やる気だけでは入れないテニス選手コース (original) (raw)
でも、競技テニスの世界は少し違いました。選手コースに入るためには入会テストがあり、一定のレベルがないと入れないのでした。
やる気も必要だが最低限の技術は必要
選手コースの場合、技術が伴っていないと入ることができないクラブがほとんどではないでしょうか。中にはやる気を重視しているクラブもありますが、それでもある程度の技量は求められます。
選手コースに入る子どもたちは、小学3年生くらいから、早い子では小学1年生くらいから入る場合が多いようです。その時点で一定レベルに到達するためには、幼稚園や小学1、2年生の時期からしっかり練習しておく必要があります。
息子の場合、小学2年生から週1回のテニスを始めました。当初は選手コースなる存在があることも知らず、通常のジュニアレッスンを続けていました。
小学3年生になり、本人がもっと本格的にテニスをしたいと訴えてきたため、いろいろ調べる中で選手コースの存在を知りました。
ただ、彼の実力では3年生の時点で選手コースに入ることはできず、「プレ選手コース」に入ることになりました。
最終的にはプレ選手コースから選手コースにステップアップすることができたのですが、プレ選手コースは練習が週2日しかなく、週4回・5回と練習している選手コースの同学年の子供たちとどんどん差がついていくなあともどかしく見ていました。
やる気があってたくさんの練習をしたいのに、それがかなわないというのは親目線で見ていてつらい時期でした。