ウルトラマンアーク第10話「遠くの君へ」感想 (original) (raw)

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ユウマの同級生カズオと滅びゆく星の生き残りフィオとの束の間の交流、心のよりどっころを失いたくないと抵抗するカズオや、フィオとの時間が終わったカズオを気に掛けるユウマ等、人の心の動きがじんわりとしみる良い回でした、SKIPの面々の会話を盗み聞きして作戦を立てるアーク等ちょっとコミカルな描写を入れてバランスを取っているのも良いですね。アマチュア無線を通した異星の友との交流はウルトラマンコスモスの「ともだち」を彷彿とさせます。

今回登場した怪獣は騒音怪獣ノイズラー、同種族がウルトラマン80とも交戦したことのある怪獣で、音の振動エネルギーを餌とし、カズオとフィオの無線交信の波長にひかれ地球に現れました。今は亡き怪獣娘のクラファン企画でスーツが作られた怪獣でしたが単体での主役の機会がなかなか訪れず、今回ソフビ化と共に主役を張れたのは非常に嬉しいです。ニュージェネウルトラマンの空中戦は非常に見ごたえがありますが今回もその例外ではなく大変見ごたえのあるものであり、バリアにエクサスラッシュを当てて嫌な音を発生させたりする笑いどころやカラータイマーの点滅音を嫌がるという初代の特徴も拾いつつ宇宙へ逃がすというオチも良かったなあと思います。

それではまた。