●不動産プチバブル、終わっていますが。 (original) (raw)

この2~3年間、近隣の『相続ラッシュ』で『土地売却』が進んでいる。我が家を中心に『東・南・西』の三方が『ほぼ、1年ずつズレて解体、造成、建売の新築工事』が続き『騒音や振動で、うんざり』している。

【写真:南側に建った『建売』のチラシを見ると『焦り』が伝わってくる】
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◆いかに『モノ知らずのアホ』を見つけてくるかが建売販売の仕事か?。
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こんなチラシの『うたい文句』に引っかかるヤツは、

仮に『実質第二地銀級の住宅ローン審査』が通ったとしても、

10年も経てば『カネに詰まって手放す』のがオチだ。

大阪の地銀二行も『レベル的には第二地銀』と同格なので、

あえて、ここから先は『第二地銀』と言い切る。

第二地銀が『50年ローン』を通すって・・・。

そもそも、合併を繰り返す第二地銀が『50年先にあるのか?』。

まあ、銀行が破綻しようが『債権は、どこかの金融機関に移るだけ』。

せいぜい、無理して『10年後』には『競売』とかになるのは、

火を見るよりも明らかである。

現状は『不動産が活況』とは言い難い。

単に『相続ラッシュ』で『相続人が不動産を売り飛ばして現金化したいだけ』。

その『購入した土地』を寝かせておくわけにもいかず、

購入した不動産開発業者は『仕方がなく、解体、造成、建築、販売』と、

これまた『現金化して「回収したいだけ」』で『仕事だからやってるだけ』。

要は、アホな客を見つけて押し貸し、銀行から入金されたら『あとは知らん』だ。

不動産が動いているとか『そんなんは「どうでもよく」』、

開発会社は『抱えた案件を商品化して売るのは仕事だから仕方がなく』なのだ。

工務店やらは『入ってきた案件やから、仕事やし、しゃあないし・・・』。

これがホンネである。

難儀やな・・・と思うのは『これから団塊世代の相続ラッシュが本格化する』だ。

今、近隣の3階建ての新築販売価格が『35百万円~47百万円』だ。

二世帯の『持ち家』を売り飛ばして『新築で二世代(ニコイチ)』もあるだろう。

この需要は『介護施設が不足するため、基本は居宅介護してもらう』。

仮に二世帯の家が持ち家、あるいは親の家が持ち家だとかで、

多少の『頭金相当で売り飛ばせられれば、ローンは何とか組める』

それでも、25~35年である。

仮に『今、50歳の段階ジュニアが三層の家を買う』としたら、

完済するのが75歳から85歳ということになる。

はっきり言うが『完済時には耐用年数に到達する』わけだ。

要するに、25~35年かけて、完済時には『ボロ家』を、

今から長期ローンを組んで買う、ということ。

だったら、最初から『安価なボロ家の連棟を買えば?』と思う。

仕事も私生活も犠牲にして、将来のボロ家を買い、

第二地銀』のために働くのは、あほとしか言いようがない。

そもそも、50年間も『安泰』なわけがなかろう。

この50年間も、経済の浮き沈みや乱高下があったし、これからも続く。

かつて『木津信用組合が破綻した』。

これは『三和銀行が扱いにくい不良案件を木津信に押し付けた』のだ。

今、同じようなことが『第二地銀』を窓口に繰り広げられている。

中には30歳くらいで『50年ローン審査が通る』というのだから、

世も末だと、私は思う。

ま、10年後あたりに『10年落ちの中古三層住宅』が出回るだろう。

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

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