)だとされています

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桔梗(キキョウ)

写真は 琉球朝顔 又の名を ノアサガオ

散歩道に 大きな花が 群生していました

この花 宿根草なんです 11月ぐらいまで

綺麗な花をつけてくれます。

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福岡市の『一人一花運動』の推進スタッフとして

《緑のコーディネーター》をやらせてもらって

もう 3年になります。

桜の名所 舞鶴公園のさくらガイド

地域での 苔玉教室 ペットボトルハンギング教室などの

各種教室の企画運営

そして 毎年 春の『スプリングフェスティバル』

秋の『一人一花サミット』と一年中

花に携わる ボランティア活動の日々です

自分でつくる 花壇での花づくりも 愉しみです

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チェルシーフラワーショウ の様子

世界一の フラワーショウ

英国のチェルシーで行われている

『チェルシーフラワーショウ』

イギリスのロンドンで毎年5月に開催されています

世界的に権威のあるガーデニングイベントです

英国王立園芸協会(RHS)が主催しており

世界トップクラスのガーデナーが庭園を制作し

一般客が花や植物、デザイン作品を鑑賞します

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一人一花運動による市民・企業・行政が一体となっての

〝花による共創のまちづくり〟に取り組む福岡市は

英国『チェルシーフラワーショウ』をモデルとして

2026年3月の『Fukuoka Flower Show 2026』の

開催に向けてチャレンジしていく事が決まりました

王立園芸協会(RHS)からは 福岡市のチャレンジに

ご協力をいただけると云われています

来年は 一年前の プレ イベント を開催します

忙しくなりそうです。

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掌(てのひら)は 〈手の平〉 のことで

掌(たなごころ) ともいいます

その 語源は「手な心」で

「て」が「た」に 「な」が「の」の意味に変化したもので

〈手の心〉という意味です

〈手の平〉と〈手の心〉は 深く結びついています

お互いの意思を確認するために 握手をしたり

右手と左手を合わせて祈る事を 合掌と言ったり

心がハラハラすると 手の平に汗をかいたり

掌 の力って 不思議な 力なんです

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今年の夏 次男家族との対話

孫のコーチャン(女の子)が

お父さん(次男)にこんな事を聞きました

『お父さん お父さん

私の手は なんで こんなに

お父さんの手と そっくりなの

細くもないしブヨブヨだし

ねえ どうして』

ニコニコしながら 彼(次男)は言いました

『昔ね おんなじ事をね

お爺ちゃんに聞いたことがあるよ』

そう言って 次男は

私の掌をとって 彼女に見せました

彼女は 『そっくりね そっくりね』 と笑い転げながら

私の手と自分の手を 交互に見比べながら

嬉しそうでした。

掌(てのひら)の 楽しい物語でした

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