ジュニア競技テニスの世界 (original) (raw)

でも、競技テニスの世界は少し違います。選手コースに入るためには入会テストがあり、一定のレベルをクリアする必要があります。

やる気も必要だがスキルが重視される競技テニスの世界

技術が伴っていないと入ることができないクラブがほとんどです。中にはやる気を重視しているクラブもありますが、それでもある程度の技量は求められます。

選手コースに入る子どもたちは、小学3年生くらいから、早い子では小学1年生くらいから入る場合が多いようです。その時点で一定レベルに到達するためには、幼稚園や小学1、2年生の時期からしっかり練習しておく必要があります。もしお子さんを選手コースに入れたいと考えているなら、できるだけ早めに取り組むことをお勧めします。

(この点については、また別の記事で詳しく書こうと思っていますが)私の息子の場合、小学2年生から週1回のテニスを始めました。当初は特に選手コースを目指していたわけではなく、のんびりと楽しむペースでした。しかし小学3年生になり、本人が「選手コースに入りたい」と思った時には、レベルが足りず間に入れませんでした。その結果、1年間ほど準備期間として足踏みする時間ができてしまいました。

入会テストに不合格だった場合は、いったん一般のジュニアレッスンで技量を高め、その後、再チャレンジするということになります。ただし、通常のジュニアレッスンで週1~2回の練習を続けても、選手コースのジュニアたちとの間には実力の差がどんどん開いてしまいます。選手コースと一般コースでは練習の質も量もまったく違うからです。

競技テニスをしている小学6年生の父です。

息子が低学年のころ、週1回インドアのテニススクールに通わせていた時は、「テニスってセレブなイメージがあるけれど、意外とお金はかからないんだな」と思っていました。

しかし、選手として競技テニスの世界に踏み入れると、そこにはプレイのレベルだけでなく、費用面でもまったく別の世界が広がっていました。

地域によって異なる部分もあるかもしれませんが、我が家の場合、月額で次のような費用がかかっています。

これらを概算すると、合計でなんと月12万円にもなります……!

ガットは今はひじに負担をかけないようナイロンを使っているのですが、そろそろ切れにくいポリエステルに変えていこうと思います。