グアム開拓09 アメリカで工事をする者にとって泣く子も黙る安全の鬼OSHAは大事な組織 (original) (raw)

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グアムの水のない川に橋をかけたりトンネルを建造したりする工事を紹介している記事の続きです

この写真、なぜ撮影したか忘れましたが思い出したことがありましたので書きます

写っているピックアップトラックのお話ではなく、手前に写っている四角いオレンジ色のモノのことです、これは何かというと鉄筋の先端で作業員が怪我をしないため鉄筋の先に取り付けるプラスチックのキャップでリバーキャップ(Rebar Cap)といいます

アメリカにはOSHA(Occupational Safety and Health Administration)という組織がありまして、「オーシャ」と呼ばれていました、日本語的には「労働安全衛生庁」というもので企業にアメリカの労働安全衛生法遵守させるための組織です

日本的には労働基準監督署的なものかと思うのですが、もっとアグレッシブな組織で抜き打ちで現場にチェック?査察?監察?に来ます、工事業者的には大変に怖い組織です

先ほどのリバーキャップも、取り付けていなくて鉄筋むき出しなのがOSHAに見つかると罰金です、しかもかなり高額です

鉄筋キャップ(リバーキャップ)も何でも付けとけば良いというものではなくて、OSHA規格の物を使わないといけません、この現場では来ませんでしたが、いつ来ても良いようにコンプライアンスは守っていました

工事に話を戻します、いつでもコンクリート打設できるようになりました

盛土はほぼトンネルと同じ高さになりました、でも半分くらいかな?

屋上に乗った人が落ちないように手すりを付けました

内部の補強も万全です

コンクリートが来ました、スランプ検査をします

コンクリートサンプル採りをします

コンクリートをバックホウのバケットに入れます

コンクリートが分離しないようにゆっくり運搬して、低い位置でゆっくり落とします

スコップで平らにならします

コテで仕上げます

もうすぐ終わりそうです!

終わりました、屋上がつるつるのテカテカになりました、後は固まるのを待つのみ、雨が降らなくて良かったです!

次回は型枠を外して埋め戻します

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