南房総市の地域活性化関連担当の方は読んでみて!と思った記事。ハコダテフィッシャーマンズと函館市のお話、の続き。「道の駅白浜野島崎」はもう何か月も動いていない。 (original) (raw)
今日は先日のお話の続き。
先日のお話は
1)2022年4月15日の「北海道の人、暮らし、仕事。くらしごと」の
ハコダテフィッシャーマンズ。地元の魚を食べて欲しい!三代目漁師の熱い思い
という記事がとても良かったから、お魚や水産業界に興味がある方だけでなく、地域活性化や行政の方にも読んでいただけたらいいな……と思ったこと。
2)行政の中でも、特に南房総市の地域活性化関連の部署の方には本当に読んでいただきたいな……と思ったこと。
では、なぜ、特に南房総市の関係者の方に読んでもらいたいと思ったのかというと……長くなったので続きは次回に……
そんなお話でした。先日のお話はこちら↓↓
ところで、南房総市には市が発行している「議会だより」という冊子があります。先ほどの記事をどうして南房総市の地域活性化関連の部署の方に読んでほしいと強く思うかというとですね、その冊子の内容と繋がって来るので今日はその辺りを。
「議会だより」の中には南房総市議会議員さんたちの一般質問と市のやりとりがありまして、その中の1つを「ほぅほぅほぉ~」と興味深く読んだ時のことを思い出したからなのです。
折角ですので該当箇所を備忘録として載せておこうと思います。「南房総市議会だより」(第73号 令和8月8日)の15ページ、林克治議員の一般質問のページの一部。右端、題のところ、切れてしまっていますが、
「道の駅白浜野島崎の今後の具体的プランは」という質問。
「南房総議会だより」は南房総市オフィシャルサイトからご覧いただけるので興味ある方は南房総市オフィシャルサイトからご覧ください。
議会だより第73号 令和6年8月8日の15ページね。
画像の文面、文字が小さいので意訳、要約してみましょうか。
意訳よ、意訳!意訳ですからね。
誰もそんなこと言っていません。議会は静粛につつがなく平和的に行われましたよ、変な事広めないでください!!と突撃して来ないでくださいましね。
あくまでも、私が議会だよりを読んだ時にはこう読めた、という意訳ですから。
はい、改めて。
質問:営業していない「道の駅白浜野島崎」どうするんですか、運営。いつまでも閉まったままにしておくのはよろしくないと思いますが、運営再開に向けて市は動いているのでしょうか? 年間来場者実績は?
市の答え:実績はどうだったかって聞かれても、最終期間の1月~3月は誰もスタッフいなかったし、どれだけの訪問者があったか、全く把握できていないんですよ。ってか、調べようないっしょ、無人営業だったわけだし。以前のように農産物を販売できる場所を設置して欲しい、指定管理者を決定して欲しいって声はあるんですけどね。
いつ頃までに指定管理者を探す予定かって??
わかんない、わかんない、そんなこと。わかんないよ、今ね、まだ募集要項を検討中だもの、まだまだでしょ。まぁさ「なるはや」でって感じでは動いてはいるけどさ、現れなかったら市が直営管理しながら、まぁやりながら何かしら考える感じでね。
買い手があれば売却するかって?? ない、ない、それはないっすわ。現時点でそれはないね、市内8つの駅の道、回遊性を高める取り組みでやっているんだもの、売却はないね。無人営業になってからもトイレ掃除は毎日やっているし、まぁ、とりあえずはそれでいいっしょ。
サクッとまとめるとこんな感じじゃないかしら? 話のトーンはもちろんもっとお上品だっただろうとは思いますが、市の答えの内容の意味合いはこんな感じじゃないでしょうかね。議会でのこのやり取り、どんな感じで行われたのかしら? 和やか?和やかに行われましたのっ??
南房総市って過疎地域となって久しくて「南房総市過疎地域持続的発展計画」なるものもありますが、どこかベンチマークとしている元過疎地地域とか、注目している他地域とかあるのかしら?そんなことを、ふと思ったのですよね。
待ったなしですよ、南房総市の状況。
住んでいて本当にそう思います。
特に最南端の白浜地区。
千葉県の最南端という超ストロングキーワードがある為か、観光客の皆様にも来ていただいて、皆さん「燦燦とした太陽と青い空、広く大きな海とおだやかな気候」という、どこまでも明るくのんびりとしたイメージをお持ちではないでしょうか。ネットの中の「南房総市白浜町」のイメージやネット内に投稿されている画像には、そういう明るいものが多いですよね。でもどうだろう、実際、生活するとなると。
なかなか、簡単には過ごせない。日本国中人口が減っている地区というのはどこも同じような状況なのかもしれないけれど、他所も同じようだから我が市もしょうがないでしょう……では、よろしくないと思うのですね。
先ほどの、くらしごとの記事「ハコダテフィッシャーマンズ。地元の魚を食べて欲しい!三代目漁師の熱い思い」だけでなく、世の中には多くの参考になる例があると思うので(のらりくらりと眠たくなるようなこと議会で答えていないで、ったく、頼むよっ!という思いは私もいい大人なので心の中にしまっておきますが)何かね、何かを感じて、かつては自分の中にもあったであろう熱い何かを思い出していただけたらな、そんな風に思ったのでありました。
「道の駅白浜野島崎」もう、何か月も動いていない。千葉県最南端道の駅という結構強烈なアピールポイントを持っていながら、南房総市は何をやっているのだか、何をしたいのか……いつまでに決めるという目標すら立てていないのですって。それはそれで驚き。いつになったら動き出すのか、その時が来たらいろいろな角度から答え合わせなどもできたらな、と思います。
愛を込めて「南房総市、だめだこりゃ」を綴るブログは、ゆるりゆるりと、まだまだ続くよ!