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こんな分厚い本を読んだのは久しぶり!
みんなが自分のことばかりを考えていて(一部そうでない人もいるけれど)、つのる不穏な空気。
長編だけどぐいぐいと読めた。
ラストは引っ張った割には意外性がなかったかな……(どんでん返し症候群になってしまっている)
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「サプラーイズ!」
音楽とボクシングに彩られた連作短編集。
どのお話にも伊坂さんの企みが込められていて、それが最後の「ナハトムジーク」へと繋がっていく。
最後の数ページを読んでいるとき、読書をしていて久しぶりに「あ、読み終わりたくないな。もっと続いてほしいな」と思えた本!ありがとう!
織田美緒ちゃんがキュートで好きだ。
読了後に「アイネクライネナハトムジークってどんな曲だったっけ?」って聴いてみたら、明るくて気持ちの良いこの本にぴったりの曲でした!
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とっても伊坂さんらしい正義小説!
伊坂さんの作品はメッセージ性があるように見えて実はそうでもなく、「伊坂幸太郎」の書きたいものがただひた走っている感じがする。好き。
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なかなかどうして初々しい伊坂さんの短編集。
どことなく滑稽で、でも胸がつまって祈りたくなる「ポテチ」が好き。
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ちょっとずつずれているパラレルワールド。
最後の「密使」は前の2編をぺらぺらとめくり返しながら読んだ。
メールでの事件の予言や握手すると時間を盗める能力など、相変わらず設定がとても面白い。
勇気を与える、そんなヒーローが世界には必要だ。
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最初に想像していた内容とは少し違ってたけれど、どれも様々な仕掛けが施されていて面白かった!
おもちゃ箱よりももっとガチャガチャとした歯車で動く細工箱みたい。
「人間らしく」はああもう、凄く気弱な人が考える物語だなぁと思った。
「月曜日から逃げろ」は斬新!なんとなく週刊ストーリーランド風味。
心がほっこりするのは「僕の舟」。
でも結局、大藪の死因はなんだったんだろう?
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※注!ネタバレしています。
これぞ大人の童話世界。
どうなることかとハラハラしながら読み進めたけれど、凄く素敵な結末だった!
数ページに1回は毛づくろいをする猫たちが可愛すぎる、中でもトム君は格別に可愛すぎる。確かに「トム」というより「トム君」というのがとてもよく似合う。
最後の節の複眼隊長の「みんなで帰るか」が、なんて温かい。待ち焦がれていた「おかえりなさい」と「ただいま」がどれほどの数交錯したのだろうと思うと、胸が熱くなる。
そして、大国と小国、猫とねずみ。自分よりも小さな者に出会ったとき、私はこれからどのように接していくことができるだろうか。