アメリカ暮らし、不妊治療などのつれづれ日記 (original) (raw)
子宮内膜症あり。不妊歴1年半、不妊治療歴8ヵ月。AIH4回、2回めに妊娠&流産、4回目に再び妊娠。アメリカ在住の高齢不妊治記録と妊娠記録。
by formyblog68
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ああ、今日は久しぶりに一人だ!
夫が家にいると、何もしていないのにイライラするようになってしまった。
夫は休みの日でも、仕事と称して一日中書斎にこもっている。
年に一度か二度出かけることはあるが、夫の義務感が丸見えなので疲れる。
とても美しく、小金持ちの街だが、白人ばかりの街なので私はぜったい住みたくない。
本当はクリスマスだって、夫が一人で子供たちを連れて帰省してくれれば一番いいのだ。
世界中のどこの嫁が、婚家に興味があるというのだ。どんなにいい人でも、だ。
子供の心配をすることなく、一人になれるなんて、最高じゃないか。
私は「したいことが何もできなくなるから、子連れで行くならあなたも来て。または私に一人で2週間ぐらい帰国させて」と言ったのに、夫が「子供たちに日本文化を楽しんでほしい」などとキレイごとを並べて、私はつい納得してしまったのだ(今でも悔しい)。
でも思った通り、私のせっかくの「帰省」が、子供に合わせた「観光」になってしまったため、私だけストレスがたまった。
夫が自分の兄弟たちと一緒にフットボールの試合に行くのを楽しみにしている。子連れで行け!と言ってやった。私の一年に一度の帰国は、あいつにとってフットボールの試合観戦と同じぐらいの価値があるのだ。そこで私が「子供たちにもフットボールの文化を味わってほしい」と言ったらどうなると思っているのだ。
私は子連れでホテル滞在、ファストフードのハンバーガーと、ファミレスの洋食しか食べられなかった。
行きたかった地元の喫茶店、美味しいお寿司屋さん、定食屋、ラーメン屋、すべてすべて、行けなかった。
買い物も、子供たちに付き合っただけ。自分のものは何も買えなかった。
子連れでは友達とも落ち着いて話せないから、誰一人会わなかった。
マッサージだって、実家に滞在したとき、気の毒に思った母が「見ているから行っておいで」と言ってくれて、やっと行ったのだ。
夫には、たった一週間のクリスマス、一人で子供たちを連れて実家に帰ってほしい。
夏から夫に対して抱いている恨みがはらされていない。自分でも信じられないぐらい執念深くなってしまっている。
だから、夫が家にいるだけでイライラするんだと思う。
夫といたって何も楽しくない。書斎にこもっているなら、いないほうがまし。
夫が書斎にこもっているのに、私が忙しく家事をするのも腹がたつ。
ああ、家中のものを処分したい。自由になりたい。何もない家に住みたい。何もかもいやだ。
運気が下がっているというのか、感情の引き潮というのか、なんだか最近嫌なことが続けて起こっている。
娘がトイレに入っている間、私はロッカーの間にある長いベンチに座ってスマホをいじって待っていた。
すると白髪の老女が、私の目の前のロッカーのドアを開けて、私に向かってEXCUSE ME!!とイライラしたように言ってきた。
「すみません」じゃなくて、「どいてよ!」という口調だった。
なのになぜ、私の目の前に立って私にどけと言うのか。
私は反射的に立ち上がって隣のロッカーの列に行ったが、すごく腹が立って、大きく舌打ちをして、小声でold biXchとつぶやいた。
客席が段々になっているコンサートホールの、一番後ろの壁際の席に座った。
壁に松葉杖をたてかけたそうにしていたので、「ここに座る?どうぞ」と笑顔で言って、その前の列に移動した。
やがてその子の両親もやってきて、私の後ろの席はいっぱいになった。
するとトイレに行きたくなった松葉杖の女の子が、後ろで立ち上がった。両親は立ち上がって女の子を通すことはせず、「前の座席をまたいでいけ」などと言っている。私の隣にはまだ誰も座っていなかったからだ。
でも、私が立ち上がれば、女の子は壁際をつたって私の前を通れるので、「どうぞ」と笑顔で立ち上がった。
壁にへばりつく私の前を通って行った女の子も、それを見ていた両親も無言のままだった。
え・・・普通、お礼言わない?と思ったが、奇妙な沈黙のあと、私は座りなおした。あほらしい笑顔はひっこめて。
ところが、通路側に一人座っていた男性が立ち上がると、彼に向かって両親が、Thank you!と叫んだのだった。
なんだかすごく感じ悪かったし、またあの女の子が戻ってきたときに嫌な思いをさせられるのかな、と思ったら嫌になってしまい、私は席を移動した。すると、後ろから両親の、わざとらしく我慢しきれずもれてしまったような、クスクスという笑い声が聞こえた。
あとから娘に「松葉杖をついている妹さんがいる友達、誰かいる?」と聞いたら、「テスよ」と言う。
テスは、誕生日にも招待したことがある子じゃないの!
