工房 「一閑」 気まま通信 (original) (raw)

工房 「一閑」 気まま通信 2017-07-04T21:41:22+09:00 ikkannet 陶芸を中心に、日々想うことを。 Excite Blog facebook。。。 http://ikkannet.exblog.jp/25892831/ 2017-07-04T21:39:00+09:00 2017-07-04T21:41:22+09:00 2017-07-04T21:39:49+09:00 ikkannet 日常 当時出会っていた人達の勧めによりfacebookをはじめました。
初めはこのブログリンクしながら進めていたのですが
時間的にゆとりもなくなり
気付けばいつの間にか
情報発信のその多くをfacebookにしてしまっておりました。
こちらを訪ねて見えた皆様には当面そちらをご覧頂けましたら
大変有り難いと思います。
そのfacebookのアドレスは下記のとおりです。
どうぞ宜しくご覧くださいませ。。。

https://www.facebook.com/shu.mochizuki.7

_e0034012_2133265.jpg

また、
見よう見まねで私の作品のページも作ってみています。
こちらもよろしければ是非ご覧くださいませ。

https://www.facebook.com/shu.ceramicartworks

今後また、
このブログに投稿するゆとりができましたら
日々思う事を記したいと思います。

望月 集

]]>

静岡県の工芸事情・・・ http://ikkannet.exblog.jp/24956643/ 2016-11-22T11:39:00+09:00 2016-11-22T20:07:49+09:00 2016-11-22T11:39:07+09:00 ikkannet 未分類

_e0034012_11383346.jpg

静岡県の工芸事情・・・
思えばあまり工芸の話を聞きません。
地図を見ればかなり広い県なのですが、
そして歴史的にも往来盛んな東海道を抱えているのですが・・・、
うーん・・・思えば
全国的な展覧会も
東京から名古屋・京都に行ってしまい
そういう意味で
かなり残念な地域です。

確かに大きな歴史的産地では無いにしても
モノづくりを真剣にしたい人、そしてその能力のある人は
県の大きさから言ってもそれなりにいるはず・・・ですが
改めて私の所属している日本工芸会の名簿を見ても少ない・・・

静岡県で子育てをしながら、
子供に何かしら良いモノを見せたいと思うと
東京のに連れて行ってた現実。
素晴らしいコレクションをお持ちのMOA美術館があるのは
静岡県ながら東の端の方に位置し、
県民多くには影響が小さいのかな・・・。

------------------------------------

「どんな作品があるのだろう」

実は昨日、「静岡県工芸美術展」と言う
その名の通り静岡県の工芸美術の向上発展を目的とした展覧会の
審査をしてきました。

日展系から染織作家の小林祥晃さんと日本工芸会からの私との二人で。
42回目という事でしたから、それなりに歴史があります。

出品作の多くはもちろん真剣に真面目に作られてはいましたが、
何と言いますか・・・
単純にもっともっとこだわりやエネルギーを発している
そういう作品がもっと欲しかった・・・。

これは、なかなかそういう存在のモノに出会う機会がほとんどなく
そういう刺激を受けずに来てしまっているのかなぁ・・・
そんな事も思ったり。

と同時に感じた明るい話としては、
主催した静岡県工芸家協会の若手会員の人達の存在。

その審査の終わった後、食事の場に誘って頂き話をしながら
想いやこだわりを語る表情は素敵でした。

------------------------------------

・・・同じ作家として
審査を担当するのは何とも気の重いものです。
でも、同じものづくりだから、
観るべき事、言うべき事があるのも確か。
それが私で良いのか別ですが・・・。
今までに無かったのに
今年になって突然経験した3つの展覧会の鑑審査。
自分の観る眼を、自分の判断力を、改め試され知らされる・・・
そんな経験にもなっています。
これもまた、成長する一つの刺激、糧。
有り難い事です。感謝です・・・。

------------------------------------

その展覧会は、今日11/22(火)から27(日)まで。
静岡県立美術館で開催されます。

工芸、美術に興味のある方、是非ご覧ください。。。

※写真は審査時の美術館。休館の日で人影が全くないのはそのせいです(笑)。

]]>

富士山スケッチ。 http://ikkannet.exblog.jp/24007712/ 2015-12-30T22:38:00+09:00 2015-12-30T22:39:32+09:00 2015-12-30T22:38:26+09:00 ikkannet 日常
いつもは割合自然の中で描いているのだが
ここは街中コンビニの駐車場。
新鮮な姿形存在を探し走り回っているうちに
辿り着く。
そんな探し求める時間もまた楽しい。

