『岩崎史奇のコントな文学』 (original) (raw)

『今日も世界で誰かが虚しくなっている。透明人間編』 「すいません、少しお時間大丈夫ですか?」 同じ高校に通う友達の女子と2人で原宿に遊びに来たら、スーツ姿の男の人から声を掛けられた。 「芸能界に興味ありませんか?」 スーツ姿の男は名刺を私の友…

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コントな文学『仕事ができない新人が・・・』 仕事ができない新人が、俺より学歴が上だった。 仕事ができない新人が、英語ペラペラだった。 仕事ができない新人が、空手の有段者だった。 仕事ができない新人が、俺より家賃の高いマンションに住んでいた。 仕…

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コントな文学『一回寝ただけで彼氏づらの男物語』 あるところに、一回寝ただけで彼氏づらの男がいました。 一回寝ただけで彼氏づらの男は、一回寝ただけで自宅の合鍵を作って渡しました。 一回寝ただけで彼氏づらの男は、一回寝ただけで自分好みの服装や髪型…

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『今日も世界で誰かが嘘をついている。超キモい編』 高校3年生で迎えたインターハイ予選。 私達女子バスケ部は県大会まで勝ち進んだが、準々決勝で1点差で敗れて最後の夏が終わった。 試合終了後、私達は監督と一緒に泣いた。 みんな本気で頑張ってきたから…

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コントな文学『週末のイオンのベンチで疲れ果てているお父さん』 遠目からでも、私が見間違える訳がなかった。 かつて私が初めてを捧げた男が、週末のイオンのベンチで疲れ果てているお父さんになっていた。 かつて性欲を満たす為に私を抱いていた男が、週末…

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