でも親があれでは(松葉杖の娘に、冗談にしても、前の座席をまたいで行け、と言うような親だし)、付き合っていてろくなことがなさそうだ。
嫌なことが2つ続いてしまい、久しぶりに以前住んでいた、人種差別的なド田舎の嫌な思い出がよみがえってしまった。
あの町に住んでいたときは、こういうのが毎日だったから立ち直る暇もなくて、どんどん鬱っぽくなってしまったっけ。カミソリで切られたところをまた何度も切られるから、癒える暇がなかったのだ。
いまの街はずっとマシだけど、やっぱり白人90%の街でアジア人はマイノリティーだから、おとなしいアジア人は邪険にするんだろう。
自分が行きたい場所にアジア人がいれば、どけ!という態度でいいと勘違いしているんだろう。
昼間のスーパーなんて、白人の老人老女ばかりで、それはそれは邪険にされるからね。私が通路を歩こうとしても、カートでブロックして平気だから。私が「すみません」と言っても聞こえないふりだし。
でもね、そういう人たちっていうのはこっちが強気に出ても、喧嘩上等でやり返してくるからね。機嫌が悪いときアジア人に八つ当たりしてくるだけだから、こっちが反発したら悪者に仕立て上げられるから。よっぽど裁判でも起こさない限りね。
夫に「老後はカリフォルニアに引っ越したい」と言っちゃった。
でもきっと、どこに行っても嫌なことはあるんだろうから、私がそれを乗り越えるしかないんだろうなあ。きっと日本にいても、どけよババア!とか言われて嫌な思いをすることがあるだろうからね・・・
とりあえず今夜は、いい香りのお香でも焚いて、般若心経でも唱えよう。それしかできない。
もうすぐクリスマス。実はどうでもいいけど、世間的に面倒臭いことが多くて嫌になる。
クリスマスカード、子供たちの先生たちへのギフトカード、義両親へのプレゼント、姪っ子たちへのプレゼント。
結局全部、どこかで誰かが大儲けするのを手伝っているだけに過ぎない。
でもそれを一切やめる勇気がないなら、文句を言わずにやるしかないのだろうなあ。
さて、そんな自分の悪いところを羅列しておきたい衝動にかられているので、今日はやってみたいと思います。
私の一番悪いところは、「ものごとに対して批判的すぎるところ」です。
自分のことは棚に上げて、すべての責任を他人に押し付け、
自分では何も行動を起こそうとせず文句ばかり言っている、これが私の悪いところだ。
今、実は「これが私だ」と書いてから、「私の悪いところだ」と書き直しました。
自己否定さえしておけば、よそからの批判から見を守ることもできるし、結局何も行動を起こさずに済むからだ。
これだけわかっておきながら何も改善しようとしないのはなぜか。
何もしないで文句だけ言っていれば、「能ある鷹は爪を隠す」ふりができる。
自分だってやればできるんだよ、と自分自身をごまかすことができる。
具体的に考えないと、結局同じことの繰り返しになりそうな気がする。
1、車を運転しているとき、ほかの車の運転のしかたを批判しない。余計なこと(反面教師にして感謝したり、自分を反省したり)もせず、ただ事故を起こさないようにと運転に集中する。
2、嫌なことをされたとき、恨んだり仕返しを考えたり、逆に感謝したり反省したりしない。余計なことを考えず、とにかく考えないようにする。ときによっては逃げるのが一番賢いことだったりする。というか、私の人生で、戦ってよかったことなんてあるか?否、である。
3、自分は自分、と、良い意味で自分自身に叩き込む。
5、何か悪いことが起こったとき、犯人探しをしない。どうしたらいいかに集中する。
6、いいことを1日3つ書く。感謝したい人、こと。この世は愛で満ち溢れていることを思い出す。
こんなの10年以上前からわかっていることばかりなのにね。たしか10年ぐらい前にも書いた気がする。
9年経っても何も学ばず、同じところをぐるぐる歩き続けている私。
ずっと不平不満を言いながら、人やほかのことのせいにして、自分は何もせずに生きていこうとしているんだ。
気づいたからには、新しい年に向けて新しい自分になろう!
骨だって5年ごとに全部入れ替わるっていうじゃない?細胞だっけ?つまり、5年前の自分は今の自分じゃないんだって。
新しい自分になりたい。いや、バージョンアップした自分になりたい。
ついさっき、レイキの動画で感動したと書いたばかりだけど、やっぱりこういう講座には私はぜったい行かないと思う。
だって、サイトをチェックしたら、なんと初級講座が32,400円だよ!