_e0034012_22345844.jpg

富士宮富士。

------------------------------------

晴天続き。
昨日行った、
恒例の年末の富士山スケッチ。
今年も親父さんと長女との3人。
(あ、長女はスケッチしないのですが、
毎年時間あれば同行しています。)

空は風が強いのか雲の流れは速く
描いているうちに陽はどんどん移り、
微動だにしていないその山も
表情豊かに変化する。

そんな当たり前の事象を改めて感じ浸る。

自分のちっぽけさを想い、
開き直り、
すっきり気分よくなり
また新たな元気が湧いてくる。

いつもと同じ様な
でもまた新たな
そんな今年の富士山スケッチ。

------------------------------------

「目の前に見えているのになぁ・・・」

その確かに見えてる存在の何ともいえないその色味。
よく分からないその色をそれを感じながら
上手く描けない時間がまた楽しめる。

_e0034012_22372170.jpg

鳴沢富士。

.
]]>

麻婆ラーメン。 http://ikkannet.exblog.jp/23971116/ 2015-12-17T21:30:00+09:00 2015-12-18T00:13:19+09:00 2015-12-17T21:29:38+09:00 ikkannet 日常 麻婆ラーメンなんです(^^; 。

_e0034012_23383559.jpg

------------------------------------

「何食べようか・・・。」

昨日、駅まで車で迎えに来てくれた妻とのスーパーでの会話。

「うーん・・・あ、麻婆豆腐がいいな。」

実は、
いつも行く中華の定食屋さんで
迷って頼まなかった方のメニュー(笑)。

で、イメージはそのまま広がり
「僕が長ネギ刻むよ。」と気付けば僕が作る事に。

気まぐれで自宅の台所で作る時は
ホント楽しいのです。

ネギと生姜をタップリみじん切り。
フライパンに少し油をたらし、豆板醤と豆鼓醤に火を通す。
それから刻んだネギと生姜を炒め、ひき肉を投入。
中国山椒をかけながら炒まったところで
中華スープを入れる。
改めて味噌、酒、みりん入れながら味を調え
豆腐を投入。
味付け最後に気分で醤油をちょこっとたらす。
その気分が大事(^^)。

この日、いつもの3倍速で進む調理は
隣で的確に欲しい食材、調味用を出してくれる妻のおかげ。
それはともかく
我ながら まずまずのいい味。

さて、料理の方は
最後に片栗粉でとろみ付けて、
出来上がり!

_e0034012_23305343.jpg

・・・あ、そうか、
ここまでは麻婆豆腐の話で
写真の麻婆ラーメンではありませんでした。。。
実は、スーパーでの買い物していた時、
「少し多めに作っておけば、明日、麻婆ラーメンも食べれるな」
と一緒に買っておいたのが生ラーメン。

好きなメニューは、結構続いても平気なのです(^^)。

という訳で、
今日の昼食は、皆の出払った我が家で一人
簡単手軽に作り美味しく頂きました。

たっぷりスープに水没してる
何の料理だか分からない程
グチャグヤになっちゃってる。

ラーメンですが(笑)。

]]>

ちょっと早めにお披露目。 http://ikkannet.exblog.jp/23954072/ 2015-12-11T22:55:47+09:00 2015-12-12T14:28:47+09:00 2015-12-11T23:08:58+09:00 ikkannet 未分類 ちょっと早めにお披露目、正月の御膳。

_e0034012_23405486.jpg

あ、でも我が家のものではありません。

今、書店で売られてる婦人雑誌1月号の中の
一枚の写真からなのです。

ちょうど前回の記事で
富士山小皿に縁のある話題をしていただけに
何とも絶妙なタイミングの記事です(^-^)。

それは、
ウチで陶芸を勉強してる者が見つけてまいりました。
よくあんなに分厚い雑誌の中から見つけたものです。
僕ならその前の方にある今右衛門さんの特集で
読むのやめちゃいそうですが、
さすが、一閑の
それはそれは厳しい教育を徹底した成果です(笑)。

