『L. G.が目覚めた夜』~ロリエ・ゴードロが目覚めた夜~ リーディング公演のご案内 (original) (raw)

Plays 4 GENDER 企画第一弾 カナダ・ケベック篇
【「ジェンダー」をテーマとする海外新作戯曲紹介 カナダ・ケベック篇】

【リーディング公演】

『 L.ロリエ・G.ゴードロが目覚めた夜』 9月17日よりチケット予約受付中!
La Nuit où Laurier Gaudreault s’est réveillé

ミシェル・マルク・ブシャール
翻訳・演出 山上優
音楽・演奏 笠松泰洋
企画・運営 国際演劇協会日本センター 戯曲翻訳部会

出演
松熊つる松(劇団青年座)
一谷真由美(演劇集団 円)
尾身美詞(劇団青年座)
谷畑聡(劇団AUN)
坂本岳大
玉置祐也(演劇集団 円)

〇作品について
タナトプラクター(死体保存処理の専門家)となったミレイユが、母の死を機に30年ぶりにケベック郊外の故郷に戻って来る。再会する兄弟たち。次第に明かされる家族の秘密。隠されなければならなかったものとは何か?家族の傷を緊張の中で解いていくサスペンスドラマ。

初演は、2019年5月 テアトル・ヌーヴォーモンド(モントリオール)。
「家族」、「地域」、「ジェンダー」を主題とする、カナダ、ケベック州の新感覚の現代作品。私たちの日本社会においても共感する問題意識を提起し、ケベック作品の持つ、鋭く新鮮な感覚が特徴的な作品。同作は、人気映画監督でありケベック出身の俳優、グザヴィエ・ドランによりテレビドラマ化され(2022)、日本でも今年から「ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと」というタイトルでBS10スターチャンネルによって独占配信されている。
今回のリーディング公演は劇場上演、オリジナル戯曲の日本初演となる。

家族の心の中に埋もれた緊張や秘密を鋭く観察するミシェル・マルク・ブシャールは、過去によって傷ついた登場人物の回想や心境に彩られた、力強い新作を書き上げた。
(エディションテアトラル批評)

〇作家について ミシェル・マルク・ブシャール(Michel Marc Bouchard)
現代カナダ演劇界を代表する劇作家 1958年 カナダ、ケベック州生まれ。オンタリオ州 オタワ大学で演劇を学び、卒業後、舞台俳優および劇作家として活動。1987年モントリオール・ジャーナル賞、文学サークル優秀賞受賞。『Lilies』でドラ・メイヴァー・ムーア賞とシャルマー賞を受賞。代表作となったこの戯曲は多数の言語に翻訳され、日本でも上演された。本人が脚本を担当しジョン・グレイソン監督によって映画化(邦題『百合の伝説 シモンとヴァリエ』1996)された。
戯曲『Tom à la ferme』(英題 Tom at the farm)米国ラムダ文学賞ほか数々の賞に輝き2013年映画化。ベネチア国際映画祭国際批評家連盟賞受賞(グザヴィエ・ドラン監督によるサイコ・サスペンス)
モントリオールの歴史を映像で製作し街中に投影するプロジェクト(音楽と詩の朗読など芸術性の高いプロジェクションマッピング)<シテ メモワール>の中心的アーティストでもある。

〇公演日時
2023年11月21・22・23・24日 全6ステージ

タイムテーブル
21日(火)18:30
22日(水)14:00 */ 18:00
23日(木・祝)18:00
24日(金)13:00* / 18:00
*22日(水)と24日(金)のマチネ公演終了後、アフタートークあり

〇会場:Tokyo concerts lab.
トーキョーコンサーツ・ラボ 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18
東京メトロ東西線「早稲田駅」下車徒歩6分(2・3b出口より穴八幡神社方面へ)
東京メトロ副都心線「西早稲田駅」下車徒歩10分(2番出口)
https://tocon-lab.com/access

〇チケット料金
一般 4,000円
U-25歳 2,500円
ペア券 7,000円(同一公演、2名同時予約のみ適用)
学生証あり 1,500円

〇チケット予約フォーム(9月17日(日)より)
https://www.quartet-online.net/ticket/quebec2023
メール予約 itij.quebec@gmail.com ①お名前②日時③枚数をご記入ください。

主催 公益社団法人国際演劇協会日本センター
後援 ケベック州政府在日事務所
BS10 スターチャンネル
協力 CEAD Centre des auteurs dramatiques(劇作家センター、モントリオール)