これが例えば、1回1時間の8回コースのお値段だったらいいかもしれない。
食事つきなのかと思ったら、「昼食はとって来てください」だって。
ニール・ドナルド・ウォルシュのセミナーのときも思ったけど、スピ系や、自己啓蒙系のセミナー(カラー診断や、整理整頓系も含む)のセミナーってどうしてこんなに高いんだろう。(ニールはたまに無料講座もやってるけどね)
やっぱり、自由になる小銭を持っていて、自由になる時間もある、中年女性向けビジネスって感じだよなあ。
3〜4万円ぐらいなら、たとえ騙されても、うまくいかなくても、話を聞いてもらえたし楽しかったんだからまあいいかと思える値段なんだろうなあ(私はぜったい厭だよ)。
たとえばどこかの会議室をレンタルするとしたら、レンタル代でしょ、仕出し弁当があるわけでもないなら、ペットボトルの水ぐらいは出すとして、そんなの人数にもよるけど数千円でしょ、あとは講師の賃金でしょ。どういう計算で一人3万円以上になるんだろう?
モノを売るより、人の心を動かす商売。21世紀はこれかもしれないなあ。
あーあ、せっかく動画で感動したのに、セミナーの値段で「やっぱりお金は必要だよなあ」って現実に戻ってアホらしくなるんだよなあ。「だまされたつもりで参加してみてください」というけど、だまされたつもりで3万円以上出せる人はそれだけでもう十分恵まれてるんだから、セミナーでまた感動すればいいんじゃないの?(シラー)
思うんだけど、スピ系動画って必ず「お金を呼び寄せる方法」「お金自体は悪いものではない!」っていうのがあるもんなあ。わかっていますよ、キレイごとでは飯食っていけませんからね。でも、そういう動画を見ている人は稼げない気がする。稼げている人はそういう動画は見ないような気がする。
やっぱり心の隙間を埋める商売か。喪黒福造か。人の不幸を飯のタネにしているのか。弱みにつけこむ商売なのか。
なぜこんなにネガティブな反応をしてしまっているんだろう、私。アホらしいなあ。
私はすぐ影響されるたちなので、嫌なニュースや悲しいニュースは目にしないようにしている。
臭いものにはフタか?と言われようと、こんなおばちゃんが政治に関して怒り狂ったり、どこか遠くの悲しいニュースに涙したりして、一体なんの意味があるのか。何が変わるのか。私の目の前には家族がいるし、やらなくてはならない仕事も、家事もある。
ところが、やはりどうしてもニュースというのは耳に入ってくるもので、ここのところ悲しいニュースにやられてしまっていた。
会ったこともない赤の他人の話なのに悲しくてたまらない。
それと同時に、そんなことを感じている自分自身に「なに酔いしれてるの?いい人ぶってるの?何もできないくせに。次の瞬間にはお笑い動画を見て笑っているくせに。人の不幸で感傷的になる偽善者だね」と嫌気がさしている、他人に同情することさえ許さないもう一人の自分がいるのだ。
一体私はどうしたらいいの?と、自問自答していたとき(この年になってもこんなことで思い悩むとは。てっきり「人生とはこんなものだ」と悟れる年齢かと思っていた)、ある動画にいきついた。
「レイキ」なんて聞くと怪しいんだけど、実は、NPO法人日本レイキ協会というところが作成している動画だ。
聞いていたら、私は「エンパス体質」というものなのかもしれない、と思った。
エンパス体質とは、エンパシー(共感)を覚えやすい体質のことで、つまり他人の波長に同調しやすい人だ。ラジオのチャンネルを合わせるように(これは私はすごく納得できる)相手が発している周波数に自分を合わせてしまう。だから、他人のことを自分のことのように悲しんでしまったり怒ってしまったり喜んでしまったりするらしい。
私はぜったいにカウンセラーにはなれないタイプだ。客観的に見られないから。
そういえば家族がどこか痛いと言うとき、手を当てていると、自分の同じところが痛んでくるので痛みがわかったりすることがある。そして自分のその痛い部分に「治れ、治れ」と語りかけながら家族の患部に手を当てていると、気のせいか少し良くなる、ということもたまにある。これは母親としての本能かもしれない。
中年女性がスピ系にはまりやすいのは、もしかして母性があるからかもしれない。でもあまり思い込みが激しくなりたくないので、人に言ったりしたくはないのだが、なんとなくホッとした。私は「特別優しい人」でもなく、「感情的なおばちゃん」でも「偽善者」でもなく、「エンパス体質」なんだと思えばいいんだから。
これは、今まで生きづらかった人が大人になって発達障害と診断されてホッとするのと似ているのかもしれない。
その動画では対処法(相手と自分を意識的に切り離す)も話していた。共感しすぎるのは、自分がブレているからだとも言っていた。そのブレを認識して、意識して元に戻す練習をすればいいらしい。
もう一つ、とても感動した動画があったので、忘備録としてもここに載せておこうと思う。
「自己判断してみよう!あなたの本質、知らないうちに開花しているかも?本質とは?自己嫌悪や家族への怒りの下にあるもの」という動画である。
いつもイライラして怒りと悲しみに満ちている自分が厭だったが、それは根底に愛があったのだった。
聴く価値がある動画だと思う。話し手の女性の声もとても心地よく、スピ系にツッコミばかり入れてしまいなにも学べない固い心を持つ私でさえ、溶解してしまった。
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