スパムメール愛読者です。 (original) (raw)
二年ほど前から、三井住友銀行、東京電力、アメリカンエクスプレスカードあたりを騙るスパムメールが私のスマホに届くようになりました。が、口座があるのは七十七銀行だし、東北電力から電気を買ってますし、クレジットカードはVISAとJCBだから騙されるはずがなく、会社の昼休みに「うぜー」と思いながら消去してました。
が、ある日そのメールをじっくり眺めてみたら、意外と面白いことに気づきました。メールの文面を打ったのは、おそらく日本の方ではないでしょう。文体に突拍子もない言葉遣いやミスが散りばめられており、読んでいるうちにそれがクセになってしまいました。なんか、生徒から受け取った間違いだらけの文章を読む先生の立場になったみたいだ。
ということで、すっかりスパムメールの愛読者(?)になってしまった私がグッときた、スパムメールの文面を紹介させて頂こうかと思います。
まずはこれ。「大変残念でございます」の白々しさが素晴らしいと思います。
「尊敬する顧客様へ」とかいう、日本語じゃまず聞かないワード。英文をただ自動翻訳にかけただけです感。ぎこちない日本語が読んでいてスリリングだ。
ただき、。ご
今後とも、なんでしょうか( ^ω^ )
URLのフォントがファンキーすぎるやつその1
URLのフォントがファンキーすぎるやつその2
これ、文面はまあまあしっかりしている方で、でもスパムメール特有の「読み手のことを考えて適度な改行をしない」っていう特徴がわかりやすいですね。情報量の圧力。文面を打った人は、「とにかく指示通り文字を打ちゃいいんだろ」くらいの感覚で、とにかく早く仕事を終わらせて家に帰りたかったんだと思います。
あと、文章の途中でもろにHTMLがお出しされるっていうのも、ファンキーな感じで素晴らしいと思います。仕事なんてのはこれくらいテキトーでいいんだぜ( ^ω^ )
クイズかな? うーん、支払い方法の「事実誤認」手続きに関するお願いですかね。
と、今回はそんなところにしておきましょうか笑。次回があるかどうかはまるで不明です笑
ちなみに、本当に迷惑メールに困っている場合は、迷惑メール相談センターまで、その迷惑メールを「転送」すると対応してくれます。詳しくは上のサイトを覗いてみてください。
寄稿:ほし氏