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南アフリカ、ICC脱退を正式に撤回 国連に通知
By ロイター編集
2017年3月8日午前 6:54 UTC前更新
[国連 7日 ロイター] - 南アフリカは7日、同国の最高裁が国際刑事裁判所(ICC)からの脱退は「違憲で無効」と判断したことを受け、ICCからの脱退を正式に撤回した。
国連のウエブサイトよると、南アフリカは国連のグテレス事務総長にその旨を通知。3月7日付の国連の文書によると、脱退撤回は「即有効」になる見通しだという。
南アフリカは2015年、大量虐殺や戦争犯罪に関与したとしてICCが逮捕状を出したスーダンのバシル大統領を逮捕せず、ICCから非難されたことを受けて、ICC脱退の意向を表明。昨年10月、国連に脱退の意向を通知していた。
ICCを巡っては、アフリカ諸国が不公平に標的とされていると懸念を強めていたほか、南アフリカは外交特権を認める同国の法律と相いれないと語っていた。
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