発明 - ウィクショナリー日本語版 (original) (raw)

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

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目次

****(はつめい)

  1. 従来みられなかった新規な物や方法を考え出すこと。
    • (法律)この法律で「発明」とは、自然法則利用した技術的思想創作のうち高度のものをいう。(特許法第2条第1項)
      cf. この法律で「**考案**」とは、自然法則を利用した技術的思想の創作をいう。(実用新案法第2条第1項)
  2. (古風)さとること。理解すること。気がつくこと。
    • 蘭と云い英と云うも等しく横文にして、その文法も略相同じければ、蘭書読む力は自から英書にも適用して決して無益でない。水を泳ぐと木に登ると全く別のように考えたのは一時の迷であったと云うことを発明しました。(福澤諭吉「福翁自伝」)

活用と結合例

発明-する 動詞活用表(日本語の活用

サ行変格活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
発明 しせさ する する すれ しろせよ

各活用形の基礎的な結合例

意味 語形 結合
否定 発明しない 未然形 + ない
否定(古風) 発明せず 未然形 +
自発・受身可能・尊敬 発明される 未然形 + れる
丁寧 発明します 連用形 + ます
過去・完了・状態 発明した 連用形 +
言い切り 発明する 終止形のみ
名詞化 発明すること 連体形 + こと
仮定条件 発明すれば 仮定形 +
命令 発明しろ発明せよ 命令形のみ

****(はつめい)

  1. (古風)利発賢明
    • 日ごろ御発明なあなたです。ここの道理のわからぬことはありますまい。(倉田百三「出家とその弟子」)