今はもう食べられない職業、iモードサイト退会遷移複雑化プランナー : 市況かぶ全力２階建 (original) (raw)
2015年10月31日
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今週のSPA!は「5年後に食えない職業」。「5年前に食えてた職業」が面白い。AVパッケージカリスマデザイナー、写真フィルムスキャン技術者…切ないですね。このコーナー、私もimodeサイト退会遷移複雑化プランナーとして出られます。 pic.twitter.com/qLVZIL6d5G
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2015年10月27日
「退会しますか？」 「本当に退会しますか？」 「退会をやめますか？」 …はいっ。最初からやり直しです！
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2015, 10月 29
仕事には農耕型と狩猟型というのでしょうか、2種類のタイプの収益があります。たとえばIT業界だと狩猟型は営業してサイト開発等を請け負うわけですが、納品してドカンと1回お金をもらったらそれでおしまい。零細規模だと納期に追われて次の営業をしてないと売上がゼロになる月も…。
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2015, 5月 1
農耕型はサーバー保守やレンタルサーバーなど、ちょこちょこ世話をすれば売上が安定して積み重なっていきます。中でも受託していて、これは儲かるなー！と思うものにiモードサイト運営というものがありました。適当に世界の名画などを50枚も集めて、月額300円などで提供します。
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2015, 5月 1
携帯代と合算請求でわかりづらいので、気が付かずに3年≒1万円でも名画にお金を払うお客様たち…。休眠会員と呼ばれ、会員がいかに早く寝るのか、各社工夫をしていました。退会リンクを押したら「ご利用ありがとうございました！」と大きくだして退会したと誤解させるとか…。
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2015, 5月 1
退会ボタンを押してから実退会までの率をベンチマークに、同業他社が1ページ退会アンケートをはさんだら、自社はさらに3ページの退会アンケートを作る。各社ゲスい切磋琢磨し、受託を受けていたサイトでは95%くらいは月に1度も使わない休眠会員となっていました。
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2015, 5月 1
こうなると5%しか働いてないようなもの。サーバー費もかからない、サイト更新も誰も待っていない。クライアントもこちらもほとんど何もせずにお金が入り続けます。一生これで生きていくのか…と思った頃にジョブスのせいでスマホの波がきて、みんな職を失って死にました。
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2015, 5月 1
当時最も成功した広告会社は夢と希望を語り、新卒採用には1万人以上が応募してきたというが、狭き門をくぐり抜けた先にあったのは、ひたすらエロマンガの入会バナーを作る仕事だったとか…
— Kei Nishiyama (@ashikagunso) 2015, 10月 31
フォーなんとかドットコムさん、10年前はピーク時で純資産700億円ほどあったけど、今じゃその100分の1だもんなあ...。
— Takayuki Tanaka(パピコ) (@papico_chupa) 2015, 10月 31
技術力に見るべきものはなく、コンテンツもお客様に喜ばれるものを提供したことがなく、退会しづらいページを作る才能だけがある我々に生きていくすべはありませんでした。
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2015, 5月 1
imodeサイト退会遷移複雑化プランナー、てめぇだったのか
— 世界の牡蠣 (@kasa_script) 2015, 10月 28
ごめんなさい。
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2015, 10月 29
EC事業部（痩せ薬とカラコン販売）、メディア事業部（当たらない懸賞サイト運営）、システムソリューション事業部（出会い系サイトのさくら代行）…他部署に配属された同期はみんな死んでしまった。退会遷移複雑化プランナーとして持ち場を与えられた僥倖に感謝。
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2017年5月9日
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