それにしても、
この記事を書かれてる方は、
料理研究家をされている方だそうですが、
実際に僕の器を使ってくれている様子で、
それがまた、とても嬉しいです。

_e0034012_00080133.jpg

一富士二鷹三茄子なのでしょうか、
こんなおめでたい気分もいいものですね。

]]>

お祝い。 http://ikkannet.exblog.jp/23942362/ 2015-12-08T23:25:00+09:00 2015-12-08T23:37:28+09:00 2015-12-08T23:25:10+09:00 ikkannet 日常 結婚すると挨拶に見えた。

彼女は、卒業後就職しながら
陶芸もやりたい と、
訪ねてきて
趣味にしてはもったいない程の才能で
面白いもの創りまくってたっけ(^^)。

_e0034012_232212100.jpg

その後、
茶道もやってみたいと言うので
僕のずーっと通ってた先生のところに連れて行ったら
そこはまた 彼女には居心地が良かったみたいで
かなり充実して出入りしている様子。

伊豆に住んでから
すっかり稽古場にご無沙汰の僕のところに
lineで、時々お茶会の様子なんかを
写真付きで送ってきてくれる。

そんな茶道の稽古場で出会った彼氏。
2人一緒の姿はそれはそれはお似合いで可愛らしい(^^)。

その何気に付き合いの深かった娘の様な教え子も
とうとう今月に結婚式。

_e0034012_23223634.jpg

幸せになるといいな。いや、間違いなくなるな。
そんな事を想いながらの箱書き。
お祝いの品。

「おめでとう!」

_e0034012_23233131.jpg

・・・気に入ってくれるかなぁ。

そんな事をしながら思いだす。
「ん?・・・そうだ、今日は結婚記念日かも。」

夕飯時に妻に聞いたら
「あ、そう!・・・何回目かなぁ・・・。」
「うーんと・・・」

2人してはっきりしないところが我が家らしい。
たぶん24回目・・・らしい。

実感有る様な無い様な(笑)。
ま、これからも精一杯元気にやっていきましょう!

]]>

金継ぎの本。 http://ikkannet.exblog.jp/23936288/ 2015-12-06T23:36:00+09:00 2015-12-07T00:19:04+09:00 2015-12-06T23:36:22+09:00 ikkannet その他
もう、一年近く前の事だったかな・・・後輩の野田くんに聞かれました。

「今度、金継ぎの本を考えているんですけれど・・・。」

そう、彼は陶芸家でありながら、技法書の出版もするし、公募展の図録も作るし、陶芸教室の企画やアドバイスをしたり、陶芸の世界のその周辺のいろいろな事に絡んだいい仕事をしている人です。

「いいよ、あるよ。使えたら使って。」

そんな会話の数か月後、その本が出版されました。
と言っても、その出版されたのももう半年ぐらい前の事ですが。

_e0034012_23333931.jpg

『ゼロからの金継ぎ入門』誠文堂新光社 伊良原満美/中村真 共著

偶然にも、著者の一人伊良原さんは、個人的にも縁の有る人で、より親しみの感じる本です(^^)。

おかげさまで、提供した作品・・・
ぐい呑みをはじめ、片口、湯呑、鉢など数点、
技法の紹介に使いながら
とても綺麗に繕って頂けたようです。
何かとても得した気分(^^)。
※ちなみに、表紙の作品は、恩師・浅野陽先生の作品。僕の持ち物では無くどなたか他の方のですけれど、よくもまぁこれだけ木っ端みじんに割れたもの。ショックだったろうなぁ・・・。でも、新たな姿だけど素敵に蘇って良かったですね。

_e0034012_233402.jpg

金継ぎの文化。
いろいろな理由で代わるものの無い大切な器を
ただ分からなく元通りの姿に再現するのではなく
修繕跡も効果的に素敵に蘇らせる素敵な技術の世界。
陶芸好きな皆様、いかがですか?
是非ご一読、お勧めです。。。

・・・ん、あれ?作品、返してもらってたっけかな・・・

]]>

紅葉組皿。 http://ikkannet.exblog.jp/23924276/ 2015-12-02T21:45:00+09:00 2015-12-02T23:28:28+09:00 2015-12-02T21:45:14+09:00 ikkannet 私の仕事 秋も深まったなぁ・・・と感じるようになってきました。
そんな
この季節を楽しみたい と、
もう10年位前に作った小皿。
この小皿を、
先月の小皿をテーマにした個展をした時に
その後に出来た新しい絵の具を使い、
少しだけ改良して再制作しました。

