ICPC2024 国内予選 参加記 (original) (raw)

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ICPC2024国内予選にチーム「Red Phobia」で参加して、全体6位(学内2位)で通過しました。

メンバー

Library Checker全一のドラえもん。任意のライブラリがポケットから出てくる。実装が爆速。

JMO&JOI勢で、考察のキレが鋭い。鮮やかに計算量を改善する。

スマブラが強い。

コンテスト前

通過には学内3位以内がほぼ必須である一方で橙コーダーを擁するライバルが3チームおり、Orange Phobia状態だった。

A~Cの実装をTKO氏に任せるという大胆な作戦を立てる。

コンテスト中

競技開始 (0:00)

今年はチーム数が多く問題文の印刷に時間がかかっている様子。活気があっていいね。3人で画面を囲んでTKO氏の実装を見守る。

A~C AC (TKO, 11:59)

早すぎ。CはO(1)を生やす前に探索の実装が完了していた。流石。

D (yuma220284), E (naniwazu) 着手

yuma氏がDを解くが実装に少し苦労している様子。Eを眺めていると構築が生え、実装。添字が詰め切れておらず少しバグらせたので印刷して再度PCを譲る。

D AC (yuma220284, 55:55)

無事Dが通る。その間にFの考察も生えた様子。印刷デバッグが完了し、PCを借りて実装を始める。

E AC (naniwazu, 1:20:46)

思いの外時間がかかったが実装完了。D, Eのような中難易度を個人で詰め切れたのはリソース配分上望ましく、今回の勝因かもしれない。 この間にGの考察が完了。Fの実装がすこぶる面倒そうだったので先にGの実装に進む。

G AC (TKO, 1:34:05)

なんと3位に浮上し、思わずガッツポーズ。Fも(解法は)比較的簡単に見えたので後ろの問題を見るか迷ったが、通過確率最大化を考えて3人で画面を囲むことに。今思えばいい判断だった。

F 地獄

面倒な場合分けをTKO氏がスピーディに実装してくれたもののサンプルが合わない。経路を逆にたどる発想だったが、球が元いた場所を通るときが相当ややこしいことに気づく。向かい側から7完したTHSの歓声が聞こえる。順位表を見るとbogosortにぴったりつけられてボーダーすれすれの10位、残りは30分。流石に肝が冷える。

F AC(TKO, 2:46:30)

苦しみながらも3人がかりでなんとか実装を捻り出し、ついにAC。かなりのハードコーディングだったが成し遂げてくれた。ありがとう……
通過が事実上確定し、一転bogosort応援隊に。あと1問で京大から4チーム目の決勝進出だったが惜しくも届かず。本当に手強かったので来年以降の活躍が楽しみ。

総括

薄氷を踏む思いでしたが終わってみれば去年を上回る成績で嬉しいです。要所で分担が上手くいったのが勝因で、改めていいチームだとしみじみ。
10位以内に京大3チームはめでたいですね。Objective-KUB1は圧巻だったし、THSも流石のパフォーマンス。 横浜大会では両方倒します!

謝辞

大会運営、審判団、コーチのみなさんに感謝。心から楽しませてもらってます。