あまりにアツすぎた日の覚書 (original) (raw)
昨日は、とにかくアツい1日だった。
気温については、ほんとにもうどうしようもない。
梅雨はいったいどこにいったんだよ?
ゲリラ豪雨で誤魔化すな!
日本には、もう、四季なんてものは存在しなくて、既に亜熱帯地方になっているんじゃないかとさえ思う。
そんなアツい日は、アツいイベントも目白押しだった。
僕は、朝から藤井王位(七冠)×渡辺九段の王位戦中継に釘付け。
渡辺九段は、永世竜王・永世棋王の資格を保持しており、数年前までは名人を含む3冠を保持していた棋界トップクラスの実力者。
しかし、藤井(現七冠)との相性が実に悪く、これまで4勝20敗。
藤井(現七冠)には、自身が持っていた3冠を全て奪われており、トラウマになりかねないレベルだ。
そんな渡辺九段が、もがき苦しんだスランプから脱出。
遂に王位戦挑戦者となり、リベンジの機会を得た。これは実にアツい。
渡辺九段は作戦巧者としても知られており、今回の第1戦では、それがうまくハマった印象。
第1戦は、不利と言われる後手番だったが、千日手に持ち込んで指し直し。
先手番を得た差し直し局では、藤井王位を投了直前まで追い込んだ。
AIによる形勢判断では、詰み手順さえ誤らなければ勝利、という状態に。
しかし、両者1分将棋となった時点で、あっと驚く大逆転。
結局…。
藤井王位が勝利となった。
終局直後、虚空を見上げる渡辺九段の表情が悲しい。
ただ、2戦ともギリギリの戦いを繰り広げていたし、まだまだ王位戦の勝負は続くので、今後の逆襲に期待。
日中は、お笑い界でもアツい戦いがあった。
若手の登竜門とも言える「ABCお笑いグランプリ」だ。
王位戦同様、これもABEMAで生中継していたので、僕は王位戦とザッピング(死語か?)しながら楽しんだ。
今回は、M-1王者の令和ロマンが参戦するという異例の事態となったため、他の参加者たちも《王者打倒》と期して、かなり盛り上がっていたように思う。
そんな大会で、令和ロマンは決勝ファーストステージCブロックで登場。
それを勝ち抜くと、ファイナルステージも僅差を見事に制し…。
見事、栄冠を獲得した。
1本目のネタは、昨年のM-1準々決勝、準決勝で披露されたもの(の改良版)で、流石の完成度。
僕は、令和ロマンと同じ組にいた、フースーヤの破天荒漫才の方が笑ったけれど、その完成度に負けた感。
審査員の中で、「志らく」と「岩崎う大」は、フースーヤを推しており、ABEMA視聴者による《ABEMA賞》もフースーヤが獲得しているので、フースーヤにとっては、相手が悪かったとしか言えない。
ファイナルステージのネタは、1本目に加えて少し弱かったが、相手2組がコントだったことで、漫才であることが有利になった印象。
あぁ、フースーヤが、ファーストステージで令和ロマンと別の組だったらなぁ…。
ともあれ、でも、やっぱり令和ロマンは強かった。
これでまた今年のM-1にも出てくるのだから、恐ろしすぎる。
基本的にレベルが高いので、決勝までは確実に進んでくる筈。
僕は、ヤーレンズの優勝を心から願っているので、気分は複雑だ。
たとえ決勝で令和ロマンと一緒になっても、ヤーレンズが、去年のリベンジを果たしてくれると祈っているけれど…。
そんなこんなで昨日は、夜明けランの後ずっと、室内でABEMAのアツい戦いを見続けていたが、夕方だけ一時的に外出。
そう。
都知事選の投票に出かけたのだ。
投票所は結構混んでいて、今回(こそ)は投票率も上がったんじゃないか?と思った。
前回よりは大幅に上がっていたけれど、ただ、前回(2020年)はコロナ禍まっただ中だったからなぁ。
個人的には、もう少し高くなるじゃないかと思っていたので、ちょっと残念。
やっぱりアツすぎたのが原因かもしれない。