_e0034012_21394254.jpg

その写真を私の作品のFacebookページにアップしながら
「そう言えば、以前この器使っての記事を書いてもらってたな・・・」と
本棚から引っ張り出してきました。

_e0034012_2140676.jpg

_e0034012_21402344.jpg

_e0034012_21403428.jpg

この記事は、
炎藝術という陶芸雑誌の91号の中に載っています。
「陶芸のある暮らし」というシリーズテーマの第1回。
日頃から私の器も使って下さっているフランス料理屋さんに行って
私のいないところで取材をされたものでした。

なるほど、いい事書かれているなぁ。
この記事見開き4ページを拡大コピーして
小皿展の会場に貼っておくのも良かったかな。

今になってそんな事もふと思ったり・・・(笑)。

_e0034012_21405330.jpg

]]>

雑感。 http://ikkannet.exblog.jp/23900109/ 2015-11-24T18:29:00+09:00 2015-11-24T22:41:30+09:00 2015-11-24T17:59:20+09:00 ikkannet 日常 GKグラフィックスという会社のの展覧会。

_e0034012_1864833.jpg

仕事上、工芸関係の展覧会に行く機会は多いが
どういう訳か
時々覗くデザイン関係の展覧会にときめくことが多い。

GKという響きに、何故か懐かしさを覚える。
どうしてかなぁ、何も仕事の関係もないのになぁ・・・と
ボンヤリ、ウトウトしながら想っていると、
ふと思い出した中学時代。
確か小池岩太郎氏の書かれた「デザインの話」という本の感想文を書いた事を。
親父に勧められ読んだという事は想像できないから、
親父の机の上にあった本に興味あって勝手に読み始め、
ついでに学校の宿題にでも書いたのだろう。
当時、
親父がデザイナーながらデザインって何かなぁ・・・みたいな疑問もあった。
この本を読んで、
「そうなんだ、デザインは単なる模様じゃないぞ。いろんな意味があるぞ。計画とか・・・」
なんて 当時素直に思い、
周りの皆に知ったかぶりで話した・・・けれど、そもそも周りは普通の中学生、
デザインとは何?なんて疑問を持った変わった人間はいなかったわけで、
そのまま無視され流されただけだった(笑)。

かなりかつての事で曖昧な思い出だけれど、
あの、感想文、どんな事書いたのかなぁ。
ふと読み返してみたくなる。
取り立てて大したことは書いてないだろうけれど(笑)。
でも、手元には無い。たぶんこの世に無い。
振り返ると子供の時の作文にしろ絵にしろそのほとんどが無くなってる。
引っ越しの中で処分したのかもな。
今になってこんな風に 時々思い出話を書くわりに、
過去に淡泊だったりするからなぁ。
あの本、今度もう一度読み返してみようかな。
でも、どこにあるんだろう。

・・・あ、
GKのKは小池氏の名前からきてると聞いたことのある・・・そんな
そんな程度の曖昧な話からの気ままに書き始めた
でも何だか書き記しておきたかった他愛もない話でした・・・。

_e0034012_17592561.jpg

.]]>

御礼。 http://ikkannet.exblog.jp/23899664/ 2015-11-23T00:00:00+09:00 2015-11-24T15:30:18+09:00 2015-11-24T15:23:51+09:00 ikkannet 私の仕事 _e0034012_15221537.jpg

10月は鎌倉で、11月は赤坂でと続いた個展も終了。
一息つきました。

皆様のおかげで、どうにかこうにか一段落する事ができました。
ご購入頂きました作品は、今週中にはお届けできるものと思います。

ありがとうございました。

皆様の暮らしのお手伝いできるかと思うととても嬉しく思っています。
また、いろいろなお言葉、ありがとうございました。
また次への大きな励みになります。

共に小さな会場だった割に
二会場両方ともにご覧頂くかもしれないお客様を想うと
それぞれに少し趣向を変え楽しめる空間をと
制作したせいかもしれませんが
妙に今までにない疲労感が・・・。

そんな訳で今日は伊豆の家でのんびりを決め込みました。

ちょっと気が緩んだのか身体が鉛にのように重い。
・・・いや、
実際にかなり重くなってる。
娘からも一言「お父さんかなりお腹が出てるよ」

そんな訳でゴロゴロしてるだけより少し外に出た方がいいなと
久しぶりの潮の音を聞きながらの散歩。
アップダウンの遊歩道に日頃の運動不足をしっかり自覚。
少しでも長く仕事をするためにも
歩くくらいの事はしなきゃなぁ・・・と改めて思った次第。

次の制作、どんなのを創り始めるのかな・・・なんて
他人事のように楽しみにしながら
まずは明日は、工房の大掃除をしよう・・・。

_e0034012_15225860.jpg

.

