ターコイズブルー色のワイン、夏の仏リゾート地で人気 (original) (raw)

8月10日、フランス南部、地中海沿岸のリゾート地セートで、涼し気なターコイズブルーの色をしたワイン「ビンディゴ」(Vindigo)2000本が販売された。スペインから輸入されたもので、ブドウの品種はシャルドネ。(2018年 ロイター/Antony Paone)

[セート(フランス) 10日 ロイター] - フランス南部、地中海沿岸のリゾート地セートで、涼し気なターコイズブルーの色をしたワイン「ビンディゴ」(Vindigo)2000本が販売された。スペインから輸入されたもので、ブドウの品種はシャルドネ。

このワインは、天然色素のアントシアニンを含む赤いブドウの皮を通じてろ過したもので、鮮やかな青い色をしている。価格は1本12ユーロ(約1500円)。

現地観光客からの評判は上々だ。シンガポールから来たというノラさんは、海辺のレストランでこのワインを味わいながら「色がいい。夏にとって完璧な色だ」と称賛した。

スペインでは2016年にも、Gikという新興企業が青いワインを製造したが、「vin bleu」(仏語で「青ワイン」)というラベルがフランスの厳しいワイン規制に抵触し、同国の店から撤去されてしまった。

ビンディゴのマーケティングを担当したルネ・ルベール氏は、ロイターに対し「注文した品は2カ月で売り切れるだろう。誰もが欲しがっている」とコメント。「大規模スーパーからの注文は断っている。フランスでは、小さなワイン業者や食料品店で売りたい」と話した。

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