さ - ウィクショナリー日本語版 (original) (raw)
出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
さ 教科書体
書き順
主張を強調する。反駁を表す。
- 僕にだってやれるさ
(沖縄の方言)事態の軽い強調を表す。〜のだ。よ。
- ついさっき起きてきたさ
気楽に構えたり、投げやりな気持ちをこめたりする
- まあ、気にしないさ
(「と」や「って」などに後続して)直接経験していないことを紹介する。伝聞を表す
- 昔々、おじいさんがおったとさ
(やや古)疑問詞疑問文で、疑問の語気を表す
- どうしたのさ
文節の切れ目に入れて、語調を整えたり、話が続くことを示したりする。ほぼ同用法の助詞「ね」に比べて相手に確認する意が弱い。
- そこでさ、僕がさ、言ったんだよ
東北方言などで、動作や作用の向けられる方向・場所・相手を示す。「様」が変化したもので、「に」に相当。
- おら東京さ行ぐだ
さあの形もとる
人を誘うことを表す
- さ、行こう。
驚いたり、困っていることを表す
- さ、どうしよう
田植えの時期に関係のあることを表す。
強調する
時間を表す語について、その先のものを表す
(形容詞・形容動詞の語幹に加えて)程度、そうであることを示す名詞を作る。
- 楽しさ
- 静かさ
- 暖かさ
- 金欲しさの犯行
さ
- そいつ。
さ【然】
- そう。そのように。
- (名詞・動詞・形容詞に付いて)語調を整え、語意を強める。
上代日本語においては、接頭辞「さ」を無意志性の主語に、接頭辞「い」を意志性の主語に用いた。[1]
さ
- (形容詞・形容動詞の語幹に加えて)程度、そうであることを示す名詞を作る。
- 恋しさ
- 寂しさ
- (和歌の末句の形容詞の語幹に付き、上の「の(が)」と呼応して)全体を体言化し、感動の意を表す。
- (動詞の終止形に付いて)その動作の行われつつある時・場合の意を表す名詞を作る。
- 行くさ
- 来さ
- (名詞または動詞の連体形に付いて)方向を表す名詞を作る。
- 縦さ
- 入るさ
- ↑ 日野資成 『上代の接頭語「い」「さ」の機能について』