]]>

個展 ( カフェギャラリー ジャローナ ) http://ikkannet.exblog.jp/23899647/ 2015-11-10T00:00:00+09:00 2015-11-24T15:17:34+09:00 2015-11-24T15:17:34+09:00 ikkannet 展覧会 _e0034012_15154677.jpg

陳列してきました。
初めてお世話になるギャラリーです。

そして、カフェギャラリー、少し可愛いらしい空間。
そんな、ホント初めての雰囲気の中での発表です。。。

私らしい会場の空気が出来たかな。
出来ていたら良いな・・・
そんな気持ちです。

珍しく付けたサブタイトルは
「小皿を楽しむ」

_e0034012_15164627.jpg

熱心なギャラリーご主人の想いに応えるべく
私なりの想いを形にしました。

全くの新作はもちろんの事ですが、
今回、復刻アレンジ版的な物も作り
展示してみました。

是非ご高覧の程、宜しくお願いいたします。

尚、今のところ
初日の10日(火)、15(日)、19日(木)には
会場でお待ちしている予定でいます(^^)。

.

gallery & cafe 赤坂ジャローナ
11/10(火)-21(土)
12:00-19:00
(日・月曜日は定休ですが、11/15(日)は営業します。)
東京都港区赤坂2-6-22 B-102
tel.03-3587-6810

_e0034012_15161611.jpg

]]>

第61回 日本伝統工芸展 http://ikkannet.exblog.jp/23679161/ 2015-09-16T01:52:00+09:00 2015-09-16T01:54:27+09:00 2015-09-16T01:52:25+09:00 ikkannet 私の仕事 _e0034012_1503022.jpg
花文大鉢「椿」

大きく、それはそれは大きく 椿の花を描いてみました・・・

椿の花をスケッチしてると
いつの間にか頭の中は
どんどん椿の花だらけになってる・・・
そんな事があるんです。

なんて言うのか・・・
例えば水平線から昇る初日の出を見た時
本当は広い景色の中では小さいのに
頭の中ではクローズアップされて大きくなってる
・・・そんな感じに似ている」・・・かな。

ふと、
そんな頭の中に大きな椿の花が広がってるのを自覚して

「あ、この花の面白さ、この気分、何か大きくしちゃったら面白いかも・・・」

・・・そして、作ってみたのがここ一連の表現、この作品。

伝統工芸展には、大胆すぎるかなと想ったりもしましたが
やはり、どのように見て頂けるのか、気になって
出品してみました。

ひとまず、ある一定のレベルはあるのだと
入選できてホッとし・・・確認できました。

そう言う想いでできた作品、
今日から、いつもの日本橋三越本店で展示されます。
是非、ご高覧の程、宜しくお願いいたします。

9月16日(水)~28日(月)
日本橋三越本店 本館・新館7階ギャラリー
今年も陶芸作品は新館の会場に展示されています。。。

]]>

頑張ろう! と。 http://ikkannet.exblog.jp/23404447/ 2015-07-11T12:07:00+09:00 2015-07-11T13:11:27+09:00 2015-07-11T12:07:39+09:00 ikkannet 私の仕事 婦人雑誌、1991年の1月号。

_e0034012_1211064.jpg

普段は忘れてしまってる遠い時代。
でも、とても貴重な雑誌です。
恩師・浅野陽先生の特集が30ページ近く載っていて、
その最後に数人の教え子が紹介されており
その最後の最後に・・・私の事も。

_e0034012_1212948.jpg

「僕の事をこんな風に思って見ていて下さったんだ。」

当時、そんな事想いながら
初めて雑誌に自分の作品写真が載り
感激してた事、
思い出しました。
励みになったなぁ。
まだ、今の作風になる前の頃ですが、
懐かしいし、今も使ってるモノもあります。

