天にあるホンモノ愛と平安エペソ3:17-19 ヨハネの黙示録21:6-7 (original) (raw)

『3:17 信仰によって、あなたがたの心のうちにキリストを住まわせてくださいますように。そして、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、
3:18 すべての聖徒たちとともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、
3:19 人知をはるかに超えたキリストの愛を知ることができますように。そのようにして、神の満ちあふれる豊かさにまで、あなたがたが満たされますように。エペソ3:17-19新改訳2017』

天にあるホンモノの愛についての言及です。

信仰者が、この愛を心の中で、実感して、自らを育むというのも、大きなチャレンジです。

信仰者のステップは、「新生」「聖化」「栄化」とあります。

御子イエス・キリストの十字架の死、葬り、三日目の復活が自分のためであったと信じるのが信仰者の第一歩です。この段階が「新生」です。その瞬間に、聖霊が「内住」され「聖霊のバプテスマ」を受けるのです。

それから、「聖化」という信仰生活が始まります。これは、この地上で、罪が染みついた肉体的生命での歩みです。霊的生命との二人三脚は、ナカナカのチャレンジなのです。

自分の心の領域が、自己中心と【主】の愛のせめぎ合いになるかのようです。

これをある人は、自分の心の中に「黒い羊と白い羊がいて争っている」と表現しました。

これは、かつてパウロも経験したこと（ロマ7章）です。信仰者であればこその葛藤でもあります。

信仰者は、自己中心と【主】の愛を抱えながら、成長していくのです。

そして、肉体的生命を離れると、それらから解放されて、やがての時に「栄光の体」を賜り、「栄化」されるのです。

「聖化」のプロセスでは、天上の【主】を見上げて、天来の希望を持って、忍耐強く歩む事ができるのですね。

『21:6 また私に言われた。「事は成就した。わたしはアルファであり、オメガである。初めであり、終わりである。わたしは渇く者に、いのちの水の泉からただで飲ませる。
21:7 勝利を得る者は、これらのものを相続する。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。ヨハネの黙示録21:6-7新改訳2017』

これは、永遠から永遠に存在される創造主である神【主】の宣言です。

「勝利を得る者」とは、信仰者のことを指します。

つまり、信仰者は、「これらのものを相続する」とあります。

さらに、「わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。」とあり、御子イエス・キリストの兄弟として、【主】の養子として、神の子とされるのが信仰者（ヨハネ1:12）なのです。

人類救済の完成は、究極的には、天において現実になるのです。

信仰者は、それを、日々実感することで、永遠の幸福マインドに歩む事ができるのです。

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