白黒をつけたくなるのは、どなた? (original) (raw)
世の中は玉虫色と言われるイメージです。
表面上は、カラフルに見えても、真相が分かりにくいという話です。
でも、一人の人間として、モノゴトに白黒つけたいという願望が渦巻いている事に気づくときがあります。
もちろん、期日があるものなどでは、停滞しないために、「Yes」か「No」かを決断していく必要もあるのです。
でも、その動機などを考えてみても、ハッキリしないことだらけなのです。
まあ、そんなものだと受け入れるしかないという結論ではあります。
相手に、白黒はっきりさせてと迫っても、白にも黒にもできない葛藤がある可能性もあります。
それでも、白黒はっきりさせて欲しいと思うのなら、白黒つけたいのは、相手に迫る側の要因という事になります。
世の中は、玉虫色と言うよりも、グレーなのかも知れませんね。
人間は、肉体的には「罪」に取り憑かれ、「黒」確定の存在です。「黒」
でも、信仰者として、創造主である神【主】が用意して下さっためぐみである義の衣をまとうならば、「義」とされるのです。「白」
不思議なのですが、神の子羊の血で白くされるというのです。
人間は、性急に結果を求め、白黒をつけたがります。
それに対して、創造主である神【主】のスタンスは異なります。
それは、その人の一生の間、自由意志を認め、チャンスを与え続けるのです。
さらに、その人の人生の決断を尊重し、それによって、最終的な判断をなさるのです。
その忍耐は、人間が気が遠くなるほどの期間なのです。
人間に課せられたのは、創造主である神【主】をスルーするのか? それとも、受け入れるのか?という決断です。
それ自体には、誰にも介入できる余地はありません。
その人の心は、その人の聖域と言っても良いからです。
信仰者になれば、そこが、神の宮とされるのです。
全宇宙に満ちる創造主である神【主】は、遍在されていて、そこにも住んで下さるのです。