思えばデジカメの無い時代。
そして、まだまだ満足いかない作品ばかりで
自分ではほとんど写真の記録をしてなくて
そういう意味でも貴重な有り難い写真です。

_e0034012_1232881.jpg

渋い作品群ですね。
この頃は、
何しろ実際に食生活で使えるもの、使いたいものをと
シャカリキになって
見よう見まね、勉強し考えたりしながら
あっちに行ったりこっちに来たり
いろいろと力づくで制作しておりました。

その後、
だんだん自分の能力と関心を感じ整理しながら
今の制作になってきてる訳ですが・・・

それにしても、紹介文最後の
「可能性を秘めているところに期待をかけているんですが・・・。」

・・・要は、
何も形になっていないという事をおっしゃってる訳で、
そして今、
相変わらず全然ものになってない自分をみて
今となっては励みというだけでは無く
逆に
申し訳ない気分にもなるのでした・・・。

・・・でも、ま・・・頑張ろう! と。

]]>

恩師のお言葉、娘の言葉。 http://ikkannet.exblog.jp/23350839/ 2015-06-30T20:19:00+09:00 2015-07-01T12:51:31+09:00 2015-06-30T20🔞56+09:00 ikkannet 私の仕事

_e0034012_20144211.jpg

『陶芸の技法』 田村耕一 著 雄山閣版 より

恩師・田村耕一先生の技法書から教え頂いたお言葉です。

以前、寒い地方では、電球の熱気で凍るのを防止する事があると
聞いたことがあったけれど
なるほど、電球の熱気はいろいろ使えるんだなと
感心した覚えがあります。

今でも、急いでいる時、部分的に乾燥させたい時、
臨機応変、重宝している技法です。

------------------------------------

先月の個展、お蔭様で無事に終えることができました。
どうもありがとうございました。

そして、その直後から何だかんだとまた大忙し。
怒涛のごとく過ぎ去る日々。
例によって
あっという間に次の締め切りが迫る・・・
そんな中、乾燥が間に合わない。
乾燥を急ぎすぎると割れるし、
乾かなければ素焼きができない。

じわじわと乾かす・・・
あの手この手の乾燥の面倒見。

現在は、電球の熱気利用しながらの乾燥中。

_e0034012_2015122.jpg

娘が学校から帰ってきて
「何してるの。乾かしてるの。」
「そうそう、電球の熱気がちょうどいいんだよね。」
「あ、でも白熱球、もう作ってないんじゃなかったけ。」

そうだった。LEDはあまり熱くならないと聞いてたような。

鋭い娘の言葉。

いやいや僕が鈍かったのだ。

大変大変、買いだめしておかなきゃ出来なくなるぞ、
恩師から受け継いだこの技法・・・。

.
]]>

個展 ( 瑞玉ギャラリー ) http://ikkannet.exblog.jp/23114357/ 2015-05-14T23:33:00+09:00 2015-05-15T09:07:24+09:00 2015-05-14T23:33:34+09:00 ikkannet 私の仕事 _e0034012_23321360.jpg

工芸画廊の先駆け老舗の瑞玉さんで
始めてお世話になったのが1995年の時。
それから20年、今回8回目。
良い時も悪い時も大変お世話になっています。

20年。人で言えば成人になる年月。
自分は何が成長してきたのか。成長していないのか。

会場に並ぶ作品を、自分自身いろいろな想いを巡らせ
観ることになります。

この日曜日から始まります。
少し駅から歩くギャラリーですが、
何卒、ご高覧の程宜しくお願いいたします。
尚、私は、木、金曜日以外は毎日会場にいる予定にしております。。。

5/17(日)-23(土)
10:00-18:00 (最終日は17:00まで)
瑞玉ギャラリー
東京都板橋区板橋2-45-11
03-3961-8984

・・・と、皆さまにお願いしながら、
実は、今回に向けての新作は、
まだ2つの窯の中。
普通より冷め割れしやすい性質なので
つまり、少し熱い時に早くに窯から出すと割れやすいので
いつもの事ながら
これからの時間が安全な温度にまで下がるのをいじいじ待つ
何とも言えない時間なのです・・・。

イメージに近い焼け具合だと良いのですが・・・。

]]>

https://www.excite.co.jp/ https://www.exblog.jp/ https://ssl2.excite.co.jp/