自分中心レポート (original) (raw)

中学時代の友人と会った話

先日、私は、中学時代の友人と

久しぶりに会いました。

友人がこのブログを見て、私に

連絡をくれたのがきっかけでした。

会う日時もとんとん拍子に決まり、

私たちは、私の住む街で会うこと

になりました。

最後にあったのが高校生の時だったので、

待ち合わせで、友人に気づけるか、少し

だけ、心配しましたが、事前に、互いの

見た目の特徴を伝えていたので、当日は、

すぐにわかりました。

握手を交わすと、私たちは、近くの

ファミレスに移動しました。

そこで、3時間ほど、話をしました。

彼との思い出話は、たくさんありましたが、

その中で、特に印象に残った話がありました。

それは、こんな話です。

彼の話によると、当時、私が卒業文集用に

絵を書くことになったらしいのですが、そ

れを期日の前日に担任の先生から、頼まれ

たので、私は、徹夜で仕上げたとのことで

した。

そして、当日、その絵を無事渡すことが

できたらしいのですが、私は、徹夜で、

寝てないということもあり、給食の時間

になって、その担任の先生に「気分が悪

いから、家に帰らせてくれ」と頼んだと

いうことでした。

その時、担任の先生は、

こう言ったのだそうです。

「あなたは、自分がきついのをただ、

アピールしたいだけでしょ」

私は、いかにも、自分が言われそうな

ことだなと思いながら、その話を聞い

ていました。

そして、最近、家で、この話を

家人にしました。

丁度、その時、家人との間であった

出来事がこの話に似ていたからです。

私は、家人にこう言いました。

「あの時は、売り言葉に買い言葉だったよ」

恐らく、当時の私の言い方は、

こんな感じだったのでしょう。

「俺は、徹夜してまで、絵を描いてきたのに、

何で、先生は、俺を家に帰らせてくれないん

だ!!」

私は、この話が今の私のものの見方に

似ていることに気づきました。

それは、家人と言い争いになった時に

家人に対して、私が言ったことがその

時の私とそっくりだったからです。

言い争っている時に、私は、自分が

家人の何に怒っているのかに気づく

ことができました。

「何で、あんたが俺の決定権を

握り締めてるんだ!!」

私は、自分のことまで、家人が決めて

いたことに腹を立てていたのです。

「ああ、それを怒っていたのか」

「そう言われると、あの時、担任の先生に

対して、怒ってたのも、そういう感じだっ

たんだろうなあ」

私は、それに気づくと、友人のこの話は、

今回の家人との出来事を暗示していたよ

うに思いました。

あの時、気づけなかったことに

今回、気づけたのです。

私は、また一つ、自分の言動パターンに

気づくことができてよかったと思いました。

友人とは、また会うことを

約束して、別れました。

私たちは、久しぶりに会って、とても

楽しい時間を過ごせたのでした。